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会議の質を見れば組織の質もわかる??~好循環の創出につなげる~

20200908

ちょっと久しぶりのブログ更新となりました
週末は、ご近所の友人ファミリーと我が家でBBQしたり、プールに
入ったりと、夏の終わりを楽しむ時間を過ごしていました

台風やら、集中豪雨やら・・・この季節になるともうすぐ夏も
終わるんだなと思う自分がいますね

経営コンサルタントという仕事をメインでやっているわけですが、
サポートしているチームや組織の会議・MTGなどに参加する機会は
当然多くなります

昨日もある会社の定例会議に参加。
そして今日もこれから東京駅まで移動してプロジェクト会議に参加予定。

組織にとって、1つひとつの会議の目的は様々だと思いますが、
何かを現状からより良くしていくために話し合うための時間であることは
どこも共通なのかなと思います。

昨日の会社も数年間サポートしていますが、会議の運営体制が、今までおろそか
だったことを反省して、月1回の定例会議は、基本的に社員全員が参加して、月初
の月曜日に必ず行うこと。というルールを決めてから初めての会議

これから、自分もこの会議にはなるべく参加することを期待されています。
昨日、約2時間半程度、じっとオブザーバーとして見ていて感じたことは・・・

会議までのプロセスや準備の体制が不十分だということ。

資料はその当日の朝に配布されて、皆がそれに目を通すのが会議の時間。
だから、担当者は資料をすべて読んでしまい、会議で伝達して話し合うポイントが
整理されていない・・・その結果として1時間で終わらそうとしていた時間が
2時間半になってしまった

上記のようなことは、けっこう多くの組織で起こっているのかなと思っています

それが当たり前の環境であれば誰もその会議の進め方や質に問題意識を持たず、
長年そのようなレベルで進めているところが多いのかな
・・・と感じています。

誰も悪気はないんだけど・・・

『自分が入った会社や組織の当たり前が、そこに所属する人達の
 当たり前になっていってしまう』

だから、第三者的視点が求められていて、自分は会議後に社長とその視点や
今後の改善ポイントなどをすり合わせ
してきました

全体会議、リーダー会議、チーム会議・・・
組織サイズに応じて、各種会議の体制が異なると思いますが、
会議のサイズ感に応じて、話し合う内容のレベルも異なりますよね~

それを、全体会議で全部やろうとしたら、時間がいくらあっても足りない・・・
だから、リーダー達はトップや幹部クラスのメンバーにあまりつつかれる
ことのないレベルで報告できる内容を全体会議までに詰めてくる必要がある
でしょう。
そのために、リーダー会議やチーム会議は存在しているし、事前に他部署の人や
キーマンとのすり合わせなどもしておく必要があるでしょう。

昔は創業メンバー同士でわかりあっているから暗黙の了解で進められた
ことが、会社が成長していくステージに応じて、プラスαのメンバーが
増えていくわけですから、同じようにしていたらズレが生じるのは当たり前

のことだと思いますが、悪しき風習がそのまま残っていて、いろいろな
問題がそこから生じている実態もあるでしょう

『会議のレベルを見れば、組織のレベルもわかる』

すべてとは言いませんが、ある程度、いろいろなものが見える場だと思っています。
そして、会議の質がその後の社員の行動や仕事の質にもつながっていく

1時間も話して・・・結局何も決まっていない会議もある
1時間で、目的・目標・行動計画(プラン)・チェック体制・責任者などが
的確に決まって、組織全体に共有される会議もある。

その会議が終わったあとの、時間の質が大きく変わると思いますね

だから、自分自身はとても定例会やリーダー会議というものは大切にするタイプ
ですね。そこの質を上げれば、成果や業績アップにつながる時間になると
思っていますし、もちろんそこで決めたことを遂行・徹底できるリーダークラス
の力量も大切になります。

そこで決めたことが、次月の定例会でポジティブな成果や結果や内容として
報告され、更にその場で次へとブラッシュアップする施策が検討されていく・・・
そんな好循環を創出するための時間やきっかけになっている会議か否か

それが会議の質というものなのでしょうが・・・

たくさんの組織やチームのサポートをしてきて感じていることは、
その質のギャップがかなりあるということ。

ですから、好循環を創出するための時間にしていくためのポイントや進め方などを
アドバイスして、それを当たり前にできるチームを育てていくことが自分が
期待されている役割なんですよね

大きく区分けしてしまえば、『組織内コミュニケーションの質』であり、
そのレベルが垣間見れるのが、その組織における会議やホウレンソウや挨拶なんだと
思っています。

そのレベルが段階的にあがると、それと連動して成果や成績も上向いていく
傾向がありますし、それは現場の経験則から実感していることです。

逆に会議やホウレンソウや互いの挨拶などの質がいまいちな組織は、
そこからネガティブな余波が広がってしまう傾向もあり、組織内の人間関係や
意思疎通に問題を抱えて退職していく人が増えていく傾向ありですね~

昨日もコンサルティング先の保育園から、人間関係が原因で、
スタッフが休んでいる・・・どう対応していけばいいのか?

という相談がありましたからね。

もちろん、完璧な組織なんてないですから、起こっている現象から、自分達の今
を反省して改善を繰り返す中で成長していくことが大切かと思います。
それを定期的にやっていく場が会議でもあると思っています。

今日は、普段のコンサルティング現場から感じていることをお伝えしてみました。
それでは、午後からアドバイザーとして会議に参加してきます。

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