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ギャップがあるから感じられる? ~ポジティブな野望とコントロール~

20210618

梅雨に入りましたが、今日はとても気持ちの良い天気
 
当たり前ですが、人間は日々感じていることが変化していきます

例えば、梅雨でない時期に今日のように快晴だったとしても
別になんてことはないのですが、梅雨の時期にふと訪れる天気の良い日は
なんだかいつもより貴重な日だと感じませんか??

同じ現象や環境に遭遇しても、各々がそれを受け止める感覚も違うし、
同じ人でも、その人の心理状態によって受け止める感覚が変わる

そのような感覚に違いや影響を与えている因子の1つが・・・

『ギャップ(差)』ではないでしょうか。

梅雨の時期は基本的には天気が悪く雨が降るという前提心理が働いている
ので、晴れるということに対する心理的なギャップが働く。
故に、通常時と異なった受け止め方になる。

そんなふうに、人はなんらかのギャップを常に感じながら生きている
いえますよね。これって当たり前すぎてあまり意識していないこと
なんだと思いますが、実はけっこう生きる上で重要な要素なのかなと思います

例えば、忙しいときがあるから、時間に余裕があるときを心地よく感じられる

自分の感覚としても、1ヵ月の仕事のスケジュール帳を見ながら、
この週はかなりハードになるけれど、ここを乗り越えれば次の週は比較的
余裕を持って進められる・・・なんてことをよくイメージします。

いつも何もすることがなくて暇だったら、時間に余裕があるという心理を
感じることができなくなってしまう
ということでもありますよね

孤独であることのつらさを味わったから、人と触れ合うことの大切さがわかる。

喧嘩をして気分が悪くなったから、仲良くすることが大切だとわかる。

体調を崩して大変だったから、健康であることが大切だとわかる。 

初めて1人暮らしをしたときに、ご飯は勝手にはでてこないし、洗濯も自分で
やらなくてはいけないし、ゴミも自分で捨てないといけないし・・・
そんなこれまでの生活とのギャップを痛感して、家族や親のありがたみを
あたらめて認識することができる。
 などなど

これらのすべてにおいて共通するのが・・・

『ギャップがあるから感じられる』ということなんだと思うのです。

日常生活の中にあるギャップ体験から、人は感情の起伏が発生して、
喜怒哀楽を感じて、何かを考えるという機会が与えらえている。

逆に言えば、日々の生活の中でギャップを感じる機会がなければないほど
何かを考えるきっかけを失っている
ということでもありますよね

何も感じられない、考えることができない人生・・・
それって実は一番つらい人生なのかもしれませんよね

ギャップには点で感じとるものもあれば、線や面で感じとるものもあるでしょう。
一瞬で感じるものと、ある程度の時間を経ながら感じるものがある。

自分自身の実体験で言えば、20代はかなりのハードワークで休みもほとんどないし
徹夜も1週間に2・3日するのが当たり前の日々でした。
そして、今は毎日それなりに忙しくはしていますが、まず徹夜するなんてことは
ないですし、睡眠時間も十分とっていますし、実際には毎日働く必要はないですし

そういう意味では、数十年の人生の中における大きなギャップ体験ですよね。

じゃあ20代の日々の生活をずっと続けることができるか?
いや~できないでしょうし、やらないほうがいいですよね

そこで大切なプラスαの視点をお伝えすると・・・

『ギャップをコントロールする』ということなんだと思います。

自分の場合は、就職する前から将来、自分で起業して独立することは決めていたので、
その目標に向かって逆算したときに、20代の過ごし方が決まるわけです
最初は、別に能力がずば抜けているわけでもない凡人学生なわけですから、
人と同じことを同じスピードと量でやっていたら勝てないということになりますよね。
だからこそのハードワークを自分に課したわけです

でも、それは将来、ある程度の余裕を持って会社を運営していける自分に
近づいていくための決断
であり、その目標に向かって修行するために
必要な環境があるだろうという視点で職場もセレクトしているわけですよね。

当時、そこまで意識していたわけではなく、ただおぼろげにそんなことは
思いながら頑張っていたのですが、そのような時を経て、今思えるのは、
ある程度、自分でギャップをコントロールすることはできているのかな・・・
ということ。

『今の大変さを未来の何に転換してやろうか??』

そんなポジティブな野望を持つことが大切ではないでしょうか

そしてプラスのギャップづくりをイメージしながら、
今の大変さを捉えることができている人であれば、自分の未来に
プラスのギャップをもたらすことができる

ただただ今が大変だとしか捉えられていない人では、時を超えた
プラスのギャップはもたらされず、いつも大変大変と嘆いているだけの
自分になってしまうのかなと思うわけです

少しまとめますと・・・

あらゆるギャップ体験を感じられる日々を過ごしながら、その感度を
高め、そのギャップから感じられることや気づきに感謝すること。

ギャップ体験の中で感情が動き、喜怒哀楽の振れ幅が多い時間
過ごすことで、脳や心に常に良質な刺激を与えて、自分を摩耗させないこと。

ギャップ体験から学んだことを大切に、ギャップに振り回されるのではなく
ポジティブな野望を持ってギャップをコントロールできる自分に成長していくこと。

そんなことが大切なのかなと思います

少なくとも、ギャップが感じられないような日々(何もしていない日々)を過ごし、
ギャップを感じとることができない自分(感性が鈍化している自分)には
ならないように注意したほうがいいのかなとは思いますね

ポジティブな野望つきの大変さが成長と良いギャップにつながります
でも、ただやらされているだけという心理の大変さでは、成長にも良いギャップにも
つながらないような気がします

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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