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ブランド創造 ~大切なのは形ではなく、気持ちをそろえること~

20140805

毎日の猛暑がすごいことになっていますね
そしてこの時期は、私の友人などでもちょっと早めの夏休みをとって旅行などに出かけているメンバーもちらほら・・・

そんな旅行先の一つになっているかもしれない? この素敵な写真の場所。
ひと目見てどこだかわかる人もいますかね~
旅行好きな人であればわかるかもしれませんね。その場所は・・・

『星のや 軽井沢』

自分もだいぶ前から必ず宿泊したい宿に選定しているのですが、なかなかチャンスを確保できずに、いまだに行くことができていない憧れの宿のひとつ!!この施設を運営する「星野リゾート」も、個人的に注目している会社のひとつ!!

リゾートの再生請負人と言われる星野佳路社長が、けっこうメディアなどに登場する機会が多いので、そんなときは、何かとアンテナが反応してしまいます。

そんな星野社長が語っていた言葉を本日はご紹介。

20140805②

~ブランドを作り、育てる~

 『大切なのは形ではない、まず気持ちをそろえることである』

ブランドはポジショニングが確立していくことで、集客獲得コストは減り、ブランド戦略に沿った商品作りがしやすくなります。結果として売り上げも安定していくし、それはやがて持続可能な競争優位性につながっていきます。
 
ポーターによると、誰かがしたことを「より上手に行う」のは戦略ではない。
うまくいってもさらに他の人がまねるため、すぐ追いつかれるからです。
ではどうすべきか。ポーターは「ディファレント・セット・オブ・アクティビティーズ」と呼んでいますが、違うセットの活動に持ち込んでいく必要があります。
ブランディングの狙いは持続可能な競争優位性にあります。

 星野リゾート社長 星野 佳路 

CLPとしてブランド育成・構築というテーマで仕事のご依頼を受けることも増えていますが、そんなときに、自分が意識していることが集約されたメッセージだと思いパソコンにインプットしてあった文章です!!

先日、ある有名な幼稚園の園長先生と久しぶりに、お話する機会がありました。「27年度からの新制度改革に向けて、どのような展開をするのか?」というテーマは今、すべての幼稚園につきつけられた大きなテーマでしょう。

そして、その園長が
「中長期的な戦略の中で今から自分のミッションとしてやらなければならないと考えていることは何か?」という問いの回答として熱く語ってくれたことは・・・

 『ブランドの再構築』

今でも、その幼稚園は人気園であり一定のブランドを育て、維持しているのですが、それを一度壊して、また再構築しないとどこかに甘えが生じる・・・という危惧をされての意見でした。

まさに、星野社長やポーターが言う

『持続可能な競争優位性』をどのように創り出すか??

ということに対して挑戦し続けるというトップとしての決心なのだと思いましたね

CLPとして大切にしていること、そしてお客様と共有していきたい考え方は・・・

 ①『ハードも大切であるが、ハートがもっと大切であること』

 ②『ブランドは、人が創る』 ということ!!

つまり、組織改革、組織力、個人力の強化こそがブランディングであるという考え方。これは、施設(ハード)をつくるのとは違って、大金を投じれば必ず実現できるというものではありません。

だからこそ、価値があるのであり、持続可能な競争優位性の根源になるのだと思って、コンサルティングサポートをしています

星野社長がおっしゃる、働く全員が自由に発言できる場所を作る風土構築の中で各人から発せられる建設的な1つひとつの意見が、未来のブランドにつながる源泉になっているのだと思います。

だからこそ、気持ちをそろえるところからスタートしなければならないのでしょう!!

今日は、素敵なリゾートでの夏休みを勝手に妄想しながら、ブランド育成・創造について簡単に1つの考え方を整理してみました。

そして、明日から、皆さんがよく知っているであろう日本酒トップブランドの構築背景を学びに1泊2日で新潟に行って来ます!!

明日も暑そう・・・  

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