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3つの『感』を創り出せる日々にする ~ファンづくりのポイント~

20210119

昨日に引き続き今日は、

『自分のファンをつくっていくポイント』
についてお話したいと思います。

個人的には、コンサル現場でもこのブログでもそうですけれど、
”ファン”というフレーズをよく使います。

基本的に業種業態を問わず、経営や運営をして生き残っていく上で
自分がベースとしているマーケティングの基本概念

『ロイヤルティマーケティング』

ロイヤルティとはいろいろな訳し方があると思いますが、
信頼とか愛着とか忠誠という意味で捉えたらよいですかね。

よくCS(カスタマーサティスファクション)という言葉で顧客満足が
大切だと言われますが、もちろんそうなのですが、満足とは一時的なもの
であり、相対的なものである可能性がある・・・

例えば、値段が安いからという相対的な満足の場合、もっと安いお店が
あればそちらに行ってしまうといったお話し・・・
そういう人の類を”バーゲンハンター”と表現しますよね

ロイヤルティとは更にステージが高いレベルが要求されて、
満足の継続によったもたらされる絶対的非代替の存在になれるか否かという
ステージの実現ということになります

だから・・・

遠くても、不便でも、他よりハイプライスでもいいから、
あなたから買いたい、ここの商品が欲しい、あなたからサービスを
受けたいと思ってくれる人達を増やしていくこと。

こちらからお願いするというビジネススタイルではなく
ファンの人達が積極的にこちらとつながりたいと行動してくれるビジネス
スタイルへの転換と進化を目指して行くこと。

それが、自分なりのコンサルティングの基本的な方向性となります。
それらのプロセスを総称して簡単に言うと『ファンづくり』ということ

そのようなステージを目指して、日々活動をしていくわけですが、その活動
のキーポイントになるのが・・・

『人』そして『コミュニケーション』だと考えています

もちろん商品力が高いこともファンづくりの大前提にはなるのですが、
その強みを生かしながらブランディングをしていく上では、
そこにどんな人が働いていて、お客様とどんなコミュニケーションをとり
続けているのかがとても大切
なんですよね~

では、私の経験則を通じて、そんなファンづくりのために
大切にしたほうがよいと感じている3つの『感』について整理しておきたいと思います。

①親近感②信頼感③期待感

この3つの感については、以前、プレゼンテーションスキルのテーマで
整理した内容なのですが、もちろんロングタームで考えると、普段の
コミュニケーションのあり方でも引用できる内容だと思っています

相手との関係や交流プロセスにおいて、この3つの感を醸成していく
ことで、ファン化されていく
ということですよね

①親近感の醸成ステージ
 ★自己開示を通じて、聞き手との距離間をぐっと近くすることがポイント
共通項を見つけるなども有効なコミュニケーションにつながりやすい
 ★相手の心の扉を開くためには、自らオープンマインドで接する必要がある

②信頼感の醸成ステージ
 ★自身と時間を共有してもらう付加価値がどこにあるのかを明確化する
 ★今までの経験・体験・勉学を通じて専門的に学んできた内容の提供
⇒自分の得意分野・専門的知識や知見を培ってきた背景やプロセスの紹介
この人と話していると学びが多いなと実感してもらうためのアウトプット力
 
③期待感の醸成ステージ
 ★理論ではなく自身の“思い”を伝えることで心を動かすことが重要
⇒自身が語る内容は、聞き手に本気で伝えたい内容である熱意を感じとってもらう
 ★自分本意ではなく相手本意の未来サポート役になる
(アドバイザー・相談役・コンシェルジュ的機能となる)

まあ、この3つのステージを意識しながら、段階的に相手との関係をステージ
アップすることがファンづくりには大切
だと考えています。

普段の生活やビジネスシーンでよりわかりやすく考えてみると・・・

①相手との距離間をぐっと縮める工夫をしているか

②相手に信頼できそうな人だと思ってもらう工夫をしているか

③相手にこの人の話、もうちょっと聞いてみたいな・・・
 と感じてもらう工夫をしているか

①②③において、それぞれ更なる工夫や努力の余地は皆さんあることでしょう
それを日々意識して、相手への対応を丁寧にしていくことがファンづくりの
ポイント
だと思っています

上記のステージを上手に工夫して、相手の信頼と期待を得ていかないと、
相手から、話を聞いてみたいな~と思われていない状況で、無理やり話している人
になってしまいます
から基本的には好印象にはならないでしょうね

人間には、心理がありますし、だからこそ、物事を進めるための順番も大切ですよね。

思いやりがあるということは、相手に合わせて、その順番を的確に提供できること
かもしれませんね。相手の様子を見ずして、一方的なアプローチ&コミュニケーション
では、前のめりになってくれないでしょう
そんな人は、思いやりや心遣いが足りない人かと思います。

『言葉遣いは、心遣い。』(=コミュニケーションは、心遣い)

誰に対して、どんな言葉を、どのように使うかという言葉の使い方が、
「言葉遣い」である。
一つひとつの言葉を選ぶのは他ならぬ話し手本人の心である。
また、相手のことを考え、相手に配慮した言葉遣いを考えるのが「心遣い」である。
だから、「言葉遣い」の善し悪しは、「心遣い」の善し悪しの反映なのである。

 (野口芳宏著 親と教師のための教育語録より抜粋)

まあ、②③については社会的な経験、知見の豊富さが不足していると、工夫しようも
ないことですが・・・ 
ということで、ファンづくりをする上での大前提は、

『相手よりも、多くの経験や知見や学びを持っていること』でしょうね。

何を語るかも大切ですが、誰がそれを語るかで同じ内容でも
説得力や納得性は変わるもの

だからこそ、

相手に信頼してもらいたければ、そして期待感・興味関心を持ってもらいたければ
人間は常に精進しなければならないということでしょう
普段の生活のレベルが話す内容に反映されるからですよね。

こんなこと書いている、自分自身もより多くの方々にファンになって
いただくためには日々精進あるのみです  

『親近感信頼感期待感 』

この3つの感をあなたが誰かに感じているとしたら、おそらくその人の
ある程度、ファンになっているということなんだと思います。

その人と時間共有したり、一緒に過ごしたりすることが自分にとって有益で
価値ある時間と感じられる誰か・・・それが”ファン”ですよね

誰かにとっての自分がそんな存在になれたらいいなと思う人は、
今日お伝えした3つの感を意識しながら日々工夫と努力を積み重ねると
そんな存在に近づいていくのかなと思います

今日は自分のファンをつくっていくポイントについて
自分なりの見解を整理してみました。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。 

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