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無意識の自覚が一流の証?? ~ある警察官の行動から学べること~

20200418

今日は大雨の土曜日、自粛要請も重なって自宅で過ごしている方も
多いと思います。

先日、ランニングをしていたときに、あるシーンに遭遇しました
自分のお決まりのランニングコースがあって、
葉山御用邸の前を通るのですが、そこにはいつも警備をしている
警察官が必ず1人立っています

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もちろん交代で人は変わるのですが、どの人であろうが目の前を通る人達に
挨拶をしてくれる
ので、自分も気分よくその前を通過しながらいつも挨拶をしています 

先日も同じように挨拶をしようとしたら、

『ガチャーン!!』という音が急に聞こえて、

目の前の横断歩道を見たら、おじいさんが自転車ごと倒れているでは
ありませんか。荷物もまわりに散乱状態

おそらく、重たい荷物を前のカゴに積んでいた影響もあって
運転操作をミスって倒れてしまったのでしょう

自分があっと思った瞬間・・・

その警察官の人は、すでにその場に向けてもう走り出していました

そして、青になって走り出そうとする車を停車させて、おじいさんを起こして
荷物を抱えて、安全なところまで自転車を移動して・・・
幸いなことにそのおじいさんは怪我もなく再び自転車に乗っていきました

もちろん、警察官なんだから当たり前の行動と言ってしまえばそこまで
ですが、自分が感心したのは、

『初期行動のスピードの速さ』ですね。

自分もその場にいたので、もちろん心では助けなきゃと思いましたが
その時点でもうカラダが反射的に動いているその警察官に素晴らしいなと思った
シーンでした 
正直負けたなと

『無意識の自覚』

自分としては、この機能が働いている行動だと思いますね
社会人としてとか、〇〇としての自覚を持ちなさい!!とよく言われますが
実際に、自覚ってどんなことなのか??

先日、前職の上司であり、このブログにも何度か登場している
佐藤芳直さんの講義を聞く機会がありました。

「自分の立場を自覚していない人は三流でしかない。
 自覚をもって行動するという覚悟が二流になるための条件となる。
 そして、その状態を常に継続し続けることで一流になれる。」

そんなメッセージが印象に残りました

自覚とは自分の立場や職業や今置かれている環境で求められていること、
期待されていることを常に意識するということ

ではないでしょうか。言い方を変えれば、

求められていること、期待されていることが
できなかったときの言い訳は通用しないという認識を持つということ

かもしれません。そういう認識、つまり高い自覚を持っている人とそうでない
人の日々の行動の質は明らかに違いますよね

『自覚の差は行動の差につながる』ということです。

でも、実際には多くの人があちらこちらで、できなかったことに対する
言い訳をしているシーンに遭遇するのも事実
そういう人によく言われるのが『自覚が足りない!!』という言葉ですかね

個人的には、足りないというよりも『自覚していない』『自覚ができない』
のほうが適格な表現のように思うことが多いですね。

そのレベルになると、どこに行こうが、どんな職業に就こうがいっこうに
三流から抜け出せない人生になる可能性が高いでしょう

今回のシーンで言えば、警察官にとって何が求められているのか?
挨拶することよりも優先されるのは、市民の安全を守るということですよね

先ほど、登場した『無意識の自覚』というものですが、
高いレベルの自覚を意識しながら日々の行動を心がけて、それを継続し続けた
結果としてその人が身に付けるものが、”無意識にカラダが動く”ということ

なんだと思いますね

つまり、一流とは、まわりから求められていることや期待されていることを
無意識にできてしまう人
とも言えるのかなと思います

『意識し続ける、覚悟し続けることによって無意識でできるようになる』

それが一流へのプロセスということなんだなとあらためて思いますね。
いちいち自覚しなくても、それがカラダに沁みついているわけです。

そういう意味で言えば、
今回登場したあの警察官は、私の中では一流の人だと思いますね

だって、明らかに無意識にカラダが反応していましたから
自分とは比べ物にならないレベルの行動スピードでしたから

おそらくその人は、自覚と覚悟を持って日々継続をしてきた人なんだろうなと・・・
ほんの数秒間のシーンではありましたが、そんなことも考えてみました。

特に、想定できない、準備できない突然の状況の中で何ができる人なのか? 
その人の本当の真価が問われるのでしょう

そんなときに、躊躇なく正しい行動が即座にできる人が持つ共通項が

『無意識の自覚』ということなんだと思います。

今日は、ランニング中の何気ないシーンから一流とな何たるか?を
自分なりに考えてみました。

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