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薩摩の教えに学ぶ人生の道標!! ~挑戦&行動の大切さ~

20200227

『薩摩の教え・男の順序』皆さんご存じでしょうか? 

 1.何かに挑戦し、成功した者

 2.何かに挑戦し、失敗した者

 3.自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者

 4.何もしなかった者

 5.何もせず批判だけしている者

歴史を紐解くと、薩摩藩の礎をつくった人物が、島津義弘ですが、
戦国武将として有能だったということから、ファンも多いらしいですね。

そんな島津義弘が残したと言い伝えられているのが、

『薩摩の教え・男の順序』

薩摩藩ではこの教えが代々引き継がれて、西郷隆盛や大久保利通や黒田清隆
などの影響力ある人材が世の中に登場してきた と言われています。

先日、コンサルティング先の会社で、人事評価制度の見直しを社長と幹部
としていた際に、社長からこの”薩摩の教え”のエッセンスを評価のベースに
組み込んでいきたい
というオーダーがありました

けっこう経営者などには知られている教えらしいですが、恥ずかしいことに
自分はそのとき、初めて知りました(勉強不足ですね)

シンプルでわかりやすく、自分の今までお会いしてきた成功者の姿勢やスタンス
にもよくあてはまると思います。

上記5つの内容を大きく2つに分けるとすれば【1・2・3】と【4・5】
に分けることができるでしょう

その2つを分けるキーワードは『挑戦』と『行動』でしょうね

薩摩藩では、挑戦できない男、行動できない男は評価に値しないということ
でも、最近の世の中の風潮といいますか・・・

・できる限り自ら動かず、まわりの様子を見ながら目立たないように佇んでいる人
・特にネットやSNS上で、他人の言動や行動についてやたら批判を繰り返す人

そんな人も多いんじゃないかな~と思う今日この頃
 
まず個人的に思うことは、

自分でやったことがない、経験したことがないことに対して、
自分の感覚だけで否定的なことを言うのはナンセンス
だということ。

自分がなんだか満たされていないからといって、他人を羨ましがって
ただ否定するのは、一番みっともない行為
だということ。
それをし続けても、本当の意味での充足感は一生得られないということ。

そして、そういう風潮の継続が、世の中から挑戦心や行動力を奪っていく
大きな要因になっている
ということ。

『失敗したら何か言われるから嫌だな・・・』
『自分が先に動いて、誰かに否定されたら嫌だな・・・』

そんな考え方や気持ちが増長されていくわけですよね。
そんな世の中や組織やチームになってはいけないんだ!!
という薩摩藩の教えと戒めなのでしょう

【1・2・3】については、人間の成長のプロセスそのものではないでしょうか。
 
例えば、社会人デビューした新人さんにいきなり『挑戦しろ!!』と言っても
何をしたらいいのかわかりませんよね
それは、挑戦するための力や技術や能力や経験などをまだ手に入れていないから。

だから、新人さんだったら、3から頑張ればいいと思うのです。
自分のまわりにいる、かかわりのある人達に、全力で手助けをするということです。
組織で言えば、それは上司や先輩の手助けということになるでしょう。

その手助けのステージの中で、いろいろなことを学んで覚えていけばいい。
そして、挑戦するための力や技術や能力や経験を蓄積していけばいいと思います。

その蓄積は、その人に何をもたらすのか?

それは『信頼』ではないでしょうか。
いわゆる、まわりから1人前と認められるわけです。

そして、まわりから必要とされている自分を自覚した人間が手に入れるものは何か?

それが『自信』なんだと思います。

自分のまわりにいる人達、それはお客様も含むと思いますが、その人達を
一生懸命手助けしていくプロセスの中で、『信頼』と『自信』を手にすることが
そのステージにおける重要ポイント
だと思いますね

その『信頼』に値する力を身に付け、そして自分自身に『自信』を持てた
状態だからこそ、本当の意味での”挑戦”ができるステージに突入できると思います

まだ『信頼』もない『自信』もない人が無理やり何かに挑戦しても、
それは、無謀とか危険という状況に陥る可能性が高い気がしますね。

『挑戦』は自らポジティブであることがとても大切な要素だと思います。
でも、信頼と自信が伴わない挑戦は、言われてしょうがなくやっている挑戦??
みたいになりがちなので、そこには”苦しい”とか”ワクワクしない”という感情が
でてきてしまうような気がします

本当の意味での挑戦ステージに立てた人が、挑戦したらすぐに成功するのか?
残念ながらそう簡単に成功しないのが現実でしょう。

指示されたことを的確にできる力と、0のものを1に2にしていく力、
そして、それを世の中で価値あるものに進化させていく能力は
けっこう異なるんだということを学ぶステージのスタートですからね

そのステージの中では、プチ成功とプチ失敗を繰り返していくものです。
それも大切な経験であり、そのプロセスの中で、成功の確率を高めていくコツ
を体得していくことが重要ポイント
だと思いますね。

ということは、ちょっと失敗したからといって、そこでフリーズしないこと。
このような姿勢もとても大切だということですよね。
そこですぐに頭を切り替えて、次の成功法則の発見に向けて、PDCAサイクルを
まわすことが2から1に進化していくために必要なスタンスでしょうね。

これを私は『リカバリーフォーカス』と呼んでいます。

ミスったからといっていつまでもくよくよしていないで、
次の挽回策を考えよう!!
ということですね。

薩摩藩の教えの最も重要なキーワードは何か?

『挑戦』ですよね。

子どもの頃には、日々好奇心があって、挑戦心があって・・・
ところが、大人になるにつれてそれらがなんだか薄まっていってしまう人
多いような気もしています

その原因で少し思い当たるふしがあるのは、
2の「何かに挑戦して、失敗した者』を賞賛する人よりも、批判したり
袋叩きにする人が多いのではないかということ。

『失敗した』ということにフォーカスがいってしまう
それが一番身近にいる親や先生だったら、日々それが繰り返されていくわけです。
そんな環境が、好奇心や挑戦心を奪っていく

まあいろいろな要因の中で、
満たされていない人が多いんだろうな・・・と思います。
 
フォーカスするところがズレている、と薩摩藩だと怒られそうですよね。

『失敗』ではなく『挑戦した』という気概にフォーカスするということ。
そして、そういう人達をもっと応援して支えていくこと。

自分の仕事をふと見つめ直すことがあるのですが、CLPの事業コンセプト
はそういうことなんだとあらためて再確認できました。

『自らも挑戦し、そして挑戦している人達を応援していくこと』

その結果として、世の中にプラスの力と新しい価値を創造していくこと。

薩摩藩の教えを考察しながら、自分のビジョンはそんなに間違って
いないなと思えたことがうれしいですね。

会社としての挑戦、個人としての挑戦、常に意識してそこに向かって
行動していけるように更に人間を磨いていきたいと思います。

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