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未来に甘えず今やれることを今やりきる!!

20180121

今週からインフルエンザがだいぶ流行り出しているようです
我が家はまだ誰も影響を受けていませんが、体調管理に気を付けたいですね。

これからのの時期、各地の幼稚園では子どもたちの成長の姿を披露する
発表会が開催されます

音楽(合唱&合奏)を通じて、子どもたちが成長した姿を感じ取る機会
と考えたらいいでしょう

昨日もご縁ある幼稚園の発表会を見学させていただきました
どうしてもこの時期、インフルエンザになって参加できない子どもが
いて、昨日も20人程度がやむなくお休みのようでした

この幼稚園は、2歳児クラス・年少・年中・年長・小学部の5カテゴリー
の子どもたちが素晴らしいレベルの音楽発表をしてくれます

私は職業柄もありますが、いろいろな園の発表会を観る機会に
恵まれていますし、仕事的な視点も兼ねてみている中で、以下の
ような視点を持ってその時間を過ごしています。

子どもを持つ親(保護者)としての視点
・全体のオペレーション・演出・魅せ方チェックの視点
・子どもたちの合唱や合奏のレベルチェックの視点
・子どもたちと先生たちの信頼関係チェックの視点
・会場の来ている保護者の様子チェックの視点
などなど

でも、良い発表会とは何か??と問われたら上記の視点は二次的な
ものであり、その答えは・・・

『子どもたちの姿に感動できるか否か」

それが答えになると思います。

まさに、理屈ではなく心が揺さぶられる瞬間にどれくらい出会えるか
その瞬間にたくさん出会えるシーンが多い発表会がベストと考えます。

昨日は、そんな瞬間にたくさん出会うことができました。

となると、上記の視点のほかに何が大切になるのか・・・

年相応にベストを尽くしている姿
・今まで日々積み上げてきたものを伝えようとする気持ち
・それらを受け止めよう、感じとろうとする保護者や大人の姿勢

そんなことではないかなと思います。

子どもたちが主役となって、その成長した姿を自信を持って披露
できるステージを用意してあげること、そして子どもと大人が
互いに感動できる空間を作り出すこと・・・

合唱や合奏のスキルや技術だけではないものがそこにはないと
いけないのでしょう。

自分の積み上げてきたものを音楽という道具を使って、
まわりの人たちに伝えられたときに、

『最初は大変だったけれど、最後まで頑張ってよかった』

と自分に感動できたとき、子どもたちは本当の意味で成長するのでしょう

どんなことでも、大変さを乗り切った、そして一生懸命やり切った
先には、こんな達成感や気持のよい瞬間が待っている

ということを理屈ではなく、体感覚で感じ取れること、
これが教育で大切な瞬間だと、個人的には強く思っています。

その瞬間を自分で感じ取れた子どもたちは、勝ち組ですね。
そして、そんな子どもたちを導いてきた先生は、その瞬間勝ち組に
なるのです。そして互いに成長できるのです

でも、その逆に、やり切っていない子どもたち、先生たちは
その感覚は得られない・・・心とカラダが疲労するだけになってしまう

その差はステージにカタチとなって表れると思っています。
終わった瞬間の子どもたちと先生たち・・・

勝ち組の姿は美しい!!

そして、自分にはそれまでのプロセスがなんとなくわかるのです
そして、いいチームになっているなと感じるのです

歌いながらいろいろな思いがこみあげてきて涙を流している子がいます。
体調が悪いのに必死になって頑張っている子がいます。

そういうシーンにも感動してしまいますね。

昨日もその幼稚園の園長先生(同年代)と最近、互いに涙もろくなって~
なんて話をしていましたが、私がそこでお伝えしたことは・・・

「あの子どもたちの姿を見て、心が動かない、感動できない人は
幼児教育の現場にはふさわしくないと思いますよ」

ということ。本当にそう思います

子どもたちの歌声には、理屈ではないパワーが秘められていると
思いますね~

そういえば、以前、私の友人でもある元サッカー日本代表の
寺田周平(現フロンターレU15監督)
が、

1ヵ月後の試合、1週間後の試合のことを考えること
よりも、今この瞬間の練習に全力で取り組めているかが大切だ!!
そして、今日もこれ以上ない最高の練習ができたと終わったときに
思えるように今をやりきることが大切だ!!」

そんな話を子どもたちにしていたことを思い出しましたね。
技術やスキルの前に必要なことは、心のあり方なのでしょう

勝ち組になるために必要なことは何か??

『未来に甘えず、今やれることを今やりきること』

子どもたちに感動をもらいながら、教えれているような気がしました。

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