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タイムマネジメント能力と仕事の質を上げる!!(前篇)

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皆さんこんにちは。9月に入り1週間が経過しました。
まだまだ暑いですが、少し秋らしい感じも出てきましたかね・・・
自宅の前の公園では、爽やかな天気の中で子ども達が野球の練習をしています。
自分も小さいときは、土日はほとんどサッカー少年ライフだったことを思い出しますね。

今日は「タイムマネジメント能力」と「仕事の質を上げる」
といったテーマについて自分が研修などで講師として話している内容の一部を
ご紹介したいと思います!!

効率的に仕事をしたい。
仕事の時間管理をしっかりできるようになりたい。
仕事ができる人だと思われたい。

というような気持ちは一般的な社会人であれば皆さん持っていますよね。
しかし、その結果は人によって大きく差がひらいていることも事実でしょう。
先日のブログ記事で「仕事の因数分解」という話をしましたが、
今日は、仕事は「緊急度」「重要度」という因子で分解することからスタートする!!
 という話。

緊急・重要マトリックス

上記は「緊急・重要マトリックス」と呼ばれるもので、「7つの習慣」を
読まれた方はご存じかと思います。
とても有名な仕事の時間管理の概念ですよね。
上記の因数分解を使うと、今あなたが抱えている仕事のレベル(度合い)は
4つのカテゴリーに分解されます。

 A ⇒ 緊急でありかつ重要な仕事
 B ⇒ 緊急であるが、重要ではない仕事
 C ⇒ 緊急ではないが、重要な仕事
 D ⇒ 緊急ではないし、重要でもない仕事

皆さんは、一つの業務をしているわけではなく、毎日複合的に業務を進めなければ
ならない状況でご自身の仕事と向き合っていることでしょう。
さて、そこで、ちゃんと仕事をABCDに分けて考えてから
取り組んでいるでしょうか??
まあ普通に考えれば、いちいちマトリックスなんて用意しなくても
自然となんとなく分けて取り組んでいる人が多いかと思います。

給与をもらってその価値を提供するという責任のもとで
仕事をしている人(社会人)の場合、
そのなんとなく・・・が後から大きな問題やミスを引き起こすケースが
少なくありません。

仕事ができる人とできない人の差異は・・・

 ①緊急・重要度における業務分類を正確かつスピーディーにできるか?
 ②その意識をして日々自分の仕事や業務に取り組んでいるか?

というところからはじまっていると思いますね。
(もちろんこれがすべてではありませんが)
上記のクセづけこそ、あらゆることで進化していくポイントだと思っています。

まずは、
自分の抱えている業務を上記のマトリックスのABCDに正確に分類できる力が必要です。
例えば、業務の指示を受けたときに、すぐにカラダを動かして、
私は”頑張り屋” ”やる気満々”であることをアピールする人もいますが、
私はその姿勢にあまり好印象をうけません(>_<)
あ~ちゃんと考えて仕事をしない傾向の人だろうな・・・と思ってしまいますね。

私は20代前半の頃、まだ分類する力が不足していたので、
自分の業務を雑紙にすべてタイトル出しして、そのすべてに対して、
緊急・重視度を判断基準にしながら、進めるべき優先順位①、②・・・
とそれに何時間、何日に終わらせるといったデッドラインを決めることを
先輩から強制的に習いました(^◇^)
それはカラダに染みついているので、当然今でも一緒です。
(もちろんスピードは10倍くらいになっていますが・・・)

これは、ある程度経験を積んでいく中で覚えていくことでもありますし、
そのセンスみたいなものもあるのですが、毎日ちゃんと意識している人と
無意識で仕事をしている人では、そのプロセスの中で大きな力の差がついてしまうのです。

緊急性が高いAおよびBの業務については、やる気がちゃんとあり、ある程度の責任感
がある人材であれば、頑張って対応している業務かと思います。
(アウトプットレベルではなく、取り組み姿勢や遂行レベルという意味で捉えて下さい)
しかし、仕事の質を上げるというテーマでクローズアップしなければいけない
業務カテゴリーは
「C」に分類される業務なのです。

緊急ではないけれど重要だと思っている仕事に対してとる
あなたの行動傾向がキーポイント!!

まあ、今は忙しいから、他の緊急性の高い仕事があるので・・・
なんて理由で見て見ぬふりをしている方はいませんか?? 
重要だとはわかっているけれど、少し業務内容がめんどくさいし、
慣れていないから、簡単で責任が重くない仕事(主にDの仕事)をして、
「私は仕事をやっていますよ~」というふうにまわりに見せかけたり、
もしくは自分の本心に嘘をついて、現実逃避したりしている時間が多い人
いませんか??それが仕事の質を下げる要因になっていることを知らずに・・・

「C」の仕事に対して、見て見ぬふりをして、現実逃避して、
ほったらかしにする時間が多ければ多いほどその人の業務カテゴリーは
「緊急性」の高い仕事のウェートが多くなっていきます。
Cの仕事は、時間が経過すれば必然とAの仕事に移行していくことはわかりますよね。

つまり、Cをほったらかしにしている人の行く末は、「後手後手」の状態で
毎日必死になって業務遂行する状態になってしまうということです。

時間がない中で、数々の仕事が降りかかってくると・・・・
まあ、時間がないんだからこのくらいでしょうがないな!!とか、
俺はこんなに忙しく頑張っているんだから、少しくらい質が悪くても理解してくれよ~
・・・なんて自分の都合で考え出してしまう
人も多いように感じています。 もちろんそんな状態では、
心身ともに疲労度があがるので、自分の本来持っている実力も発揮しにくくなるはずです。

これが、仕事の質が上がらない人(まわりから信頼されない人?)
の特徴だと思いますね!!
だって、いつも忙しくて時間がなくて、落ち着いて考えたり、
準備したりする時間がないのですから。
そして、それは自分で引き起こしている問題なのに、他人やまわりの環境のせい
にしている
わけですからね(>_<)

ということは、「C」の業務に対して、計画的に段階的に的確に業務遂行できる
人材はタイムマネジメント(時間管理)と仕事の質を高めるコツをつかんでいる人
だとわかりますよね。

 ★緊急事態に振り回され、かつ時間がないからという理由で仕事の質に妥協する人

 ★自分の抱えている仕事を的確に分類分けして業務遂行できるから、仕事の質が高い人

あなたはどちらを目指しますか?? あなたならどちらの人を信用しますか??

答えは明確だと思いますが、私も含めてなかなか完璧には行かないのも現実でしょうね。
でも、お客様に喜んでもらうことを本気に一生懸命考えて仕事をしている人であれば
自然とそのような仕事の進め方になると思いますよ~。。。
そういう視点では、そのような労働観や人生観も、仕事の質に影響を与える大きな因子
になっている
と思います。

少し自分の仕事っぷりについて、見つめ直してみるのも必要かもしれませんね!!
今日はここまでとしましょう・・・

次回は、これらの概念から派生するプラスαのより深いメッセージを
贈りたいと考えています!!

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