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規則・成約・条件がある中で生きる ~必要・必然・ベスト~

20210807

今年は、コロナの影響でこんな花火も見ることはできない
ということで、画像だけでも気分を味わっていただいけたらと

オリンピックも明日で終わり。
サッカーもスペイン&メキシコに惜しくも敗れて、メダルには届かず・・・
日本もだいぶ頑張っていたけれど、世界のトップチームとガチンコ対決
することで、まだ差があることが明確になりましたね~

だいぶ差は縮まっているけれど、その差を埋めるのは口で言うほど
簡単ではないんだろうな~
というのが個人的に思ったことですかね。
スペインもメキシコも勝つべくして勝ったという印象

202108071

特にスペインは強くて上手いな~と感じながら見ていました
やはり強いチームは・・・

苦しい場面でも、ベストコンディションでない場合でも
ミスらしいミスはほとんどしないで試合を進めていける。

相手の一瞬のスキをねらう嗅覚とそういうときのプレーの精度
というものを高いレベルで実現できる選手が何人かいる。

それらを大事な試合になればなるほど発揮できる
チームメンタリティーを持っている。

その3点について、日本ももちろんチームや個々で確実にレベルアップしているし
強化されてきているのですが、総合バランスや総合点という部分でまだ及ばない
ということがわかった大会
だったように思います。

でも、こういうハイレベルなガチンコ対決を繰り返す中で、それぞれのマインド
やトレーニングに取り組む姿勢や温度が変わり、そういう部分が培われていくの
かなとも思うので、そういう意味ではとても有意義な試合をできたのではない
でしょうか。

前置きが長くなりましたが・・・

今日のテーマは

『規則のある中で、いかにオリジナリティーを作れるかが大切である。』

このフレーズは、テレビで、ビートたけしが語っていた言葉。

ある若い出演者が、自分の個性を社会が理解してくれない・・・
といったような嘆きを語っていたときに、間髪入れずにズバリこのフレーズを
語ったのであります。
思わず、すごく共感したので即座にiPhoneにメモをとりました

テレビでふとした瞬間に語る、ビートたけしのフレーズには、
とても奥深く、考えさせられる内容が多いと感じています。
しかもシンプルな表現でズバリ核心を!!
自分はいつもそんな言葉を注意深く拾ってしまいます。
なんだか自分のアンテナが反応するんですよね

確かに、”個性尊重”という言葉がもてはやされてはおりますが、
制約や条件や規則やルールのないオールフリーな世界なんて存在しないわけですし、
社会に生きていれば、なんらかの条件設定や規則があるもの。

時間的制約

金銭的制約

環境的制約

その他たくさんの制約・・・

そんな数々の制約の中に自分が置かれていることが普通の状態(日常)なのですが、
なんの規則や条件やルールもない自分が思うままにできる異常な状態を求めて
今を嘆いている人も多い
ように感じています

『今、そこにある現実をちゃんと受け入れる強さを持つ』

これは、人間が進化していく成長していく上でとても大切なことではないでしょうか。

若い頃に、自分はこれを『必要・必然・ベスト』という言葉で教えられました。

今そこにある現実は、必要があって与えられていること

必然だから自分に降りかかっていること

そして、それ以上でもそれ以下でもなく今こそベストであるという

受け入れ方をしなさいと・・・

自分の経験則やいろいろな人たちの生きざまから感じることは、
そこに制約や規則や条件があったからこそ、それを乗り越えて何かを成し遂げた
ことに大きな価値を見いだせるのではないか!!
ということ
だからこそ、そこにより大きな達成感を感じることができるのではないでしょうか

オリンピックで選手たちがメダルを獲得するシーンやその他の感動シーンの
背景にはそういう部分が必ずある
と思っていますし、だからこそ、こちらも
感動させられるのでしょう

「あの条件の中でよくそこまで頑張った!!」

「あんな大けがをしたけれども、よく復活して最高の結果を残した!!」

この厳しい条件や環境の中だからこそ、
将来そんな称賛を多くの人達から受けられるチャンスが今の自分に与えられていると、
前向きに逆境を楽しむことができる人こそ、本当に強い人間なのではないでしょうか。
そして、成長できる人なのではないでしょうか

一方、あーだこーだとできない理由を並べて、絶対に存在することはない
自分の理想とするオールフリーな世界を追い求めて、
規則のある日常、制約のある日常をちゃんと受け入れようとしない人も
少なからず存在しますよね。
 
自分の与えられている今を「必要・必然・ベスト」と受容している人からすると、
ただの言い分けにしか聞こえないし、ないものねだりのわがままにしか
見えないのでしょう

仮に、自分の都合の良い条件がすべて揃った状態で何かを成し遂げたとしても・・・

「あんな良い条件だったら誰でもできることだ!!」

なんて言われてしまうかもしれない 
つまりまわりからの称賛はなくただの自己満足で終わってしまう可能性が高い

オリジナリティーは一人ではなく対象や相手やライバルが存在するから成立すること。
オリジナリティーは自己満足では成立しないということ。

ということは、

『オリジナリティーとは今自分のまわりに存在している
 制約や条件や規則や逆境を乗り越えるプロセスを
 思考錯誤しながら乗り越えることで確立されていくものである』

と考えてもよいのかもしれませんね!!

毎日必ず存在する制約や条件や規則やルールの中で、自分がやれるベストを尽くし、
そのプロセスの継続の中で、自分らしさを追求していくことが
真のオリジナリティー・個性を確立する王道なのだと思いますね~

サッカーの日本代表の今回の結果や状況にも、同じようなことが
当てはまるんだと思うのです。

与えられた環境の中で自分自身(当人)がやれるベストを尽くせたと思えていたら、
その結果としての勝敗をあまりまわりがとやかく言う必要はないのかなと・・・

もちろん、私も含めてですが世間は、その結果に一喜一憂、賛否両論の意見を
述べるのがある意味の社会常識。
だから、それ自体も”必要・必然・ベスト”と捉えたらいいのでしょう。

少なくとも、自分にとって都合の良いオールフリーな世界を求めて、
日々誰かに何かに文句や愚痴を言い続けているだけで、現状を受容できない人には、
社会やまわりに理解されて必要とされる価値のあるオリジナリティーの確立
なんてできない
だろうとは個人的には思います

『規則のある中で、いかにオリジナリティーを作れるかが大切』

このマインドセットをベースに、規則や制約や条件に立ち向かって
乗り越えていくことが、”生きていくということ”なんだと思います

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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