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”できる人の共通項シリーズ” ~雑談力と想像力と体感力~

20210717

関東も梅雨が明けたようですね
昨日から逗子海岸も海開き、今週末にはオリンピック開幕
コロナの状況を見極めながらそれぞれが節度を持って夏の環境を
楽しんでもらいたいものです

今日は久しぶりの『”できる人の共通項シリーズ”』

今まで書いてきた共通項を以下に整理してリンクを貼っておきますね。
お時間と興味のある方は、それぞれお読みいただけたら少々参考には
なると思います

☆リアクション&レスポンススピード

☆感覚を取り込む力

☆聞く力=傾聴力+質問力

☆心の動きを推察する力

☆自分を知る、現状を分析する力

そして今日は・・・

『雑談力と想像力と体感力』という共通項のお話。

先日、ネットサーフィンしていたら、佐藤可士和さんのインタビュー内容
掲載されていてとても共感度が高かったのでメモをしておきました。

「クライアントの判断軸は仕事の話をしているだけではなかなか見えてきません。
 最終的には感覚的に掴んでいくのですが、その際に役立つのが雑談です。」

「判断軸を自分の中に置くのではなく、外に出すことで提案の通る確率は
 グンと上がるのではないでしょうか。」

まさに、これは自分自身もなんとなく大切にしていること
よく後輩には、その人の趣味や持っているモノや話している内容の傾向など
から、その人の大切にしている価値観とか優先順位の高いものを掴みとって
そこを外さないように提案したり、お手伝いすることが大事・・・

そんなことを伝えていましたね。

そういう価値観や優先順位・・・
つまり相手のニーズを感じとるために必要な時間が雑談なんですよね~

『相手と雑談をある程度の時間できるコミュニケーション能力を身に付ける』

これもある意味”できる人”になるために必要なことなのかもしれません

でも、ただ意味もなく雑談をしている人もいれば、雑談中に頭と心のアンテナを
張ってクライアントや相手の特徴やニーズをつかみ取ろうとしている人もいる。
そこに大きな差が生まれているということ

それは、まさに『顧客思考』とか『顧客視点』と言われる部分。

自分の判断軸を押し通そうとする人もいますが、たいていそういう人は
仕事ができる人とは認識されていない人が多い
ような気がします

そして、私がメモした可士和さんのメッセージ第2弾は・・・

「仕事ができる人、できない人というトピックがありますが、両者の違いは
 想像力の差だと思っています。イメージする力が強い人は、事前に頭の中で
 何度もシミュレーションすることで、事前に検討した多様な選択肢の中
 から選ぶことができる。」

「これによって、誤った選択が減りますし、アウトプットの厚みが断然
 変わってきます。」

イマジネーションの力、とても大切ですよね~
イメージできないものは実現しにくいと思っていますし、自分もコンサルティング
の現場では・・・

「ポジティブにある程度鮮明にイメージができないものは
 まだやらないほうがいいですよ」

とお伝えするときがあります。

キーワードは『事前に検討した多様な選択肢』

自分はこれを、『想定力』とも表現しています。

仕事ができる人って、的確に未来に起こりえることを想定する力が高いから、
そのための準備がしっかりできる人
だと思っています
 
『仕事の質は準備の質で決まる』

よくお話しすることです。

想定力は、ある程度の経験則の中で培われていくものなので、新人や若手の
人は一般的にベテランよりも想定力が低いという傾向はありますよね。
それはでも致し方ない部分でもあります。

しかし、ベテランになって経験豊富になっても、想定力がアップして
いかない人もちらほら・・・
それこそが、自分は佐藤可士和さんが指摘する「想像力の差」なんだと
思いますね。

『どこまで想像の幅を広げながら仕事をしているか?』

言われたことを言われたとおりにだけやっている人と、言われたことだけ
ではなく、自分の中で更によい想像を膨らましてプラスαしようとしている人。

そういうちょっとした差の継続の中で、できる人とできない人の差が
ついていくんだと思っています

そして、私がメモした可士和さんのメッセージ第3弾は・・・

「意識すべきは現地に足を運んだり、本物に直に触れたりするリアルから得られる
 情報の重要性です。リアルには莫大な量の情報が詰まっています。」

これも自分の中でなんとなく大切にしていることですね。
たまたま、昨日訪問した認定こども園でも同じようなことを園長先生とベテラン
の先生と話していました。 

最近、お二人が足を運んだ場所が「モンゴル」と「トンガ」
そして、共通して話していたことは、
カルチャーの違いに”かなりの衝撃を受けた”ということ
まさに、これが「リアルな体感」

『リアルで衝撃的な体感こそ、人に何かの変化をもたらすきっかけになる』

そう思っています。

モンゴルやトンガに足を運んで、その光景や体験を
プラスの体感に転換して、自分が良い方向に変革するきっかけに変えられる
人もいれば、ただの体験だけで終わる人もいる

だからこそ大切なのが『体感力』だと思うのです

体感力がないと、いくら本物に触れたり、リアルに触れたとしても
それを、自分に有益な情報としてインプットできない
と思うんですよね~

そこで体感して衝撃を受けたこと、感動したこと・・・
そういうリアル体感を熱を持って人に語れたり、そこから自分の軌道修正
のきっかけをつかめる・・・いわゆる”できる人”に多く見られる傾向

ように感じてます

『いつも何かを掴もうとアンテナを張れているか否か?』

そして、それを掴むポイントとして、バーチャルではなくリアルを重視
しているか
だって、可士和さんが言うように、リアルには莫大な量の情報が詰まっていますからね。

でも、何かを掴もうとアンテナが張れていない人は、
リアルの中にある莫大な情報量をいつも取りこぼしているんだと思うのです
とてももったいないことですよね。

ぜひ、皆さんも『雑談力、想像力、体感力』について、今一度ご自身の
現状を見つめ直し、更に意識を高めて人生の中で上手にバランス調整して
いくと有益ではないでしょうか。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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