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人が集まる仕掛けと装置を作る!! ~バーチャルよりもリアルが大事~

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今日は天気が良かったですね~
日曜日も天気がよくて、家族で出かけたところは近所の公園
(渋谷はるのおがわプレーパーク)・・・

その日、開催されていたイベントは、

『0歳からの外あそび!
ちっちゃい子のためのぽかぽかプレーパーク』

主催は、渋谷の遊び場を考える会

奥さんと子ども達がちょこちょこ遊びに行っている
渋谷区の子育て支援センターでこの案内をゲットしたらしく、
我が家から徒歩1~2分の公園で開催されているということもあり
足を運んでみました~

ある程度は、イメージできていましたが、なかなかのにぎわいで
ちっちゃい子ども達を連れたファミリーがたくさん遊びに来ていましたね

ざっと見まわしても、100組以上のファミリーが楽しんでいました

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プライベートタイムではありますが、
いつものようにどうしてもアンテナがピコピコ反応してしまうわけで・・・

これだけのにぎわい、そして人が集まっているポイントは、

『ターゲットが興味を持つ仕掛けの集合体を作ること』

それぞれの企画がコーナー展開されていて、好きな場所で好きなように
家族と子ども達が時間を過ごしています

それらの仕掛けとなる企画は・・・

①子ども服・絵本どうぞコーナー
 小さくなった大切な服、大好きだったもう読まなくなった絵本。おさがりどうぞ。
 ※おさがり子ども服、絵本の当日の持ち込み歓迎です。

②ダンボールでアート
 ダンボールはおうちになったり、車になったり、電車、お店、机、トンネルくぐって
 みたり。絵だって描けちゃう。

③みんな大好きまーるい砂場
 小さい子は砂場が大好き。夢中で穴を掘ったり、お山にトンネル作ったり。
 型で抜いたらお菓子みたい。パパはスコップで大きいお山を作ったり。

④工作コーナー
 どんぐりや木のかけたを使って自由に工作。
 ペタペタスタンプも押しちゃおう!!

⑤自然素材でアート
 大きな紙に落ち葉やどんぐりをはりつけてアートしよう!!

⑥ぽかぽか写真館・情報コーナー
 プレーパークってどんなところ?小さい子の遊びの写真を展示します。

⑦落ち葉のプール
 はるプレのたらい舟は、秋は落ち葉のプール!かさかさこそこそいいにおい。

⑧ゆらゆらするもの
 モンキーロープにハンモック、ブランコ。
 子どもたちはゆらゆらするものが大好き!!

⑨特別企画
・親子でヨガ
 ⇒毎日がんばってるお母さん・お父さん青空の下で心も体もほぐしませんか?
・バースカフェ(おおきな”ござ”に座ってみんなでおしゃべり!!)
 ⇒子育ての不安を言葉にしてみたら、あら不思議。心も軽くなるかもしれません。

⑩そのほかのおたのしみ!!
・ぽかぽかCafe
 ⇒コーヒーや紅茶でホッと一息。
子どもと一緒に七輪で食パンを焼いたり、ぼかぽかプレーパークの
小さな小さなCafeです。
(コーヒー・紅茶50円 食パン10円)

案内に書いてある内容を抜粋させていただきました。
ざっとこれだけの仕掛けが装置となって、たくさんの興味関心を引き寄せている
と感じます

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今回の①~⑩の仕掛けを、1つずつやってもそんなにインパクトはないのですが
これだけ集合させることによって、インパクトは大きくなり、人を集める装置として
機能している事例となるでしょう。

おそらく各々の仕掛けを単体でやっても
これだけの人を集めることはできていないはず・・・

今回のこのイベント&企画のターゲットは・・・・

『0歳からのちっちゃい子を持つファミリー層』となりますよね。

これって、まさに地域の幼稚園や保育園や認定こども園が
ターゲットにしている層そのものとなります

ですから幼稚園等で未就園児向けにいろいろな取組はされていると
思いますが、とても有効なモデル企画になると思います
幼稚園のコンサルタントとしての視点でも当然そう捉えています

『マンネリからの打破』

これも大きなポイントであって、親というものは、子どもに飽きさせないために、

・家では実現できないこと
・普段はなかなかできないレベルのこと
・いつもと違う環境で楽しめること
・子ども達や親同士のふれあいが生まれること・・・

そんな仕掛けや装置を求めていると思いますね

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我が子も不安定で高いところを一人で歩かなければならない遊具に
最初はビビッて嫌がっていましたが、パパの助けを借りながら、一度ゴールまで
たどり着くことができたら、なんだか急に自信満々になって、
「もう1回、もう1回」を連呼して、5回も6回もチャレンジしていました

そして次は工作コーナーに足を運んで、どんぐりやらまつぼっくりで簡単な
作品をつくり、おまけに初めての”くぎ打ち体験!!”
ただ、板にくぎをとんかちで打つだけですが、これも我が子にとっては
貴重な初体験であって楽しそうにやっていました

このような、子ども達のマンネリからの打破は親としても
ありがたい環境ですよね~

そして、工作をやっていれば限られた道具を互いに分け合ったり、
となりの親子が作っている作品を真似してみたり・・・
そんな中で自然と会話や触れ合いも生まれるわけです

そんな瞬間もまさに”マンネリからの打破”となります。
初めて会う人達と自然に触れ合うには、そこに介在する何かが必要なのです
そのきっかけづくりの場にもなっている・・・

まあ、家族で遊びに来て、遊びながらそんなことを整理整頓している
人は自分くらいしかいないとは思いますが

とにかく、幼稚園のコンサルタントとしては、これは幼稚園等で企画して
やるととても有効であり、相乗効果が期待できるモデル事例だと思いました

当然すでにやっているところもあるかもしれませんが、
未就園児を対象にした企画&イベントのブラッシュアップや、
それこそ今まで取り組んできた内容の”マンネリからの打破”
を模索している方にとっては、ある程度のヒントにはなるでしょう

もちろん、このレベルの内容を頻繁に開催することはたいへんなので、
1年に2回から3回、タイミングを見計らって開催するのがよいでしょう。
そんなときは、学生のボランティアなども上手に活用するとリクルートにも
つながるかもしれません

そして、もう少し付け加えておくと、
これが単発で終わるのではなく、ここに集まった人たちが
次の行動を起こしたくなる仕掛けもすでに用意しておいて、そこで
アナウンスをしていくことも重要です

また、それらをアナウンスしていくツールとしては、
SNSやメール一斉配信システム、最近では”LINE@”なども活用
も有効かと思いますね~

そうやって、1+1が2以上になるように、あらゆることを連動させたり
複合的に考えていくことも、モノゴトを効果的に進めていく上で重要な
要素になります。

どんどん ”付加価値をつなげていくイメージ” でしょうか

バーチャルな世の中になりつつある今こそ実は、

『リアルな体験や触れ合いの提供』

『リアルに人が集まる仕掛け&装置づくり』

そんなことが、重要なマーケティングポイントになります。

今回は、家族でちょっと気軽に遊びに出かけたら、
頭も大きく刺激を受けて、アンテナが反応してしまったので、
自分なりに整理整頓をさせてもらいました。
何かのヒントになる方がいらしたら幸いです

でも、ヒントはどこに落ちているかわかりませんよね~
それを拾えるか拾えないかは、その人の意識次第でしょうが、
やはり、あらゆることに興味関心を持って生活すること、そしていつもと
違うことをしてみる、違う場所に足を運んでみることは大切だと思います

明日は、日帰り大阪出張に行ってきます。

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