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新年度スタート!!成果や結果を出せるチームづくりを目指して

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入園・入学おめでとう。 就職、入社おめでとう。といった言葉が飛び交う
新年度がスタートしましたね。
月曜日に教職員研修でご訪問した園の園庭で見事に咲いていた桜・・・
今週も先週に引き続き研修の講師としての時間が多くなっております。

そして、昨日と今日はご支援先の「方針発表会」のサポートでした。
そして、明日は経営相談で名古屋へ・・・

月曜日に訪問した幼稚園は、昨年度年間2回の教職員研修依頼をいただき、
今年度は年間3回の研修依頼をいただいている園。
その第1回目の研修でした。

副園長先生との打ち合わせで今回いただいたテーマは、
「仲良し集団とチームワークの高い集団の違い
 について理解する!!」

確かに、仲が良いことはいいのですが、そこにはメリットとデメリットが共存していて、
仕事への集中タイムと仲良しタイムの切り替えやけじめがつけられない人達も多い。
う~んそれをどのように理解してもらおうか??とこちらは考えるわけですが・・・
今回は、チームワークのポイントを理解してもらうためのコミュニケーションゲーム
を皆さんにやってもらいました~

このゲームはチーム対抗で、各チームリーダーの指示に基づいて全員で
条件をクリアするということが主旨なのですが・・・
やってみると、競争原理が働いてけっこう盛り上がるんですよね~
楽しみながらチームワークのポイントを学んでもらうときに、私がよく活用するゲームです。

チームワークを因数分解すると・・・「チーム」と「ワーク」

チームとは? ⇒ 2人以上の集団
ワークとは? ⇒ 目的を持って行動したり、活動したりすること
 (ただなんとなくやるのは作業)

つまりチームワークは、2人以上の集団が目的を持って互いに協力して、活動すること。

そのために重要なのは??

★目的(ねらい)と目標(ゴール)を共有すること
★上記を実現するための、計画(プラン)や進め方について役割分担&最適化すること
★そのために、質の高いコミュニケーションをはかること(打ち合わせや意見交換)

まあそんなことをゲームをしながら体感してもらうのですが、
同じような条件クリアを3回ほど繰り返す中で、打ち合わせをしてベクトルや気持ちを
揃えたり、共通のルールを決めたりすることが、どれだけ仕事の質を高めるために
効果的なのかを学んでいただきました。

そして、そんな高いチームワークで活動をしている職場の裏側や実態を
DVDで見ていただくプログラムも研修に加えました。
一流の組織や結果や成果を出している組織が裏でどのような努力や工夫や
チームワークを発揮しているかを知っていただきたかったからです。

そのインプットから自園で応用して活かせることを整理整頓して発表してもらい研修終了。
4人の新人職員の方々も先輩達との研修を通じて、何かを感じとってくれたらうれしいですね。

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そして昨日と本日は、「方針発表会」 サポート!!
園の思いや大切にしていること(ビジョン)を全員で共有して、それを個人目標や学年目標に
ブレイクダウンするために行ってもらっています。

組織のマンパワーには限りがありますから、
マンパワーの”選択と集中”が重要ですよね。

何のために、どのように頑張るのか??
それを、しっかり皆で考えて、具体的な目標設定とアクションプランに落とし込むことが大切です。

以前私は「やる気の法則」という言葉を習いました。

1:1.6:1.6の2乗の法則・・・

なんの目的もなく、ただなんとなくやっている仕事(やらされ仕事)の効率を1としたとき、
その効率を1.6倍にするためには、その仕事の必要性や意義や価値を理解させること
更に効率アップするためには、仕事の分担で適材適所を図り、各人の長所を活かして
仕事に取り組ませること・・・

そんな法則です。これってチームワーク&組織マネジメントの面でも重要な視点なのです。
人材育成や子育てやスポーツのコーチングなどでもすべてこの考え方は応用できるはずです。

運営者として理念やビジョンそして教育目標の実現レベルを高めていきたければ、
当然、自園の教職員・スタッフとして働く仕事の意義や使命や価値を本人たちに理解させること
が重要であり、チームの中での役割分担も長所をなるべく活かせる体制にしていきましょう!!
ということですね。

このような考え方を私がコンサルティングさせてもらっている園では重視してもらっていますし、
それを実現するステージや環境の一つとして「方針発表会」を導入してもらっています。

ただなんとなく頑張っている人が多いチームや組織のままでは、
優秀な人ほど、その組織レベルに嫌気がさして退職していくことになります・・・
逆に言えば、なんとなく仕事をしていればいいと思っている人が残っていきます(>_<)

上記のようにしたくないのであれば、
働く意義や、教育者として誇り・使命感を感じとってもらうために、
園のトップは、先生方にいろいろな方法で良い刺激を与え続けていくことが
大きな仕事になる
わけです。
 
成果や結果を出せるチームは、
目的を共有し、各自が力を注ぐべきことを正しく理解し、それを実践でき、
プロセスよりも結果や成果にフォーカスできる自己責任型のチーム
だと考えています。

そんなチームを創り出していくことも自分の役割であり、コンサルスタイルだと認識しながら
より多くの方々や組織とクロスしていけたらと思います!!
 

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