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ネガティブをポジティブに転換していくポイント? ~脳をそのまま放置しておかない~

いや~暑いですね・・・

今日は午前中、役所に行って、コンサルティングしている認定こども園が新しい事業としてチャレンジする児童発達支援事業の申請書類の最終確認をしてきました。なんとか無事に申請書類もほぼ受理されて、あとは現場視察(チェック)を経て、申請許可のステージまであと少し。

昨日は、新しく加盟したフランチャイズ本部の各種講師による開所前研修会が開催され、新しいスタッフ全員での学びがスタート。今回はゼロからの立ち上げサポートなので、まだメンバーもどことなくぎこちない段階ですが、これからの準備期間の中でお互いに良い関係を築いていってくれたらと思います。

日々、経営コンサルタントやパーソナルコーチとして活動していると、人の相談に乗る機会は一般の人よりも多くなるわけですが、ちょこちょこ相談される内容として多いかもなと思われるのがこんな感じの内容・・・

「私、いつもネガティブ思考なので、ポジティブ思考に変えていきたいのですが、どうしたら変われるのでしょうか?」

基本的に、人間の脳はそのままにしておくと先天的にネガティブ思考ということがわかっています。かつ世界的に見ても、日本人はネガティブ思考が強い民族だと位置付けられているので、その類の相談が多いのは当然のことなのかもしれません。

自分もそもそもどちらの思考性が強いかと問われるとあまりわからず、社会人になって、ポジティブ思考が成功の重要な要素だと聞いてから意識的にそうしてきただけ・・・

でも、意識的にそれを維持できているときもあれば、時にはとてもネガティブな方向にモノゴトを考えてしまう自分もいるのが実情。

自分としてはそれでいいと思いますし、それが普通の人間だと思っています。「どんなときでもポジティブでいなければならない」と自分の思考を無理やり強制しすぎるのもそれがストレスになってしまうと思っています。

でも、先天的な要素が強いとか、日本人はネガティブな民族だから・・・という理由でポジティブ思考になれないと自分を見限ったり諦めたりするのもまた違うのかなと。

どんなことにも、いわゆる『トレーニング』というものが必要。

自分の脳のトレーニングをすることで、人は思考を変えることが十分に可能だと考えています。(こう考えることもポジティブ思考かも)そして、そういう思考を持つことも大切だと考えています。

大切なのは・・・

①意識を強く持って行動・言動に気を付けて実践すること
②その状態を繰り返してある程度継続すること
③日々の習慣になるまでやり続けること
④無意識でできるようになること

これは、どんなことにもあてはまる成長の法則ですよね。

『意識してできる状態から、無意識でしている状態になること』

ここまで到達したら、脳の思考回路が完全に転換している証拠となります。

まあ、昔から言われている言葉を使うと・・・『継続は力なり』ということですよね。

つまり、ポジティブ思考に基づく言動と行動を意識的にある一定期間繰り返して生活をしていくことが、思考転換のポイント』ということ。

一瞬はできても、一時はできても、それを継続するのが難しい・・・だから、思考転換に至ることなく、一時的な思考変化で終わってしまう。

これが、ポジティブな自分になりたいけれどネガティブな自分がいつもつきまとう人が抱えている問題の本質なのでしょう。

つまり、スポーツなどで使うトレーニングというイメージをしてもらえばわかりやすいかもしれませんが、サッカーがうまくなりたいと思ったら、次の瞬間に突然うまくなることはないですよね。

日々、自分の課題を認識して、強く意識してそれを克服する練習メニューを継続的に繰り返していくことで、段階的にレベルアップしていく。しかし、それがめんどくさいとか、大変だから・・・と思って継続せず一時の練習で終えてしまう人は、上記の人に比べたら当然成長しない。

カラダのトレーニングだと理解しやすい人も多いのですが、脳のトレーニングだと、なんだか一瞬でできるのではないか??なんて思ってしまう人が比較的多いのかもしれませんね。でも、カラダも脳も基本的には同じなんだと思うんですよね~

では、ポジティブ思考への転換に対する脳のトレーニングメニューにはどんなものがあるのか??

個人的には、以下の5つくらいのメニューを推奨しています。

①成功事例の振り返り
 1日を振り返る習慣付け + 成功したことをピックアップする
②ハッピーパワーの活用(幸福度)
 自分自身の幸せの沸点を低くするトレーニング
 身近にある小さなハッピーを感じ取る頻度を増やす(当たり前への感謝)
③小さな約束と実践
 自分自身への小さな約束を決めて、それを1つひとつ意識してクリアしていく
 (確実にできそうなものを約束することがポイント)
④リフレーミング効果
 ある出来事やモノゴトを、今の視点とは違った視点に転換することでそれらの意味を変化させて、自分の気持ちや感情を変化させていく手法
 EX)失敗してしまった ⇒ 成長するためのの良い体験ができた
   優柔不断である ⇒ しっかり考える慎重派 など
⑤ウィッシュリリースバンド 
 (条件設定)
・バンドをつける
・自分が不平・不満を口に出してしまったら右・左でつけかえる
・14日間バンドが同じ腕にあればゴールイン

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ウィッシュリリースバンドは、自分がコーチングの勉強会に参加したときに教わったものです。

まあ、①~⑤は簡単に言えば、思考の転換トレーニングと自分自身をポジティブな状態でキープするための方法論でありそれを日々継続して習慣にしていけば、最終的には、脳のベースが転換して無意識レベルで、ポジティブな自分になっていけるという考え方です。

しかし、そもそも論で言ってしまえば、このブログを読んで、「そうだやってみよう!!」と思えている人と「それはわかるけど・・・」と思ってしまう人がいる。それが事実でしょう。

そうだやってみよう!!と思える人は、素直な人であり素直な人だから思考の転換に挑戦できるのであり、ポジティブになっていく可能性が高まるのであり・・・

実は、一番大切なことは、『素直』であるということかもしれないですね。

あとは、本気で自分を変えたいと思っているか!?

そうでないと、脳のトレーニングを継続するモチベーションが維持できないと思っています。そこに尽きるのではないでしょうか。

『誰かが自分をいつか変えてくれるのではないか?』

そんな他人依存思考でいると、たとえ自分の目の前にその人が現れたとしても気づかない人生を送ることになるんじゃないでしょうか。自分が本気で変わろうとスイッチを入れたとき、多くの人が自分に気づきを与えてくれていると気付くのかもしれないですね。これもある意味でのリフレーミングの効果なんだと思います。

今日はネガティブをポジティブに転換していくポイントについて自分なりに見解を少し整理してみました。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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