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人生は二度ある?? ~野村監督から学べる志事観~

20200213

名将、知将という言葉で、優れた監督を表現することはあるが、
間違いなく、その一人である

『野村克也監督』

84年の生涯に幕を閉じられました
 
そのニュースが報じられてからのあらゆる人達の反応を見れば
野村監督が、多くの人に絶大なる影響を与えてきた人物であることが
よくわかりますね

かつて、このブログでも野村監督について書いた記事があったので、
以下にリンクさせていただきます。

『「自ら成長できる人間」を育てる極意!!』

この記事にも書いてあるように、人間を育てる達人だった人ですよね

キーワードを抜き出してみると・・・

『見つける、育てる、生かす』

『三流は無視し、二流は称賛し、一流は批難する』

『自分の価値観を部下に押し付けてはならない』

『教えないコーチが名コーチ』 

人のあらゆる資質を見抜いて、個々に合わせた指導の最適化・・・
言葉では言えても、なかなかできる人はいないんでしょうね

そして、野村監督から発信されてきた数々の名言を今回
ネットサーフィンしてみたのですが、どれも心に沁みる言葉ばかりですね。

例えば・・・

『楽を求めたら、苦しみしか待っていない』

『失敗の根拠さえはっきりしていればいい。それは次につながるから』

『どうやったらライバルとの競争に勝てるかと考えたとき、
 1日24時間の使い方の問題だと思った』

『組織はリーダーの力量以上には伸びない』

『コーチの第一義は、自信をなくしている、目標を失っている選手に
 いかに意欲をださせるかということ』

う~んこういう言葉がどんどんでてくる人って、本当に
学びと経験が人生の中でリンクしている人なんだと思いますね

たまたま、YOUTUBEでダルビッシュ選手が野村監督へのメッセージ
送っているものを見たのですが・・・

昨年のシーズン序盤に、なかなか思うようにならない自分に自信が持てず
もうダメなんじゃないかと相当弱気になって、あきらめモードに突入していた
ときに、野村監督が何かの番組で監督が選ぶベストナインを発表したことが
あって、その投手に自分の名前がセレクトされていたのをみて・・・

そこから、自信を持って自分自身が良い方向に進んでいけるようになったことを
感謝していましたね

直接会わなくとも、そうやって選手の意欲を向上させることができる人って
本当にすごいですよね

それに加えて、彼は一緒にやってみたい監督が2人いるが、そのうちの1人が
野村監督だと言っていました。

他にも、野村監督の一言に救われたとか、影響を受けたという人達は
けっこうたくさんいるようです。

そうやって、一流の選手からもリスペクトされる人は、本当の一流ですよね。
もちろん厳しい勝負の世界で結果もだされてきたということも大きいでしょう。

『一流は批難する』

自己満足が最大の敵だとしたら、その人がそこに陥らないように関わる
ということでしょう。だから、その批難はその人ことを思った優しさということ

一流同士はそれが暗黙の了解でわかるレベルということでもあるでしょう。

”この人の褒められたいから頑張る”という姿勢やスタンスが指導者と選手との
間に成立していることって、すごく重要なことだと思いますね

自分が研修をさせてもらうときのテキストの1つの中に以下のようなフレーズが
あります。

『人生は二度ある。通常の死を迎えるときに、一度目の人生が終わる。
 しかし、誰かの記憶にあなたの存在が残されている限り、二度目の人生は
 限りなく続くのである。この世の誰にもあなたの存在が記憶されなくなったとき、
 本当に人生が終わるのではないか・・・』

『だから、二度目の人生のために志事(世のため、人のために役に立つ仕事観で
 志を持っていつも頑張ること)をしなければならない。』

これも自分で考えたものではなく、ある方からいただいた言葉なのですが、
まさに、野村監督の二度目の人生は限りなく続くのでしょう
それは、野球選手、そして監督業という人生の中で、志事をされてきた証 
ではないでしょうか。

そういう人生に少しでも近づいていけるように、自分も精進したいと思います。

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