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自分と他人と世間の価値基準 ~自分の器のサイズアップに努める~

梅雨シーズン到来ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨日は、昨年度『園の現状診断プロジェクト』を行った幼稚園(施設型給付)に、その後の様子伺いということで久しぶりにご訪問してきました。今後は幼稚園型認定こども園への運営モデル移行を控えているのですが、日々の細かい対応に時間がとられて、モデル移行に必要な書類調整や整備の時間が増えていくのがこれから心配・・・、現状診断をして、今後強化したり改善したりするポイントは整理されて明確にはなったが、なかなか具体的な強化施策や改善施策が着実に進められているかと問われると、なかなか・・・といったようなお話でした。

実際、診断して実態を整理整頓したステージのままでは、園の品質アップにはつながっていないので、そこから具体的に各種施策を決めて、実行して更にPDCAを繰りかえしていくことが大切ですよね。実際には、現状診断プロジェクトをして整理できたあとは、弊社CLPとしてはその園との顧問契約をして『月次訪問コンサルティング』というスタイルで、各種施策の検討&決定や実行サポート&アドバイスをさせてもらうことが基本的なサポートの流れとなっています。

月次訪問コンサルティングでは、定期的に訪問する中でかなりフレキシブルな対応をしていまして、上記の内容に加えて・・・

・先生方への研修や個別アドバイス(面談&コーチングサポート)

・各種広報ツールの作成サポート&アドバイス、

・トップのあらゆる相談対応&アドバイス など

そんなコンサル対応を踏まえて、園の更なる高品質化、活性化、トータルブランディングを進めていきます。まあ、いわゆる今の言葉で言えば、”サブスクスタイル”と表現するとわかりやすいのかもしれません。月々の定額制コンサルサポートですからね。

さて、前置きが長くなりましたが、本日の本題に入りたいと思います。

今日のテーマは『価値基準』について。

職業柄、毎日いろいろなところに足を運び、いつも異なる立場と環境で過ごす人達と接する機会が多い中で常に感じることは。『人それぞれの価値基準には大きな違いがある』ということ。

そして、置かれた環境、育った環境がその人の価値基準に大きな影響を与えているということ。

人それぞれ価値基準は異なります。

自分と他人の価値基準も完全に一致することはないでしょう。

自分と世間の価値基準も完全に一致する必要はないと思います。

しかし、そんな日常の中で・・・

自分の価値基準をまわりに押しつけようとする人もいます。

自分と相手の価値基準が違うと、その人を否定してしまう人もいます。

自分と世間の価値基準がずれているとしても、自分が変わろうとしない人もいます。

世間では、そんな人を

「頑固」 「意固地」 「自己チュウ」 などと言いますよね。

上記のフレーズは決してプラスイメージではなくマイナスイメージの言葉ですよね。

自分もそんな人を実際に目の当たりにすることもありますし、そんな人のエピソードを誰かから聞かされることもあります。経験則からではありますが、そんな人は強い部分と弱い部分が共存している方が多いような気がしています。というよりも、

弱い自分を隠すためのカモフラージュとして頑固で意固地な自分を演出しながら生きているとでもいいましょうか。本来の自分を隠すための演出をしながら生きることがその人の日常になってしまった・・・

そんなことをしているうちに、自分が何を大切にしているかという価値基準もよくわからなくなって自分らしささえわからなくなっていく・・・そして、

自分らしく輝いて生きている人や、多くの人から評価されている人に出会うと自分がそうでないことを受け入れたくないので、とりあえずその人を否定するポイントを探し出す。

そんな人を見ていると、あまり良い印象は持ちませんし、ある意味では、かわいそうな人だな~と思ってしまいます。

「相手に合わせること=その人への敗北のような変な考え方が刷り込まれていたり、相手の価値基準を受け入れない理由が、その人に対する単なるジェラシーだったり、自分の弱さを受け入れる強さがないから、常に自己正当化しようとする悪癖がついていたり・・・

そんな人の本質は、実は「愛に飢えている人」だろうというのが自分なりの解釈です!!

「そんな自分をわかってくれる人がいれば、それでいい」

「わかってくれない人は、自分のまわりから排除してしまえばいい」

そんな心の奥底の声がなんだか聞こえてきてしまうのです。すべてが、自分中心なんですよね~

やはり、そんな人は心の器が常に下を向いている人でしょうね。もしくは、器を下にしながら、都合良くおいしい水を待っている人でしょうね。認めてほしい、評価してほしいと人一倍思いながら、実はそうならないのは自分自身の問題と自覚できてないわけです。

世間では、そんな人を「器が小さい人」 と言うのでしょう。

残念ながら器を上向きにしなければ、何も入ってこないことを自覚するべきなんだと思います。

そんな人を反面教師にして、

他人の価値基準も受け入れる器を持ち、その器をさらにに大きく育てること

世間の価値基準にもアンテナを張って、自分の価値基準のレベル把握やバランス調整を怠らないようにすること

が大切なのではないでしょうか。

「器の大きい人」になるためには、そんなことを日常の中で意識したほうがいいでしょうね。演出の強さはただの偽物であることがそのうちばれてしまうものです。それって、とてもかっこわるいことのように思います。当然、本人はそんな自覚をできていないと思いますが。

「本当の強さ」=「器の大きさ」なんだと思います!!

器の大きなところ(人)に、大いなる安心や信頼が生まれていきますし、もちろん安心と信頼が人が集まってくる大きな要因になっているので、そこには大きなパワーとエネルギーも集まってくる。

だからこそ、人生を豊かに過ごすための1つのポイントとして、『自分の器のサイズアップに努める』ということが大事なんだと思いますね。

そんなふうに社会全般を見ていて感じているので、今日は自分の見解として整理してみました。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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