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素直は成長する人の条件!!しかし・・・

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12月に入り、最近はかなり寒い日が続いていますね。
週末になぜか”銀だこ”が無性に食べたくなって、代々木公園を散歩
して原宿に行く際に撮影したショット!!
落ち葉の風景もなかなか季節感があってよいものです。

成長する人の特徴として、いろいろな人から話を聞くと・・・

「素直」という答えが返ってくることが多いものです。

前職である船井総研時代にインプットした「成功の3条件」・・・

 ①素直 ②プラス発想 ③勉強好き

この「素直」の捉え方・考え方として、以前のブログで以下のように解説をしました。

素直とは、いろいろな定義があると思いますが、私の定義では
自分の軸をしっかり持ちながらも、あらゆるものやことや人を”受容”できるということです。
すぐ人の言っていることややっていることを否定する人がいますが、そういう人は成功しないようです。
やってもないのに、体験もしていないのに、否定する人も多いですね。
まずは、”受け入れる”ことが大切。そうでないと自分のちっぽけな発想や考え方の範囲
だけで生きていくことになるので、幅の広い人間にはなれないということでしょう。
独りよがりで頑固すぎる人は残念ながら、成功しないようです。
「素直」とは最良の知性である!!ということですね。
後輩や部下には、「バカになれる天才であれ!!」とよく言っていましたね~
それまでは優秀だったからなのか、変なプライドが邪魔をして素直になれない若手が
たくさんいたものです。私もまだ20代でしたが・・・

実際の記事はこちらです⇒
「成功するための意識&行動変革はシンプル!!だけど奥が深い!!」

この内容については、本当にそう思って書いているのですが、
最近いろいろな体験や人と接する中で「素直であること」に対して、少し勘違いをしているな~
と感じる人に遭遇する機会が増えています。
なので少しプラスの解説を!!

簡単に言うと、「なんでもかんでも受容すること=素直」という誤認(>_<)

例えば、親が言うこと、先生が言うこと、先輩や目上の人が言うこと・・・
なんでも素直にハイと返事をして、そのまま実行する・・・
それが素直だと勘違いして、そんな素直な自分に酔っている人が増えていませんか??

それってここで定義している「素直な人」ではなく「ただのイエスマン」だと思います。
「自分で考える」という責任感や自立のステップから逃げている人とも思います。

そんな人は、私の経験則から言うと、
偏差値や内申点の高さを自分の存在価値だとインプットされて今まで生きてきてしまった人、
「そうあるべきだ!!」と親やまわりから継続的なプレッシャーを受け続けてきた人、
いわゆる世間的には”優等生”と思われているタイプの人に多い傾向だと認識しています。

まわりや親や先生や友達・同僚・先輩から自分がどう見られているかをものすごく気にして
生きている人
といってもよいかもしれませんね。

「いい子(人)だと思われ続けることがその人の最大テーマ」
みたいな人かな(+_+)

そんな人達は、長いものに巻かれていれば、最大公約数的な行動をしていればそんなに悪く
思われるリスクが軽減されるということで、いろいろな人に対して素直な自分を演出している・・・
その素直って違うんじゃないかな~??と思うのです。

だって成長しよう、学ぼうとしている素直や受容ではなくて
自分の評価や見られ方を気にしてやっている素直や受容の演出じゃん!!
と思うのです。

そういう人に限ってそんな自分の評価が崩壊したとき、
非常にもろい一面があるものなんですよね~
ちょっと怒られただけで、「もうダメです・・・」みたいな情けないガラスのハートちゃん(>_<)

「誰かに怒られてしまう自分を受け入れられない人」
つまり、”怒られ慣れていない人”が増えているな~と感じる今日この頃です。
すべてがゆとり教育の弊害とは言いませんが、多少の影響はあると思いますね。
具体的な現象としては、社会人1年目ですぐにフェードアウトする人が急増中・・・ということです。

もう一つの視点でお話すると
怒られ慣れていない人ほど、へんてこりんなプライドがあるんですよね~
へんてこりんなプライドは素直の大敵!!それって成長の大敵!!

そんな人の特徴で共通する現象=

「すぐに謝れない」(>_<) なんだかんだ言い訳をする」
 

ですよね。そんな現象に遭遇したことある人も多いのではないでしょうか・・・
だから、自分は若いメンバーには「「バカになれる天才であれ!!」と言っていたわけです。

人それぞれの素直さの違いってなんとなく見え隠れするし、察知できてしまうんですよね~

自分の軸となる考え方や原理原則を創り上げていくために、いろいろなものを受容
していくのは非常に大切なことですよね。
若いうちは特に大切かと思います・・・
その確からしい自分軸や原理原則と照らし合わせながら、いろいろなものを受容
し、そこに肉付けしていくことで成長していけるのだと思います。

素直さを演出して人に嫌われないように一生懸命頑張っている時間は
その人にとって成長している時間なのでしょうか??
本当に成長するための、素直さを理解しないと意味ないよな~と思います。

そんな気持ちをスッキリさせてくれる”偉人の言葉”をご紹介。

自分の身に降りかかった事は、
すべて嘆いても嘆いてもどうにもならんことは、嘆いてはならない。
受け入れよ。素直に受け入れよ。そうすれば、必ずそれはあなたの人生に生きてくる。


素直な心とは単に人に逆らわず、従順であるということではありません。
何ものにもとらわれず、物事の真実と何が正しいかを見きわめて、これに従う心です。
素直な心になりましょう 。
素直な心はあなたを強く正しく聡明にいたします。」


BY 松下幸之助

私の経験則からも、
上司や先輩やその他の人に”従順すぎる人”はあまり成長しなかったな~ (>_<)
だって、それって自分で考えることから逃げている証拠ですからね!!
逆に上司やリーダーはそういうところを見抜くことができないとまずいですよね。
 
「うちのメンバーは本当に従順で、自分の指示に対してなんの文句も言わず・・・」
そんなチームは、”上司のご機嫌とり&ロボット集団化”している危険性ありですね(>_<)

※ロボット集団とは、誰かの指示がないと何もできない・何も動かない集団という意味

素直という言葉は、シンプルだけど奥深いものですね。

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