テクニックとスキルを両方習得する!!~マニュアルの限界性~

テクニックとスキルという言葉があります。
両方とも、”技術”と訳してしまえば同じ意味になるのでしょうが、
個人的には、テクニックとスキルには違いがあると考えています![]()
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テクニックは技術そのものでしょうから、
『あるシチュエーションにおいての最高のやり方』
それができるように反復練習やトレーニングを繰り返して
そのやり方のレベルアップを図ることで、誰でもある一定レベルの
テクニックを覚えていくことは可能でしょう![]()
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例えば、多くの人達がテクニックを習得するためのマニュアルがあって
それを読んだり、見たりしながらその通りにできるように近づいていく
プロセスでテクニックが上達していく![]()
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例えば、小学生から自分が続けてきたサッカーにおいては、
パス、トラップ、シュート、ドリブルなどのテクニックがあって、
それぞれのテクニックを日々の基礎練習を繰り返しながらある程度レベルアップ
させていくことは誰にでもできます。その反復練習の継続によるテクニックの
レベルアップはかけた時間にある程度比例するでしょう![]()
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でも・・・
テクニックレベルが高い選手が、絶対に試合で活躍したり、
試合のパフォーマンスが高いかというと、必ずしもそうでないのが現実![]()
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そこで登場するのが、『”スキル”の必要性』
サッカーの分野ではスキルというよりもセンスと表現したほうがわかりやすい
と思うのですが、テクニックはあってもセンスの乏しい選手がいる![]()
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それは、そのハイレベルなテクニックをどの場面でどのように活かすと
最高のパフォーマンスにつながるかというクリエイティビティ―が必要に
なるということなんだと思っています![]()
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クリエイティビティ―とは、状況判断力や問題把握力や問題解決力など
そういう類の力になりますかね。
今の自分が置かれている、もしくはチームが置かれている状況や問題が
どうで、その状況や問題を自分が持っているテクニックもしくはチームメイトが
持っているテクニックを活かしてどうやって突破していくかを瞬時に的確に判断でき、
そしてそれを自らの動きやプレイに即座に反映できる選手がハイセンスであり、
結果を出せる選手だということ![]()
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『スキルが高い』=『テクニックの使い熟しレベルが高いこと』
なのかなと思っています。
子ども達を見ていて高いレベルのテクニックを持っているのに、
使い熟せていない選手がいるな~ もったいないな~と感じることは
けっこうあります。
シチュエーションが決められたテクニックの反復練習はもちろん
そのテクニックを早く身に付けられるというメリットもあるのですが、
その反面、デメリットもあって、シチュエーションが異なるとそのテクニック
がいつものレベルで発揮できないという現実もあるんですよね~![]()
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自分が見てきた中で、そこにはまっている選手もいるなと感じています。
サッカーは、ボールと相手が同時に動いている中でプレーするわけ
ですから、はっきりいってまったく同じシチュエーションなんて存在しません![]()
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だからこそ、常なるクリエイティビティ―が必要とされると思うのです![]()
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これは、ビジネスの世界でも同様のことが言えるのではないでしょうか。
マニュアルである一定のテクニックを身に付けたとしてもそれが仇になる
パターンもありませんか??
接客の場面で、マニュアルには設定されていないシチュエーションに遭遇
したとき、マニュアル絶対主義の人はフリーズしてしまう。
もしくは、マニュアル通りに対応することで、逆にお客様に不快な思いを
させてしまう![]()
でも本人はマニュアル通りにやったから特に問題はないという
へんてこりんな勘違いをしてしまう。
つまり・・・
『テクニックだけでは限界がある』ということなんだと思います。
テクニックは、マニュアル本やYoutubeなどの動画をそのままインプット
すればある程度覚えることができます。
でも、スキルを身に付けるために絶対に必要なものは『経験&体験』
だと思うのです![]()
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その経験や体験の中であらゆるシチュエーションに遭遇しながら、いろいろと
頭を悩ませること、考え込むこと、そして失敗もしながら、自己分析&反省を
繰り返す中でテクニックを存分に活かすためのスキルを磨いていくことが大切![]()
そんなプロセスが、『結果や成果につなげていく力=スキル』
につながっていくのかなと思っています。
つまり・・・
『マニュアルだけでは限界がある』ということなんだと思います。
何もテクニックを否定しているのではなく、成果や結果を良い方向に導くためには
テクニックがハイレベルであることがとても重要ですよね![]()
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ただ、そこに甘んじることなくそれを上手に使い熟していくための状況判断や
意思決定や問題解決のスキルを経験則の中で磨いていくこともしないと
もったいないことになるのではないか・・・
そう思っています。
この考え方は自分なりの人材育成のポイントの1つでもありますね![]()
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最近、幼児教育で重要視されている『非認知能力』についても、
上記の見解と近似しているように感じています。
知識を持っていることはよいことだが、その知識をどのように活かすか
のほうがが大事でしょうし、ゼロから何かを想像して創造できる人材、
目の前に起きている問題を解決することができる人材が求められていくでしょう。
そのためには、知識の詰め込みや応用力の乏しいテクニックだけでは
求められていることに対応する限界がみえてしまう・・・そんなふうに思います。
ということで、大事なことは・・・
『テクニックとスキルの両方の習得』
テクニックとスキルを一緒にしないで、分けて考えること。
そして、その両方を反復と経験を通じて身に付けていくこと。
そうすることで、強い個になっていけるのかなと思ってます。
今日は、テクニックとスキルについて自分なりの見解を整理してみました。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
