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自分の環境を自分で創造していくために!! ~誰とどんな時間を過ごすかを自分で選ぶ~

週末は、息子のサッカーチームの1年に1回の大きな公式大会。

その大会に向けて、本人はけっこう気合いを入れながら心もカラダも準備してきたのですが、当日の朝になって突然の体調不良に・・・もじもじしながら「気持ち悪い・・・」

前日までは元気だったのに、最悪のタイミングでカラダが悲鳴を上げました。あまり、弱音を吐くタイプでもないのですが、こちらが確認をすると、さすがに「サッカーをやれる体調ではない」と本人から言葉が発せられたので、親としてコーチとして苦肉の決断。

本人は気持ち悪いけれど、応援には行きたいということだったので、連れてはいきましたが、チームも敗戦。トーナメント戦なので、公式戦は1日で終了。

親としても本人に対して体調管理には気をつけろと言っていたのですが・・・

なかなかうまくいきませんね~。 本人は試合にもでれず、観戦しながらの敗戦で、なんだか複雑な気分でしょう。今日も学校を休んで静養中。

前回のブログで、

『育った環境でその人の生きざまは大きく変わる』

と書きましたが、その環境の質を決めている因子として大きいのがその人の”親”&”家族だと思っています。その差は各家庭環境で大きいと思いますし、子ども達はそれを自分ではセレクトできないのですから、親の責任や役割は重大だと思っています。つまり、どんな家族環境の中で育ったかで子ども達の未来は大きく変わっていくということ。

だから、私は10年以上前から、幼稚園や保育園やこども園の未来コンセプトの1つとして

『家族園』という表現をさせてもらっています。

子ども達がより良く成長していくためには親も家族も一緒にレベルアップしていく必要を強く感じているからに他なりません。だから、その園とつながることで、家族全体が成長できるような園づくりをしていくことに大きな価値があると思いますね~

それが、日本の未来がより良くなっていくための社会の本質的なニーズとそのニーズに対するあるべき姿だと考えています。

それに加えて、

『あなたは、一緒に過ごす時間が最も長い5人の友人の平均になる』

これはアメリカの有名な起業家のメッセージだそうです。

絶対にそうだとは思いませんが、そうなる傾向は高いと感じています。

これも、その人が育った環境として大きな差が生じている要素かなと思います。そして、上記の内容との違いは、

『親は選べないかもしれないけれど、友人は自分で選べる』 ということ。

一般的に、”学校という機能”に対しては、いろいろな捉え方や意見があっていいと思いますが、自分自身が一番大事にしてほしいと思っていることは、

『一番大切にすべき友人や仲間を見つけていく場所』

だということ。だから、我が家の子ども達はそんなことをたまに伝えています。

もちろん、勉強する時間、皆と遊んで楽しむ時間も大切なのですが、そのプロセスを通じて、最終的には、一生付き合えるような友人&仲間を見つけていくということ。

偏差値が高いとか、スポーツの名門だと言われている学校に進学するメリットは、個人的には、

『目標や自分の決めたことに対して努力を継続できる人達に出会える可能性が高くなる』

ということだと思っています。

少し視点を拡げて言えば、問題解決能力が高い人達に出会える可能性が高くなるということなのかもしれません。それは社会的に求められている資質であることは間違いないですし、そういう人たちと過ごす時間が増えていけば、その資質が低い人達と過ごしているよりも、自分自身の努力継続性や問題解決能力も高まっていく。

つまり、『誰と過ごすかにこだわったほうがいいですよ』ということ。

自分を良い意味で刺激してくれる人

自分の弱い部分を補完してくれる人

自分に常にエネルギーを与えてくれる人

常に前向きにチャレンジして輝いている人

自分と価値観が近くて感覚が合う人

そういう人たちと積極的に出会える時間の過ごし方をして、そういう人たちと共有する時間を増やしていけたらその人にとってプラスの時間が増えて、人生も豊かになっていく。

私としては、人間の”成功の3条件”としてこのブログにもちょこちょこ書いている

『素直・プラス発想・勉強好き』

この3つの条件をすべて兼ね備えている友人や仲間との時間をたくさん増やしてくことを推奨しています。逆に、頑固でマイナス発想であらゆることに無関心みたいな人との時間はなるべく少なくしていったほうがいいとお伝えしています。

もちろん、時間は限られているので、友人や仲間の取捨選択をしていくのも人生。状況によってはその人と縁を切るような決断をすることも必要になる。でも、それは自分がどういう時間を過ごしていきたいかを決めることなんだとも思います。

『自分の環境は自分で創造していくことができる』

それが育った環境となっていく。たまに、今の環境が良くないのでと、いつもふれくされて不満を吐露し続けている人と遭遇しますが、そうやっていつもふてくされている人達と時間を多く過ごしてきたんだろうなと思います。でもそれはその人が自分で選択した時間なんですよね~。

その考え方や思考のベースオブベースに大きな影響を与えているのがその子の両親ではないでしょうか。逆境や壁にぶち当たったときの両親の一言が心に残っている。その一言が支えになって頑張れた。数少ないかもしれませんが、自分自身にはそういう思いがあります。

だから、我が子たちには、たまに上記のような話をするようにしています。

『自分の人生は自分で切り開いてほしいので』

最後に私が尊敬する方の人でもある、日本が世界に誇る海洋冒険家の『白石康次郎さん』からお聞きした話を・・・

ちなみに、現在、世界一過酷なヨットレースである『ヴァンデグローブ』に参戦中。57歳にして、今まさに命をかけてチャレンジをしているところ。(報道ステーションでも特集されています)

26歳の時、世界初の単独無寄港ヨット世界一周というとてつもないことを成し遂げた日本が世界に誇る海洋冒険家の白石康次郎さんは・・・

小学校に入学したときに、母親を亡くし、父親と明治生まれのおばあちゃんに育てられたそうです。そこで、父親からよく言われていた言葉は・・・

「勉強するかしないかは自分で決めろ、
 但し将来、勉強していなくて困っても
他人のせいにするな!!」

そして、白石家のルールは「すべて自分で決めること」だったそうです。

ご本人が慣れ親しんだ鎌倉の海を見ながら思いついたこと、それがヨットで世界一周することだったのです。

もし、白石家の方針がそうではなく、詰め込みで親がすべて決めていたら・・確実に日本が世界に誇る『白石康次郎』という人間は存在しなかったことでしょう。

 そんな白石さんの言葉・・・

 世の中のすべては変化する(それを受け入れることが重要)
 すべてを受け入れるとは、すべて自分の責任だと思うことである。
 苦しみから逃げることはできない。
 しかし苦しみを苦しみでなくすることはできる。
 すべては自分の心の在り方で決まる。 

これ自分の中で大切にしている言葉です。

育った環境、そして自分が創造してきた環境、これが人生の違いを生むんだなと思います。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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