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物質的な買い物と経験的な買い物 ~モノよりもコトの時代~

20190831

8月があっという間に終わろうとしています
月末になると、会社のお金の出入りをエクセルの管理表で整理整頓
するのですが、生きていく上でお金はどうしても必要・・・

そして、あと1ヵ月後に消費税が10%になるわけですが、
個人的にはまだぜんぜん実感がわかないのと、世間の駆け込み需要的な
動きもそんなに感じられないのは私だけでしょうか?

日々お金を使って何かしらの商品やサービスなどを購入するという行為を
一生続けていくのも人間の性というもの・・・

皆さんお金を持っていて、その使い方はそれぞれ自由なわけですが、
そのスタンスやタイプは、けっこう千差万別なように思います

たくさんお金があると、どんどん使ってしまうタイプ
貯金をコツコツとし続けるタイプ
量よりも質にこだわって、より良いものにちゃんとお金をかけるタイプ
ある分野にはすごくお金をかけているが、それ以外はあまり無頓着なタイプ
 など

そんなスタンスとタイプの違いの中で、以前こんな話を聞いたことがあります。

『人間は、物質的なものにお金をかけるよりも、
 
経験的なことにお金をかけるほうが幸福度が上がりやすい』

物質的なものとは、服とか靴とか宝石とか家具とか車とか・・・
経験的なこととは、旅行とかイベントとかコンサートとか食事とか・・・

確かに物質的なものについて人と比較しながら話すとなるとそこに値段が高い
とか低いとはなんとなく優劣みたいな感覚が混じってしまう
のかなと思います

経験的なことは、優劣で比較するという感覚はあまり感じられないので、
より多くの人達と話を共有したり、共感したりしやすいテーマなように感じます

それに加えて、物質的なものの価値やその時の満足感はほとんどの場合、
時間経過とともに下がっていく
・・・これは自分の経験則からもほとんど
そうなっているなと思います。

実は、その何かを購入した後よりも、その購入前にいろいろとネットサーフィン
などをしながら妄想している時間が一番ハッピーだったりしませんか?

自分はけっこうそんな感じです。物質的なものを購入したら満足度はそこがMAXで
その後は、次の妄想がスタートするといったサイクル・・・

経験的なことは、時間の経過とともにその満足感が下がるというよりも、
そのシーンを思い出したり、一緒に経験した人と語り合ったりすることで
価値が継続もしくは増幅される違いがあるのかなと思いますね

つまり、『素敵で価値のある経験に時間もお金も投資する』

それが本当の贅沢なのかもしれませんね

素敵で価値のある経験というのは、人それぞれ違っていいと思いますが、
それらを思い出したときに、楽しい気分やうれしい気分や最高の気分や
豊かな気分になれるような経験(コト)なんだと思います

たとえ、その時に苦労したり、大変だったりした経験もしばらくたってから
振り返れば、良い経験と捉えることができたら、それは価値があるのでしょう

以前の上司からこんな言葉を教えてもらったことを思い出します。

『体験から生まれた知識は人を動かす力を持つ
 体験に基づかない知識は人を惑わすものとなる
 そして、知識は活用するチャンスを経て知恵となる』

そんな視点からも、経験や体験に自分の時間とお金を投資することは
大切だとあらためて思いますね

まあ、当たり前ですが、生きていく上で物質的なものは必要ですから、もちろん
そこにお金は使うのですが、経験的なものとのバランスを見直そうという
ことなんだと思います

正直、まだ人間として未熟ですから、まわりにいる人達の物質的な豊かさを
前に、自分のそれと比較をしてなんだか一喜一憂している自分がいるもの事実です。
その感じを完全に取り除けるかといったら正直、難しいかもなとは思います。

だから、完全でなくてもいいので、自分のお金の使い方の配分調整を
より経験的なものにシフトしていくことが大切なんだとは思いますね~

『モノよりもコトの時代』

マーケティング的な視点でも最近、かなりよく使われているフレーズですよね。
まあディズニーランドなどはまさにその代表例なのかもしれません。
ディズニーでは、それを『ハピネスの提供』と表現していますよね。

最近では、登山やハイキング、キャンプなどのアウトドアの市場規模が
拡大傾向にありますが、それもコトの時代の象徴なのかなと考えられますかね

キャンプ分野では、最近では宿泊から飲食まで提供する贅沢なキャンプ
『グランピング』というスタイルが登場して、話題になっていますが、
そんな流れも多くの人達がコトの幅を求めだしていると考えたらいいのでは
ないでしょうか

確かに、上記のコトのシーンには、そんな時間を過ごす人たちの笑顔や楽しく
語らうシーンがイメージされます
それがまさにハピネスであり、幸福感そのものなのでしょう

自然とそんな方向に人は導かれているのかもしれません。
これは良い傾向と言えますね。

モノではなかなか継続的に満たされない時代の中で、日々何かと誰かとの比較に
一喜一憂し、そんな時間の中で疲弊感が蓄積している人が多いのかもしれません

そんな人は、モノではなくコトへのお金の使い方にシフトチェンジ、ウェート
チェンジして、自分の幸福感の方向性を見出していくことができたらよい
のかな
と思ったので、今日はそんなことを書いてみました

今週は少し仕事が忙しく子どもたちとの時間もあまりとれていなかったのですが、
今日は、家族で市民プールに行って、子どもたちと楽しくて笑顔の時間を
共有できました。
お値段大人2人分で400円(市民割引)

うん確かに、400円で十分に幸福は買えますね~ 

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