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ファーストシューズをゲット!! ~土台づくりとポテンシャル~

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先日、1歳3か月になった我が家の長男
最近、よちよち歩きができるようになって、我が家の玄関にある
ぶかぶかの靴をはいて外に連れていけ!!と訴えるシーンが
増えてきたので・・・

おねえちゃんのファーストシューズを購入した新宿伊勢丹に 
本人のファーストシューズを購入してあげました

ちなみに、おねえちゃんのファーストシューズがこちら。

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一通りリサーチしていますが、ファーストシューズのラインナップ
としては、アシックスかニューバランスの2メーカーが主流のようです

そして長男はアシックスのファーストシューズをセレクト

ここ最近、外出するときには、お姉ちゃんのファーストシューズを
履かせていたのですが、さすがに男の子がピンクシューズでは
でも、意外と似合っていましたけどね

たかが靴、されど靴・・・
このブログを継続的に読んでいる方であればわかると思いますが、
どれだけ乳児期、幼児期の足がその子に影響を与えるかおわかり
いただけるはずです。その足を支える靴も当然、重要だということ。

ここで、昨年開催した弊社主催のセミナー
『子どものカラダ教育最新トレンド』
今、子ども達のカラダに何が起こっているのか?~

スタディーポイントを振り返っておこうかなと思います

★足の変形と土踏まずについて
 ・土踏まずは、3歳くらいから形成されて6歳くらいで8割できる
⇒2歳~3歳で人による差異が生まれ、体重移動の無駄をなくし、
 体重全体の重みを分散する役割がある

★体重移動の要=足裏のメカノレセプター
 ・床・地面の状態をキャッチして、各関節に指令を与える役割がある
 ・メカノレセプターが機能しない=前頭前野へのスイッチが入らない
 (前頭前野の働き)
①思考する ②行動を抑制する ③コミュニケーションする
④意思決定する ⑤情動の抑制をする
⑥記憶のコントロールをする ⑦意識・注意を集中する
⑧注意を分散する

 ・凹凸や不安定な環境設定の中で、子ども達に足裏や体重移動の
感覚を体感させていくことがメカノレセプターの強化には必要である

★土踏まずと呼吸の関係
 ・土踏まずの形状と呼吸の状態が相関する
 ・体重分散がうまくできていない
→足指・足首の強張り→ふくらはぎが縮む→膝が曲がる→骨盤が下がる
→股関節の可動域が狭くなる→背中が丸まる→呼吸器筋群が働かない
→呼吸機能が低下する→老廃物が体内に滞る→だるい、眠い、泣く

★呼吸は姿勢と関連する
 ・姿勢が悪い人は呼吸が浅くなる
 ・呼吸は自律神経にも作用する
⇒交感神経と副交感神経、2つの相反する作用が常に関係しあって働いている
 ・「快」を知っていれば、「不快」がわかる(=感覚の察知が重要)

 ・子どもに対する経過観察はからだのアクティブラーニング
⇒排便・排尿の感覚を共通する
⇒自律神経のバランスを症状から読み取る
⇒副交感神経の要素を強める
⇒「快」「不快」の反応を共有し、自発的な行動を促す など

★成長の十分条件を得るために毎日意識したいこと
 ①体重移動がスムーズになる取組(各関節を動かす機会を作る)
 ②子どものからだの「強張り」に気づくこと
 「見る」 「触れる」 「動かす」
 ③生活環境の変化を意識(季節・気圧・天気など)
 ④靴・衣類のTPO。からだに合ったものを知る
 睡眠・食事はもちろん
 ⑤大人(先生・保護者)がまず自分自身のからだを大切に!!

そして、セミナーの最後に私がお伝えしたことは・・・

★子ども達のポテンシャル最大化のために
 『人のカラダのベースは6歳までに80%が作られる』
 ⇒子ども達の可能性の幅(器)を最大化する=80%の質の最大化
 『感覚を取り込む力』を育てる
 ⇒正しい感覚がないと正しい認知が生まれない
 ⇒センスの器の大部分が幼児期で決まってしまう

最近、大人の世界におけるコミュニケーションを通じて思うことは、
”感覚を取り込む力”の差が確かに大きい
ということ。
もちろん、その力が欠如している人間は、状況察知能力が低いので
その場に応じた正しい認知や判断ができない・・・

後発的にスキルを学んでも、ベースの部分の
質が高くないので、なかなかその学びが実践力につながらない・・・

コンサルティングの現場でも感じていることですし、人材育成の
相談の要素として多いことかもしれませんね。

『三つ子の魂百まで』

まさに、心とカラダの土台づくりが、その子の人生を大きく飛躍
させるポイント
ですね

  江戸しぐさには・・・

『三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる』

という言葉があるそうです

3歳までは愛情深く、6歳までに基本的生活習慣を、9歳までに挨拶や言葉の使い方、
12歳までに文字&コミュニケーション、15歳までに自然の摂理を実感させる

そんな段階的な養育、教育の大切さを伝達するメッセージでしょう。

我が家の子ども達にどのくらい還元してあげられるかは未知数ですが、
土台をしっかり作ってあげれば、あとは自分で切り開いていけると
思っています

『子育てのゴールは、自立すること』

という話がありますが、土台がしっかりしていないから、年齢を重ねても
自立度が低い人間になってしまうんだろうな~と思います

どんな世界や分野でも、その土台づくりをしっかりすることが
基本的に大切なのでしょう

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