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既存枠を打破するコンセプトの重要性 ~前例主義でいいんですか?~

20200917

皆さま、4連休をいかがお過ごしでしょうか
各地への動きも徐々に活発化してきているようですが、我が家は
特に旅行にいくわけでもなくまったり過ごしております

昨日、ようやく我が家の2階のプチリビング(子ども達の遊び部屋)
と自分の仕事部屋と3階の多目的部屋に合計3台のエアコンが設置されました
業者さんも忙しいようで、購入してから1か月後の設置・・・
猛暑は過ぎ去ってしまいましたが、 とりあえず、我が家のエアコン環境
については2年の月日を経て、自分のイメージ通りになりました

それでは今日のテーマに入りたいと思います。

今日のテーマは、『既存枠の打破』

人間って自分も含めてどうしても環境に染まってしまう傾向がある
先日、新内閣発表で、大臣が一人ずつ深夜までリレー会見をしている中で、
河野大臣が発した・・・

この記者会見も各省に大臣が散ってやりゃあ、
もう今頃みんな終わって寝てますよね。
それを延々、ここでやるというのは前例主義、既得権、権威主義の最たるもの
だと思いますんで、こんなものさっさとやめたらいいと思います。
ぜひご協力をいただきたいと思います」

その言葉に、自分はとてもとても共感するものがあったし、
なんで、今までこんなことを当たり前のようにやってきたんだろうと・・・

でも、それと同時に多くの組織や場所で同じようなことが
起こっているんだろうな
とも思いましたね。この事例のように、

『前例主義、もしくは前例踏襲主義』

と言われる思考と行動で凝り固まっている人達が
けっこう多いのではないでしょうか

私もコンサル現場で頻繁にそれを体感する場面がおとずれます。

先日ある園長先生と今後の業界の方向性などの話をしていました
子どもが増えていくことはなかなかイメージできない将来ではありますが、
その園は、かなりの投資をかけて、今までの幼稚園という運営スタイルから
近い将来に幼保連携型認定こども園の運営スタイルへと転換を図ります

そんな将来構想の相談の中で、
これからは、幼稚園だから・・・保育園だから・・・
というような話をいつまでもしている人達は淘汰されていくでしょうね

そんな話をお互いにしていました。

例えば、幼稚園を運営している園長先生が、保育園は教育はできないから
・・・なんて話をしているシーンに遭遇することはありますが、
そこで自分が思うことは、だいぶ思考が凝り固まっているなということ。

保育園で、素晴らしい教育方針とカリキュラムで運営しているところなんて
いくらでもあります。逆に幼稚園でもその教育内容やレベルは園によって大きく違う。
その実態を知らないということは世の中を知らないということとイコールでしょうね

そして、今までのように幼稚園や保育園というくくりだけで保護者は選択していない
ですし、ましてや認定こども園というスタイルが登場しているわけですから
なおさらそうなっていきます。

ということで、その園長先生と私が共通して感じている業界内の違和感は、
いつまでも幼稚園側と保育園側で互いに皮肉っている人達が存在すること。

このご時世にそんなことをしている意味はあるのか?

『互いに協力していく姿勢や情報交換してく姿勢、そしてそこから自分達の
あるべき姿を考えて互いに進化していく姿勢が大事である!!』

そんな話に集約されましたね

そんな状況に輪をかけてということではないのでしょうが、
先日、お付き合い先のいつも勉強熱心な園長先生からメールをいただいて、
この夏休みに長野県の軽井沢で今年の4月に開校した

『軽井沢風越学園』に見学に行ってきましたとのこと。(以下HP)

幼稚園と小学校と中学校の一貫校で、東京のど真ん中ではなく、軽井沢という
対象者がそこまで多く住んでいる場所ではないにも関わらず、すでにこの時点で
定員オーバーだそうです

幼稚園は幼稚園、そして近隣の小学校で6年間そして近隣の中学校で3年間というのが
日本人の前例思考であり既存枠でありますが、トータル12年間の幼・小・中の混在校
であり、その前期が幼稚園から小学3年生まで、後期が3年生から中学3年生までという
カリキュラム構成
になっているとのこと。

前期が『自分をつくる時期』 後期が『自分でつくる時期』というテーマで
カリキュラムや環境が設定されているそうです。

そこに全国各地の興味のある方々からのお問い合わせが多数きているという事実。

こういう最新のトピックスやトレンドなどを知ることなくして、既存枠や前例の
中だけで、何かを決めて行こうとすると思考が固いだろうし、アイデアの範囲も
限定的になってしまうと自分では思っています

12年間の混在校というコンセプト、大自然の中でビジョンを共有したスタッフの人達が
成し遂げる既存枠を打破していく新しい教育のあり方・・・
自分としてはとても力強い信念とストーリーを感じますね

だって、既存枠のままが楽ですし、大きな問題やリスクも起こりにくいと誰もが
わかっている中で、そこを打ち破っていこうとするのは大変なこと
だからです

もちろん、お金もかかるでしょう、新しくスタッフも集めないといけない、
その他、いろいろな規制をクリアしなければならないでしょう・・・

大変なことにあえてチャレンジするという人達の姿勢はやはり見習いたいものです。

つまり、人間って既存枠に安心する人もいると思いますが、
既存枠に何か物足りなさや行き詰まり感を感じる人達
同時に存在するんだろうということ。

そういう後者の人達が、新しいコンセプトで旗を上げて、動き出そうという人達
に興味を示すのでしょうし、そこから、新しい未来のスタンダードが作られていく
かもしれないという期待も感じるのでしょう

来週、その園長先生と会食をしながらの個別相談タイム(プチコンサル)
がありますので、そこでいろいろと情報収集できたらなと考えています。
できれば、百聞は一見に如かずですから、自分も近い将来見学には行けたらなと

既存枠と前例踏襲に甘んじるのか、それとも既存枠を打破して新しいコンセプト
からの新しいカタチを創造していくのか、それはその人自身の生き方やそれこそ
ライフコンセプトによって判断が分かれるところですよね。

もちろん、時と場合によっては既存枠や前例も大事にしなければならないとき
はあると思います。でもそればかりだと変わりばえのしないなんだか日々の
ルーティンに埋没する時間が増えてしまうのかなと・・・

個人的にはちょっとそれだとおもしろくない。楽しくない。
既存枠と前例踏襲の話を聞かされてもなんだかつまらない。

だから、新しい動きや変化にはアンテナを張っておくことを怠らないように
することが大事
だなと思いますし、そこからいろいろと自分で考えたり、発想
したりする時間が良質な時間につながる
んだろうなと思います。

『既存枠の打破』

常に頭に入れながら、自分の身の回りのこと、仕事のこと、プライベートのこと
に思考を働かせることは大切。

「これって本当にこのままでいいのかな?」

「このままで特に問題はないんだけど、そろそろ何か変えないと・・・」

「どうもこのやり方に違和感あるんだけど、それはなんでだろう?」

「多くの人がこうやっているけれど、もっとこうしたほうがよくない?」

そういう自問自答を日々繰り返すことで、そのままで済ましてることを
減らしていけたら、未来のステージアップやハッピーにつながるのでは
ないでしょうか。

今日は、既存枠を打破していく姿勢の重要性について自分なりの見解を
書いてみました。それでは皆さん素敵な4連休をお過ごしください。

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