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規則とオリジナリティーの関係??

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今日から2泊3日の関西出張中。
今は兵庫県にてブログを書いています!!

『規則のある中で、
 いかにオリジナリティーを作れるかが大切である。』

このフレーズは、先日テレビで、ビートたけしが語っていた言葉。
ある若い出演者が、自分の個性を社会が理解してくれない・・・といったような嘆きを
語っていたときに、間髪入れずにズバリこのフレーズを語ったのであります。
思わず、すごく共感したので即座にiPhoneにメモをとりました

テレビでふとした瞬間に語る、たけしのフレーズには、
とても奥深く、考えさせられる内容が多いのです。
しかもシンプルな表現でズバリ核心を!!

自分はいつもそんな言葉を注意深く拾ってしまいます。
なんだか自分のアンテナが反応するんですよね

確かに、”個性尊重”という言葉がもてはやされてはおりますが、
制約や条件や規則やルールのないオールフリーな世界なんて存在しないわけですし、
社会に生きていれば、なんらかの条件設定や規則があるのが当然です。

時間的制約

金銭的制約

環境的制約

その他たくさんの制約・・・

そんな数々の制約の中に自分が置かれていることが普通の状態(日常)なのですが、
なんの規則や条件やルールもない自分が思うままにできる異常な状態を求めて
今を嘆いている人も多いように感じています。

『今、そこにある現実をちゃんと受け入れる強さを持つ』

これは、人間が進化していく成長していく上でとても大切なことではないでしょうか。

船井総研ではこれを『必要・必然・ベスト』という言葉で教えられました。

今そこにある現実は、

必要があって与えられていること

必然だから自分に降りかかっていること

そして、それ以上でもそれ以下でもなく今こそベストであるという受け入れ方をしなさいと・・・

自分の経験則やいろいろな人たちの生きざまから感じることは、
そこに制約や規則や条件があったからこそ、それを乗り越えて何かを成し遂げた
ことに大きな価値を見いだせる
のではないか!!ということ
だからこそ、そこにより大きな達成感を感じることができるのではないでしょうか。

「あの条件の中でよくそこまで頑張った!!」

「あんな大けがをしたけれども、よく復活して最高の結果を残した!!」

この厳しい条件や環境の中だからこそ、
将来そんな称賛を多くの人達から受けられるチャンスが今の自分に与えられていると、
前向きに逆境を楽しむことができる人こそ、本当に強い人間なのではないでしょうか。

そして、成長できる人なのではないでしょうか。

一方、あーだこーだとできない理由を並べて、絶対に存在することはない
自分の理想とするオールフリーな世界を追い求めて、
規則のある日常、制約のある日常をちゃんと受け入れようとしない人も存在しますよね。
 
自分の与えられている今を「必要・必然・ベスト」と受容している人からすると、
ただの言い分けにしか聞こえないし、ないものねだりのわがままにしか見えないのでしょう。

仮に、自分の都合の良い条件がすべて揃った状態で何かを成し遂げたとしても・・・

「あんな良い条件だったら誰でもできることだ!!」

なんて言われるのが関の山かと思います 
つまりまわりからの称賛はなくただの自己満足で終わってしまうことでしょう。

オリジナリティーは一人ではなく対象や相手があって成立すること。
オリジナリティーは自己満足では成立しないということ。


ということは、

『オリジナリティーとは今自分のまわりに存在している
制約や条件や規則や逆境を乗り越えるプロセスを
思考錯誤しながら乗り越えることで確立されていくものである』

と考えてもよいのかもしれませんね!!

毎日必ず存在する制約や条件や規則やルールの中で、自分らしさを追求していくこと
が真のオリジナリティー・個性を確立する王道なのだと思いますね~

本日は、テレビ番組で語った、たけしのちょっとしたフレーズから
自分の見解を整理してみました。
 

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