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2014年度 第4回 尊徳塾 開催!!

第1回尊徳塾プレゼンシート【20140418】

ここしばらくブログ更新ができず・・・
ここ最近は久しぶりのハードワークを強いられていまして・・・

昨日は、今年度4回目の『尊徳塾』が開催されました。

「尊徳塾」は株式会社登龍館主催の
幼稚園・保育園若手経営者勉強会。


私と野口芳宏先生がメイン講師を担当させてもらっていますが、

野口先生が教育面の講義、そして私が園運営や経営面の講義ということで
役割が分担されています。

そして昨日は、モデル園見学会ということで、
先日の弊社主催セミナーでもお世話になった『パール幼稚園』
見学させていただきました!!

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午前中は、園内&年長クラスの朝の会を見学!!

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子ども達の姿勢(立腰)、発声、歌声、集中力・・・
それをナチュラルに清らかに導く担任の先生の姿。
子ども達の素敵な未来が確実に創られているという空間と時間に
胸が熱くなる瞬間でした

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園内環境も魅せ方、伝え方、表現センス・・・そんなところに学びがたくさん
あったように思います。

そして午後からは会場を移動して、いつもの勉強会。
講師は、パール幼稚園 野村園長、野口先生、そして私の3人!!

第一講座は、野村良司園長の講義

『今、幼稚園経営に必要なこと』

特に今回は人材育成、組織作りについての内容がメインとなりました。
キーフレーズだけ抜粋します。

”自分と向き合う心” ”逃げない気持ち”を育てている
・自分が存在すべき空間をつくる
 ⇒自分のユニフォーム姿を見て、”かっこいい”と思える先生を育てる

『家族的つき合い』を大切にしている

【採用条件は2つ】
①同じ方向を向いてくれるか
②この先生のためなら頭を下げてもいいと思わせるものを持っているか

【パール幼稚園の育成ベース】
「楽しいと感じる」 ⇒ 「できるようになる」 ⇒ 「できるから楽しい」
「できるから面白い」 ⇒ 「面白いから夢中になる」 ⇒ 「得意になる」

【いい先生になるためには?】
①求人と採用こそ育成のスタート
⇒マナー研修は意味がない、仕事観と人生観のインプットが大切
 (採用のパターン)
★お見合い型(教授にお願い・・・断れないデメリットあり)
★恋愛型(実習生、卒園生とのご縁)
★合コン型(採用イベントに来ている学生に自ら声をかけていく)
★ナンパ型(光る原石を自ら採りにいく)

②求める人材像の明確化
⇒共通の優先順位と共通の価値観を教えて行くことが大切

③いい先生像の共有化
⇒気高く、優しく、清らかに
⇒真面目に、陰日向なく、人生を豊かに

④パール幼稚園を語らせる
⇒口コミは自らが発信している言葉で決まっていく
⇒何を語るか・・・美意識
⇒あるべき姿を明確にする際に伝えていることは、最低の条件(BUSUの条件)
これをやったら「NG」を伝えたほうが納得しやすい

⑤どんな幼稚園にしたいのか?・・・理想の共有化
⇒入園説明会は、園長と保護者が約束をする場所である
園長が伝えた約束が、現場で実現されていなければ約束を破ったと認識される
先生達にそういうことを自覚させることも大切である

 『ブランドは人が創り出す」

⑥人に軸を置きつつも、人に左右されてはならない
⇒保護者の心理・・・〇〇先生だったらいいけれど、××先生は嫌だな・・・
⇒”属人的ブランド化”傾向が強すぎても組織力は高いと言えない

⑦創立からの歴史や思いを見つめることが大切
★原点を見つめる・・・あり方が整理される
★長所と短所を見つめる・・・やり方が整理される
★やりたいこと(欲)を見つめる・・・魅せ方が整理される

⑧多様な働き方とポジションづくりがこれからは大切
⇒優秀な人材と長くご縁を育むことが、強い組織を作るポイントでもある

第2講座は野口先生の講義

こちらもポイントだけ整理します。

基礎教育は不易である(本物・本質を理解させることが大切)
『本立って、道生ず』(不動の信念を持つ)

・道徳は何か?簡潔に伝えればそれは・・・『利他公益』である!!
 ⇒その逆、「利己私益」であってはならない

【教育勅語についての解説】
※こちらは以前の勉強会の復習的要素が強かったため、その時の記事を
 添付させていただきます。
★人間として最も大切なことは以下の2つである

 ①「忠」・・・国家への忠義(忠誠心)
 ②「考」・・・親や祖先を大切にするということ
 ⇒揺るがない理念の必要性(祖先からのDNAをつないでいくことが大切)

★何を大切にしていかなければならないか?

 その順番は・・・
 父母 ⇒ 兄弟・姉妹 ⇒夫婦 ⇒友人
 ※縦の関係から横の関係へ、そして「家族を大切にすること」が一番!!

 ①修身・・・身をおさめて、立派な行いをするよう努めること
 ②斉家・・・自分の行いを修め正して、家庭をととのえ治めること
 ③治国・・・国を治めること
 ④平天下・・・天下を平和に保つこと

 つまり・・・
 天下を平らかに治めるには、まず自分のおこないを正しくし、次に家庭をととのえ、
 次に国を治めて次に天下を平らかにするような順序に従うべきである。
という儒教の教え!!

★教育勅語の十二徳

 1.孝行(こうこう) ⇒子は親に孝養を尽くしましょう。
 2.友愛(ゆうあい) ⇒兄弟姉妹は仲良くしましょう。
 3.夫婦の和(ふうふのわ) ⇒夫婦はいつも仲睦(むつ)まじくしましょう。
 4.朋友(ほうゆう)の信(しん) ⇒友達はお互い信じ合ってつき合いましょう。
 5.謙遜(けんそん) ⇒自分の言動を慎みましょう。
 6.博愛(はくあい) ⇒広くすべての人に愛の手をさしのべましょう。
 7.修学習業(しゅうがくしゅうぎょう) ⇒勉学に励み職業を身につけましょう。
 8.智能啓発(ちのうけいはつ) ⇒知徳を養い才能を伸ばしましょう。
 9.徳器成就(とっきじょうじゅ) ⇒人格の向上につとめましょう。
 10.公益世務(こうえきせいむ) ⇒広く世に中の人々や社会の為になる仕事に励みましょう。
 11.遵法(じゅんぽう) ⇒法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう。
 12.義勇(ぎゆう) ⇒正しい勇気をもってお国の為に真心をつくしましょう。

 そして最終講座は私が担当。
 主なテーマだけ抜粋します。

1.成長し続ける組織づくりの基本

(1)組織づくりに必要な共通理解
 
(2)成長のためのカルチャーづくり
1)成功のトライアングルとモチベーションマネジメント
2)ビジョンマネジメント
3)長所伸展
4)良い学び・良い言葉・良い思い込み
5)トップ&リーダーの影響力と連鎖
6)自立と相互支援

2.トップ&リーダーシップマネジメントの向上

(1)チームリーダーに求められる学びのステップ
(2)トップ&リーダーの究極の仕事とは?
(3)トップ&リーダーに求められるものは?

午前10時半から懇親会も含めると夜の8時までの濃密な時間となりました。
パール幼稚園から学んだことを参加された園の皆さんが、
うまく『選択・翻訳・転換』して、更なる飛躍につなげてほしいと思いますね。

お忙しい中、見学を引き受けていただいたパール幼稚園の野村園長、そして
教職員・スタッフの皆様ありがとうございました。

今日はこれから、VALUE UP CLUBセミナーです!!
頑張ってきます。

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