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心のコップが上向きのカルチャー作り!!

20160831

   今日で8月も終わりですね~ でもまだまだ暑い日が続きそうです

短期間に、高頻度でもしくは凝縮してモノゴトをすると
成長スピードがあがり、学びが深まる

なんてことはよく言われますよね。

私は、これを時間やモノゴトの『圧縮付加』と言っています

人は、人生のどこかのタイミングで一心不乱に”圧縮付加”することが大切
だと思っていますし、自分にとっては、20代はまさにそんな時間を
過ごしていたと自負しております

当時はかなり心身ともにハードで正直きつい時もたくさんありましたが、
今となっては、そんな環境を与えてくれた会社やまわりの諸先輩方には
大変感謝しています

8月のお盆明けから、月末までの約2週間、
コンサルティング先の幼稚園や、スポットにてご依頼を受けた幼稚園にて
教職員対象の研修をけっこうな頻度でさせていただきました

講師として、各園の先生たちの前に立ち、数時間の研修をするわけですが、
いろいろな園で研修を短期間に高頻度でさせていただいた結果として
気づかされたことは・・・

各園の先生たちの受講態度や

その雰囲気やリアクション等が大きく異なる」

ということでしたね。
基本的に、講師としてのスタンスや立ち居振る舞いを各園で変えている
ということはなく、こちらは同じスタンスで対応させてもらっているのですが、
先生たちの反応や様子は千差万別・・・

かなりおおざっぱに分けてしまうと、

A園:心のコップが上向きの先生たちが多い園

B園:心のコップが下向きの先生たちが多い園

C園:心のコップが上向きの人と下向きの人が混在している園

という違いを今回は色濃く感じる機会となりました

A園は、こちらの問いかけに対する全体のリアクションもよく、それぞれの眼差しに
力があり、メモもしっかりとって、自分の仕事や生活に生かしていこうという
気持ちが伝わってきます。共感度が高い人が多い園です

B園は、こちらの問いかけに対するリアクションはないばかりか、どちらかと言えば皆さん
視線が下向きな先生が多く、それぞれの眼差しに生気がありません。なんだかつまらなそう
に時間が過ぎていくのを我慢している人が多い雰囲気。当然、メモもほとんどとらず・・・
共感度が低い人が多い園です

C園は、上記の人達が入り混じっている感じ。

当然、私としては、A園での研修時間がすごく気持ちの良い時間であり、
エネルギーも高いレベルで発信したくなりますから、昨日ご訪問した千葉県の園では
予定よりも30分も時間オーバーしてしまいました~

皆さんごめんなさい

でも、そういうコップが上向きの人達にはより多くののことをお伝えしたいなと
思うからでもあります

では、この違いは何から生じているのだろうか?
答えは明確です。

『トップ&リーダーの資質(レベル)』

それに尽きるでしょう

トップもしくは現場の主任クラスが、先生たちに日々何を伝えているのか?
そして、伝えていることを自ら実践しているか?

そのレベルに各園で大きな差が生じているからこそ、研修の際にそれが
カタチとなって表れてしまうのです

素直

成長が早い人、どんどん伸びていく人、学習効率が高い人の特徴は・・・

素直』=『謙虚さと受容力』

”謙虚さと受容力とは、常に学び続けようとする態度である”

私の研修では必ずお伝えすることです。
かつて、このブログで上記に関連する内容を書いた記事があるので
そちらは以下をクリックしてご覧ください。

⇒ 『自分と他人と世間の価値基準』

このようなことを、常にトップやリーダークラスの人達が、率先垂範して
大切なことだと伝達し続けているか否か??

そのようなことが継続的に意識的に実践されてきた組織は、
その結果として

『”心のコップが上向きのカルチャー”が築かれていく

そう思います。

その逆に、残念なシーンを思い起こせば、リーダークラスの先生が
メモをとる様子もなく、視線も上の空で研修を受けている態度の園もあるわけです

コップが下向きのカルチャーが蔓延している組織では、正直な意見として
あまり研修などやっても意味がないと感じています

私も研修費用をちゃんといただいて対応しているわけですが、
自分で言うのもおかしいですが、”もったいないな~” と思うときもありますね
もちろん、私の研修内容やスキルがまだまだな部分もあるかもしれませんが、
正直なところ、コップを下に向けられたら限界も感じてしまいます

同じコストをかけるなら、より効果的な時間にしたいと思うのは当たり前。
そのための最大限の準備こそ・・・

『組織全体の心のコップを上向きにしておくこと』

そして、それは、まさにトップ&リーダーのとても大切な仕事だと思うのです。

①自ら率先垂範(組織内のモデルとなる)

②成長するためには、素直・謙虚・受容が大切であると伝え続ける

①②を実践し続けているトップ&リーダーが存在する組織こそ
研修を受ける準備がしっかり整っている園ではないでしょか・・・

何かを学ぶことも大切だが、それ以上に
学ぶ姿勢を整えておくことのほうがもっと大切である!!

そんなことを実感し、あらためて大切なことであり、根本・本質であると
気づかされたここ数日の研修ウィークでした

明日は兵庫の保育園にてコンサルティング
こちらの園は、年間5回程度の訪問にて対応させてもらっています。
もちろん、全体研修も予定されているので、そんな話もちょっとしてみようと
思います~

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