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それぞれの基準と質感はすべて異なる!!~ギャップを意識する~

20210412

昨日は、我が息子の誕生日
時の流れは早くあっという間に5歳になってしまいました
幼稚園やご近所の友だちも増えてきて、毎日ハードに遊びこんでいる
姿を見ていると、年相応に成長しているなと感じます

家の中に閉じこもってテレビゲームなどをしているような子どもではなく
自分が5歳だったときと同じように、毎日外で疲れ果てるまで遊びこんで
ほしいと思いますね

さて今日の本題に・・・

経営コンサルタントやパーソナルコーチという職業柄、
日々異なる組織やチームや個人に関わる機会を与えてもらっています

先週末は、自動車販売ビジネスを展開している企業のコンサルティングで栃木まで。
今日は教育ビジネスを展開している企業の幹部クラスと営業メンバーとの
打ち合わせで二子玉川まで。
そして、明日からは1泊2日の出張で兵庫県の認可保育園に訪問する予定。

そんな感じで、日々異なる組織や個人と接しているからこそ、強く感じて
いることは・・・

『それぞれの基準や質感がすべて異なる』ということ。

それぞれが持っている”ものさし”というものはけっこう違います

同じ組織内にいるといつの間にか、自分達の基準や質感が他とどう違うか??
という感覚が摩耗してしまうのが人間

良くも悪くもそこに馴染んでいくので、自分達が当たり前にやっていること
がルーティン化
されて、その良し悪しを検証するという感覚も鈍くなるのが人間

自分の中で『基準』というものは4段階に分類しています。

①個人の基準 ②組織の基準 ③社会の基準 ④一流の基準

それぞれの段階の基準には少なからずギャップが発生していますよね
そのギャップをどう受け止めるかは、その人次第なのですが・・・
成長欲や向上心が強い人間は、より上位の基準を知り、それらの基準の幅と深さを
体得しようという貪欲さを持っている
ように思います

この『ギャップを意識する』という感覚は、
人や組織が成長するために欠かせない要素なのかなと考えています

例えば、自分が日々の中で、基準と質感の違いをリアルに感じている要素を
あげるとすれば・・・

・仕事のスピード感
・ホウレンソウとコミュニケーションのレベル(量と質)
・職場の整理整頓
・会議や打ち合わせの進め方
・顧客対応のレベル(挨拶、接客、商談など)
・社員・スタッフの身だしなみ など

まあ、あげればいくらでもありますが、自分の中ではこれらすべての
基準と質感のギャップを日々感じながら過ごしているわけです。

そのギャップがわかるから、アドバイスができているという事実もあるのですが、
上記の全ての要素において、ナンバー1という組織というものは基本的には
存在しない。

だから、あらゆる要素においての一流の基準と質感がどんなレベルであり、
具体的に何がどのように違うのかを、複数のモデル組織&チームから学び、
それを知らない人にわかりやすく伝えていくことが自分の役割の1つ
だと思っています

わかりやすく伝える上で、意識していることは・・・
その組織やチームや個人の現状のステージに合わせて、次の成長段階の基準と質感
を提示していくこと
ですね

『段階的で着実なる成長こそ現実的』と考えているからです。

一流のモデル事例を一方的に伝えて、頑張ってくださいというのは簡単ですが、
それができたら、皆さん一流にすぐになってしまいますからね~

目に見えているすばらしい基準や質感を真似しようと思ってもなかなか
それをそのままできるようにはならないものです

その本質やそこに行き着くまでのプロセスでどんな壁が発生してそれを
どう乗り越えてきたかという部分を押さえた上で、そこを目指して行かないと
たどり着かないんですよね~

自分はそれを『氷山理論』というものでお伝えしていますが、

『目に見えている氷山ではなく、水面下に隠れた目に見えない部分に本質がある』

ということ。

このことをよく理解できている人は、ただ一流を見るというだけではなく
必ず、そこに至るまでのプロセスに対する質問やヒアリングをするわけです

だから、その人がする質問の内容やレベルを聞いていれば、その人の実力が
なんとなくわかる
と思っています
逆に言えば、自分が知るべきギャップを理解できていない人は、的確な質問
を相手にすることができませんし、しようともしないということ

先日、神奈川県私立幼稚園連合会によるキャリアアップ研修の
マネジメントをテーマとした研修の講師をさせてもらい、それなりに評判が
よかったようで、令和3年度(7月開催予定)も担当講師のご依頼をいただきました

その研修対象となるリーダークラスの先生たちにも伝えたのですが、
リーダーの仕事の1つは・・・

『基準を知り、基準を伝えること』

『自分が身を置いている組織のカルチャーやルールに埋没することなく
チームや個々が次のステージに向かうための基準を知るための努力と意識を高めること。
そして、そのステージに向かっていく必要性を伝え、そこに向かうために
道標を率先して提示して、チームを成長させること。』

それが、リーダーシップマネジメントの基本ですよね

だから、リーダーは、基準がよい意味で異なる様々な人と会って情報収集
する習慣を身に付けていかないと・・・

そんな話をさせてもらいました。

自分もCLPの代表として、経営コンサルタントとして、パーソナルコーチとして、
ビジネスプロデューサーとして、デザインディレクターとして・・・
あらゆる基準と質感に対する感度を維持し続けたいと思います

そして、それを義務的にやるのではなく楽しみながらナチュラルにできる
自分でありたいと思います。
皆さんもぜひ、『ギャップを意識する』という感覚を大切にしてほしいと
思います

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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