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”把握と伸展&実行の差”が大きな差を生んでいる?

20180914

今週の頭は、関西出張で京都を経由しながら兵庫県にて仕事をしてきました
保育園のコンサルティングなのですが、現在の園児数はちょうど100名。
私がコンサルティングのご依頼を受けたときは、約50名の園児数でしたから
数年で、2倍の園児数になりましたね

これは、その園の皆さんが素直にこちらが提案したいろいろな施策などを
ちゃんと受け入れて、着実に実行をして成長されている証拠だと思います 
そして、研修などを通じて伝えてきたことが、各人の意識改革につながり
日々の行動が変化して進化したからだと思います

毎回、1泊2日でのご訪問になるのですが、職員の方々へのキャリア別研修や
個別セッションや部門会議へ参加してのアドバイスなど・・・
担当者が事前にプランニングをしてくれるのですが、
分刻みでのコンサルティング対応をしています

毎回、1日目の夕方から夜にかけては、全員が参加されての研修会。
今回の大きなテーマは・・・

『長所伸展』

これは、船井幸雄先生が提唱したもので・・・

個人や組織の短所や弱みをクローズ
アップするよりも、長所や強みにクローズアップしてそれを更に伸ばしていく
ことで、より効果的効率的にかつスピーディーに成長していくことができる。

という考え方ですね。

今回、私が講義の冒頭でお伝えしたことは・・・

『長所把握と長所伸展の大きな違い』

これは、自分の経験則で強く思っていることの1つになります。

個人でも、組織でも、チームでも自分達の長所や強みはある程度把握できている
ものです。しかし、上記のフレーズにもあるように、大切なことは長所伸展
ですから、把握しているだけでは不十分であり、途中段階なんですよね~

『それを伸ばすために日々何をどのように取り組んでいますか?』

この質問に自信を持って明確に具体的回答できる人や組織となると・・・
長所を把握している人達の半分以下になるのではないでしょうか

つまり、把握はしているが、そこにとどまっているだけで、更にそれを
伸展させていくための、行動や取り組みを徹底できている人や組織は
以外と少ないということです

この事実が、更に成長して結果や業績を出していく人や組織と
なんだか、成長スピードも遅く、結果や業績も上向いてこない人や組織の
大きな差を生んでいるポイントだと思うのです

それをより大きな枠組みやフレームで考えていくと、

大切なことや今の課題などは頭で理解・把握しているが、
それを更に伸ばしていくとか解決していくための、具体的な取り組みを
真剣に考えて実行できていない人が以外と多い
ということになるのでは??

コンサルティングやコーチングの現場、プライベートの相談の場でも
上記のような状態の人が多いと最近実感しています。

だから、研修の冒頭に上記のようなことをお伝えしたのです。

『大切なことはわかっている・・・
 だけど実行しなければ結果や未来は良い方向に変わらない』

把握と実行の差は、それが日々積み重なっていった将来に
大きな差となって表面化するんだと思います

今回、ご訪問した保育園の園長先生は、園児が2倍になったことは通過点にしか
すぎないと考えていらっしゃる方です。だから、自分もそれで職員が満足の勘違いを
しないように導く必要があると思っています

「更なる進化の方向性やきっかけをどうやって提供できるだろうか??」

そんなことを考えながら、いつもその地へたどり着くまでの電車の中で
自分の頭の中をブラッシュアップさせています

『1つの目標をクリアしたら、また新しい目標と理想を掲げていくこと。』

それも組織のトップ&リーダーの大切な役割ですよね
常にそこは通過点だという状況と意識を作りづづけることが大切なんだと思います。

競争が激しい中で、常に勝ち続けることは並大抵のことではありませんよね。
実際、勝ち続けている人や組織は、上記のようなことをちゃんと理解して
把握しているだけではなく、把握に留まることもなく、
具体的に日々実行し続けている、伸展し続けているという共通項があるのでしょう

今日は、長所伸展法についての最近感じている自分なりの見解を
少し整理してみました。何かのご参考になれば幸いです。

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