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足りないものよりも自分が持っているものに目を向ける ~すべてで一番の人間なんて存在しない~

前回のブログで、ネガティブをポジティブに転換していくポイントについてお伝えしましたが、ネガティブ思考が続いてしまう人のちょっとした傾向について、自分が普段感じていることがあるので、今日はそのお話しをしようかなと。

簡単に言ってしまうと・・・

『いつも自分の不足感と劣等感に心を振り回されている』

という感じでしょうか。自分に足りないものばかりを気にしすぎてるということですかね。

他人が持っているけれど、自分は持っていない。

他人が持っているものと自分が持っているものを比較して勝手に劣等感を抱く。

家とか車とか高級品などで他人と自分を比較するといった物質的な不足感。人としての肩書とか収入とか、家族構成やパートナーとの関係とかの比較による劣等感。見た目がキレイとか美しいとかスタイルが良いとか容姿での比較による劣等感・・・

あげればきりがないくらいたくさんあると思うのですが、誰にもそんなことを直接的に言われていないのに、勝手に不足感と劣等感を自分で感じて、勝手にいじけていく。

世の中のあらゆる人たちと自分を比べて、自分に足りていないものをピックアップしていったらそれはエンドレスゲームでしかないでしょう。

『すべてで一番の人間なんて存在しない』

それが絶対的な真実なのに、いつまでエンドレスゲームを続けるのか? そしてそのゲームをしている限り、ずっと不足感と劣等感を抱く時間が増えていくだけではないか。

言葉にしてしまうと当たり前ですが、なかなかこのエンドレスゲームを卒業できない人たちが存在するんですよね~。

そんな人の資質やベースとして共通しているなと思うのは、

『自己肯定感の欠如(常に自分に自信が持てない人)』

『強いコンプレックスを抱えている人』

勝手に自分が幸せでない理由を相手と比較して〇〇が足りていないからと考えてしまうのですが、それは不正解な場合がほとんど。ただの思い込みと言い訳でしかないんですよね。

『このまま”ないものねだり”の人生を続けていくのか?』

という自問自答をしたほうがいいのかなと思います。

先日、こんな言葉に出会いました・・・

『変容は、持っているものに目を向けることができたときに起きる』

言い方を変えれば・・・

『足りないものに目を向けてる限り、変容は起きにくい』

ということになりますよね。もう少し深めに言うと、変容するのがめんどくさいから、怖いから他人と比較して足りないものを言い訳にして、自分をごまかしている。ということではないでしょうか。

上記の内容は、幸福感とも連動性があって、当たり前ですが、毎日のように足りないものに目を向けていたら当然、幸福感なんて感じることができませんよね。

だから、今自分のそばにある『当たり前』だと思い込んでしまっていることを今一度、リフレームして見つめ直してみることが大切ではないでしょうか。

病気にならず健康に過ごせている今、家を出るときに『行ってらっしゃい』帰ってきたら『おかえり』と言ってくれる家族やパートナーがいる今、たわいもない昔話をしながら、楽しい時間を共有できる仲間がいる今、暑い日の仕事を頑張って、風呂あがりに飲む冷たいビールを体感している今、夏休みに旅行に行く計画をしているだけでテンションが上がってしまう今・・・あげれば、日々の当たり前の中にたくさん幸せはあふれている。

自分のまわりにあふれている幸せタイムを、他人と比較する必要があるのか?そんな必要はないですよね。勝手に他人と比較して幸せの沸点をあげてしまっているのは、自分のせいあり、誰かのせいではない。

『ないものねだりではなく、すでに自分が持っているものに目を向ける』

『自分が今持っているものをどのように活かしていこうか?』

そこにフォーカスしていけたら、不足感も劣等感も感じることが減り、いじけている時間が幸せで前向きな時間に転換されていく。

他人と比較して不足感や劣等感を感じたら、その人と関係を築いて自分の持っている仲間に転換していくこともできるわけですよね。なんだか、すぐに”劣等感からの敵対視”みたいな構造がうまれやすいのはよくない傾向であり、心が少々貧しいなと思ってしまいます。今はSNSとかで他人に対する誹謗中傷がひどいですが、個人的には、ただのジェラシーとかコンプレックスで発信している無責任な人が多いような気がしています。

そんな人たちこそ、他人と自分を比較してネガティブメッセージを発信しているただの自己満足でしかない時間で自分をごまかすのは終わりにしたほうがいいですよね。そんな時間を極力減らしていくために自分が持っているものに目を向けて、ポジティブでワクワクな時間に転換していったほうが、人生のハッピーにつながるのにな~と思います。実にもったいない。

最後に付け加えていきたいのは・・・

不足感や劣等感が全面的に悪いということではないということ。不足感や劣等感を未来の成長エネルギーにつながていける人たちもたくさんいます。それはそれで意義と意味のある不足感と劣等感になるわけで・・・

要は、『捉え方の問題』ですよね。捉え方の差が大きくその後の各々の変容に影響を与えています。いじけているだけで、なんらプラスの変容につなげられていない人。未来の成長エネルギーとしてうまく活用してプラスの変容につなげていける人。同じ場面や人に遭遇しても捉え方の差で、違う未来へとつながっていく。

『足りないものに振り回されるのではなく、自分が持っているものに目を向ける』

これによって、良い変容と人生の好転につながっていく人を多く見てきましたので、今日はそんなメッセージをお伝えしました。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

皆さま、素敵な3連休をお過ごしください。

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