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キックオフミーティング!! ~魂を入れる今日の日を忘れない~

20201109

昨日は、久しぶりの日曜日の仕事

2年くらい前からコンサルタント&アドバイザーとして
新しい幼児教育施設(保育機能付き)の開発プロジェクトに参加
させてもらっています

12月からのプレオープン、来年4月からの開校に向けて、
園舎がようやく完成しました

ということで、昨日は創業プロジェクトメンバーと、
実際に現場で働くスタッフが初めて全員で集まるキックオフミーティング
開催されたので、自分も参加させてもらいました

土地探し、物件探し、建設予算確保などなど、幾度となく壁を乗り越えながら
ようやく完成したモダンでおしゃれで素敵な園舎
を目の当たりにするとやはり
感動しますね

図面を見ながら、こうしようああしようとプロジェクトメンバーと熟考を
重ねた苦労が報われる瞬間なんだろうと思います

今月から正社員として正式採用になる方、そして、今所属してる園で
3月まで働き4月から採用となる方などを含めて10名程度のスタッフと
プロジェクトメンバーが、創設の思いやビジョンを直接共有する大切な日
となりました

初めて顔を会わせる方々もいたので、最初は各メンバーの自己紹介から・・・
そして、創業者2名から、この幼児教育施設開設の思いが語られました

経営コンサルタントを20年やってますが、なかなか本当のゼロから
スタートする事業のこの瞬間に立ち会う機会はそう多くないので、
自分にとっても身が引き締まる思いと新鮮でワクワクする時間となりました

創業者2名は、知る人ぞ知る有名な方であり、それぞれの世界で超一流と
言われる実績を残されてきた方なのですが、時間の経過の中で疑問や課題を
感じ続けて、たどり着いた答えが『幼児教育』

そんな熱い想いがベースにあり、使命感を持って日本の幼児教育のあるべき
姿をより良くするために立ち上げた
という背景があります

社会のトップとして活躍されているお二人からの問題提起とそれを
解決していくための教育のあり方、考え方の話はめちゃくちゃ説得力があり、
自分もとても勉強になる時間となりました

それを実現していくために立ち上げた幼児教育施設なのですが、
その中で一番大切にしているのは、以下の2つ

『自己肯定感』と『レジリエンス』

今の子ども達が大人になる20年後に、どんな社会に直面するのか?
そして、今の日本に起きている問題は何が原因なのか?

元来、日本の教育というものは素晴らしい部分が多く、その点で
世界からリスペクトされているという事実もあるのですが、最近はそれが薄まって
きているのも事実

現に世界の先進国やアジア諸国と比べたときのあらゆる項目の
日本の競争力の減退が顕著にデータでも証明されています

その原因はあらゆることが複合的に重なって起きているのでしょうが、
教育問題という視点のウェートも大きいのではないか・・・

まあ簡単にここ数十年の教育傾向をあげると、
知識の詰め込み、
偏差値や学歴などの優先評価傾向、
異質よりも皆が同じであることを好ましいとする同化偏重教育、
考えさせるよりも決まった回答を覚える教育
など

そんな傾向である程度進んできたのではないか。

だから、大きな欠点がないが、平準化された、皆と同じことで安心する人
育ってきたのでしょうし、それがいざというときの”ひ弱さ”にもつながり、
本来の自己肯定感が持てない、そして、失敗やミスですぐにくじけてしまう
レジリエンスの欠如につながっている。

その子の価値を図るモノサシは1つではない
1つのモノサシで決めつけない、違うモノサシをあててあげたら
輝きだす子どもがいるということを念頭に置いて、子どもに向き合うことが大切。
ナンバーワンよりもオンリーワンを大切にしてあげたい。

ただ褒めているだけではレジリエンスは育たない、褒めるのはタイミングが命
だから、そのタイミングを見逃さないために子どもをしっかり見守ってほしい。

そんな話がありましたが、自分もまさに共感する内容でしたね。

もちろん、素晴らしい立派な人達もたくさんいると思いますが、
割合で考えたらいわゆる”ひ弱な人”が多くなっているのは、社会の現場で
なんとなく感じています

島国である日本でもIT環境やSNSなどの普及により否が応でもやってくる
グローバリズムの波の中で、必要とされていくのは・・・

『日本人としての誇りを持ち、臆することなく堂々と胸を張って、
自分で考えを発信してリーダーシップをとっていけるような人材育成』

それは幼児期のベースづくりからしていく必要があるとあらためて思わされましたね。

そして、その創業者2名のメッセージを聞きながらもう1つ強く感じたことは・・・

『組織はトップで99%決まる』という事実。

おそらく、そのメッセージを聞いていたスタッフの方々は、
自分のこれから参加するプロジェクト(仕事)への使命感を強く感じて
いる雰囲気が感じ取れましたし、自分達がこれから成し遂げていくことの
重要性や大きさにワクワクしている印象が伝わってきました

それは、やはり、トップの創業の思いが明確であり、これからこのチームで
取り組んでいくことは絶対に価値のある未来につながるという期待を抱くことが
できたからなんだと思います。そういうメッセージを創業者お二人のメッセージや
思いから感じ取れたからだと思います

やはり、組織やチームにとってこのような時間はとても意義と価値があり、
そのチームを導くトップの想いと熱意と人柄と魅力が相まってより効果的なものになる
と感じました。

各人がこのチームに参加することは間違いなかったと確信が持てる時間に
なったのではないでしょうか。

同じような企画で開催しても、このような雰囲気になるチームとそうでない
チームがありますからね

最後に全員で円陣を組んだときに、そのトップから出た言葉は、

『今日は魂を入れる日』
『我々に力を貸してください』
『皆さんご協力よろしくお願いします』
『今日の日を忘れません』
 という言葉。

個人的にしびれる言葉でしたね~

そして最後の最後は、『行くぞ、オー!!』でお開きとなりました

いや~、社会的に意義のある使命を持って、新しいことにチャレンジする
チームって単純にかっこいいし、皆さん良いオーラがでているなと思いました

自分もこれからまた新しいステージでのお手伝いになっていくと
思いますが、このプロジェクトの価値ある未来に少しでも貢献してくことが
できたらと思います。

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