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ブランドイメージと大衆化から考える ~伝統と進化の融合~

20181214

個人的に小さな頃から車が好きで、母親と買い物に行けば、必ずと言って
いいほど、ミニカーを買うのが恒例となっていました

当時、父親がポルシェに乗っていたのも大きく影響していると思います。

だから、家の中にはやたらとミニカーが散乱していた記憶があります
そんなパパの影響を受けて、うちの長男も日々ミニカーをたくさん出して
遊んでいるシーンをよく見かけます

今年の3月まで渋谷区の富ヶ谷というところに住んでいました
表参道や原宿も近く、渋谷駅に向かう通り道には松濤という高級住宅エリアもあり・・・
そんな場所だったので、散歩しているときに、道路を行き交う車の種類も
やたらといろいろな種類の外車が多かったという印象が・・・
もちろん車好きとしては、楽しい光景となります

何もそのような場所でなくとも、昔に比べたら、街を走っている外車の数は
格段に増えてきているな~と最近思いますね

メルセデスベンツ
フォルクスワーゲン
BMW
アウディ
BMW MINI
ボルボ
Jeep
プジョー
ポルシェ
ルノー

上記が、2018年上半期の輸入車販売台数の多かった順位だそうです
ベンツは、半年で約31,000台の販売実績で全体のシェアが約18%・・・
そしてフォルクスワーゲンとBMWの販売実績がともに25,000台程度、
シェアが13~14%程度のようです。
そりゃ~これらの上位に位置する外車をよく街で見かけるわけですね~

違う視点でデータを拾ってみましたが、1ヵ月での日本における輸入車の
販売台数は、約32万台
・・・これは、日本におけるホンダ車のそれと同等レベル
だそうです。1年で換算すると、約400万台程度の輸入車が日本において
販売されていることになりますね

よく、ドイツ御三家と呼ばれるブランドは・・・

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『ベンツ』『BMW』『アウディ』

本当にこれらは最近多く見かけますよね。
そういう意味では、『日本における大衆化が進んだ』とも言えるでしょう

一般的に大衆化が進むということは、希少性というイメージが薄れて
しまうことも意味しますよね。すると、そのブランドが希少性があるという
前提で築いていたブランドイメージを維持するのは難しくなるのが普通ですが
上記の御三家は、プレミアブランドイメージをちゃんと維持し続けている

自分なりに、そのポイントとなるフレーズは・・・

『伝統と進化の融合』

伝統を守りつつも、時代に合わせて革新を繰り返しているからこそ
それが成せるのだと

そして、それぞれが良きライバルでありながら、独自のアイデンティティも
ちゃんと区別されて存在しているところもポイント
なのかなと思います

だからこそ、日本の中でもベンツ派、BMW派、アウディ派という客層が
ちゃんと成立していて、微妙にそれぞれの好みや趣向が異なる・・・
これも大切な要素ではないでしょうか

『自分達のスタイルを愛するファンを維持し続ける』

そのために、伝統を大切にすること、伝統に基づくスタイルを明確にすること、
そして革新をすること、それらを高いレベルで成し遂げていくこと
が必要
だと思います。

この御三家ですが、車が好きな人ならわかるでしょうが、すべての車種
カテゴリーで、競合となる車が存在しています。

例えば、ベンツのCクラス、BMWの3シリーズ、アウディのA4という感じで。
最近は、上記の御三家はもちろんのこと、かつてスポーツカーブランドとして
名をはせたブランドが、こぞってSUV市場にもチャレンジしています

まずは、ブランドスタイルのファンを獲得する。それに加えて
その人達に幅広い選択肢を提供できる体制づくりを進める。
それが、業績アップや時代の変化の中で生き残るためには必要不可欠ということ
だと気づかされます。だから、あまり自社の伝統にこだわりすぎるとよろしく
ないことになるってことかもしれまんよね

違う言い方をすれば・・・

『こだわりの方向を正しく調整していく』ということですよね。

個人的に、車に求める要素は・・・

デザイン性、
スペックがハイレベルであること、
ブランドイメージ。
最後にコストパフォーマンス。
 

そんな感じでしょうか。

走ればいいや・・・という人もいるかもしれませんが、
それは人それぞれ違っていいと思います

かつて、ミニカーで遊んでいた少年が、実際に車を持てる年齢になって、
憧れの車を買うために、頑張って社会で成長して力をつけて、その車を
実際に買えるようなお金を稼げる男になる・・・

そんな考え方はもう古いんですかね~??

でも、実際、自分はちょっとそんな動機もあって、
頑張ってきた人間の1人であることは事実です。

最近、若い人たちはあまり車に対する所有欲が高くないと聞きますが、
そんな時代の中で、各種メーカーの進化やチャレンジのカタチが
これからどのようになっていくのかも、個人的には楽しみですね~

今日はちょっと個人的な趣味の領域からブログを書いてみました。

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