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表層ではなく、本質を見抜き、見極める!! ~ただの再現ではうまくいかない~

2月に突入して今年度もあと2か月となり、心もカラダも忙しい日々をお過ごしの方々も多いのかなと思います。

私は、現在新年度に向けて、新しいホームページ(完全リニューアル対応)の制作や、簡易修正などの仕事が重なっており、全体のプロデュース&ディレクションの時間でそれなりに忙しい時間を過ごしています。

ちょっとプライベートで心配なのは、1月に入り、息子が溶連菌に感染して復活したと思ったら、次はインフルエンザに感染して、復活したと思ったら2日前くらいからまた熱を出して、現在は安静状態です。これだけ体調不良が続くのは想定外・・・いろいろな疲れやストレスが小さなカラダに蓄積しているのでしょうか?カラダ自体の免疫力やら治癒力も正常ではなくなっているのでしょう。やはり、家族の健康があらゆることのベースだと実感しますね。

さて、今日のテーマに・・・

先日、ビジネスパートナーのWEBデザイナーさんとの打ち合わせの時に、『最近の学生やら若い人たちを見ていて気になること。』そんなテーマで話が盛り上がったのですが・・・

今や当たり前のことですが、インターネットやSNSの普及によって、多種多様な情報を入手しやすくなりました。私がコンサルタント修行中の20代前半の頃、それなりの情報を集めるために、国会図書館にこもって1日中資料を集めていたときから考えると、かなりの進化です。

でも、情報はたやすく手に入るようになったのですが、持論がありまして、

『その情報はそのまま使えない』ことが多いということ。

たまに、『成功事例を参考にしてチャレンジしてみたけれど、上手くいかなったよ。』なんていう相談受けたり、嘆きを耳にしたりすることがあります。

そりゃ~そうでしょ。・・・と心の中で思う自分がいるわけですが、事例はあくまでも事例であって、すべてのケースに当てはまるものってないんですよね~。個人や組織が抱えている背景や条件やステージというものがすべて違うわけですから、そのまま真似したって上手くいく可能性は低いと考えたほうがよろしいかと。

そんな簡単だったら、誰もが成功しているはず。でも現実はそんな甘くはない。

そこで大切になるのが、以下の4つの力自分が研修や講演会等でお伝えしているものでもあります。

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①『選択する力』
②『翻訳する力』
③『転換する力』
④『創造する力』

まずは、世の中で拡散している無限なる情報の中から、どんな情報を選択するかで、人がその後に判断する方向性が変わりますよね。情報量は確保しやすくなったのですが、だからこそ、その質を絞り込む能力が問われている時代なのかなとも思っています。

そして、ある程度、自分が欲している情報の量と質が担保された状態で必要になるのが、それを他人用から自分用、他社用から自社用に翻訳すること。

基本的にはそのままコピー&ペーストしただけでは、使えないわけで。その情報の重要なエッセンスを、自分の環境に合わせて、解釈し直すという頭の使い方が求めれるでしょう。ここをおろそかにしないことが大切。

そして、翻訳して、自分なりの解釈が整理された段階で必要になるのが、それを、自分が大切にしている価値観や仕事観や世界観をベースにより深く考えて転換、アレンジしていくこと。ある意味、そこに他人の真似という認識から自己責任という認識に転換する工程といってもいいかもしれません。

『ただの模倣や真似というものではなく、最終的に自分で考えて、決めていく』

そういうプロセスを踏んでいくことが成功ポイントだと自分では考えています。だって、模倣や真似という認識では、それがあとから言い訳の材料になってしまいますから・・・

ここまでの①②③のフローを最近では総称して『キュレーション能力』なんて言うのかもしれません。

定義としては・・・

「無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること。」 

らしいのですが、自分なりに簡単な定義にすると

『情報を収集して整理&翻訳して自分が必要とする新しい価値に転換していく力』

というふうにしています。つまり①②③をすることですよね。

そして、最後に最も重要なのが『創造する力』

あらゆる情報を絞り込んで、翻訳して転換して、自分で考え、決めたこと。でも、それをカタチにしていく、つまり創造しなければただの自分の中の妄想でしかない。決断したことをなんらかのカタチにして新しい価値を創り出していくことができなければ、①②③が意味をなさなくなってしまうと思います。

『ただの再現から独創へと昇華させていくこと』

それが大切なのではないでしょうか。

逆説的に言えば、選択し、翻訳し、転換するのは、創造するために必要なプロセスであるということ。

いろいろなレベルの創造があってよいとは思いますがよりハイレベルで価値が高くて、独創的な創造を実現できたほうが、自分自身も楽しいし、まわりからの評価も得やすいでしょう。

でも、モノゴトやあらゆる情報の表層だけみて、ただ模倣するだけ、再現するだけでは、それを実現することは難しい。

『モノゴトの表層ではなく、本質を見抜き、見極める』

それがとても大切ですよね。

それこそが、より良い創造、そして価値のある独創につながっていくポイントでしょう。

本質を見抜いて、本質を見極められるようになるために、自分がとても重要だと思っているのは、

『選択する力』『翻訳する力』『転換する力』『創造する力』

ということになります。

まあ、コピー&ペーストというある意味手抜き、楽して結果をだせたらラッキーというスタンスのままでは、なかなかよい創造までは行きつかないということなんだと思っています。

今日は本質を見抜き、より良い創造につなげていくための4つのプロセスについて、自分なりの見解を書いてみました。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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