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やる気がでないときの”作業興奮”の活用ポイント ~巨大な壁を小さな階段にほぐしてあげる~

GWが終わってしまいました。

我が家は、息子のサッカーの大会やら試合やらで慌ただしく終わってしまった印象。勝ったり負けたりの経験の中で個とチーム全体の成長を実感できました。

その合間の時間で久しぶりにお庭BBQ!!

この時期、天気が良いとBBQしたくなりますよね~

そんなそれぞれのGWを楽しんで通常モードへの切り替えをしなくては・・・と思いつつもなんだかやる気スイッチが入りにくい人も多いのかもしれません。そして、社会人デビューした新人さんがある一定の割合で、GW後に職場に来なくなるのもこのタイミング。

誰しも、同じレベルでやる気を継続的にキープできるわけでもなく、やる気満々なときもあれば、やる気がぜんぜんでないときもある。

『やる気がでないときってどうしたらいいですか?』

そんな相談や質問をいただくこともちょこちょこあるわけですが、脳科学や心理学的な見地からお伝えしているのは・・・

『作業興奮の活用』

作業興奮とは、めんどくさいと感じているとき、やる気がでないときでも、一度行動を起こして、その作業をやりだしてしばらくすると、いつの間にかやる気スイッチが入っている状態になること。

逆に言うと、人間ってめんどくさいとかやる気がでないときって、できない理由を探し出したり、なんだか自分の都合の良いようにやらない言い訳を考えたりしていることがほとんど。だから、できない理由や言い訳を考えだす前に行動してしまえ。ということでもありますかね。

『人間の脳は、何か気が進まないようなことをやろうとするときに、それをやらなければと思った瞬間から5秒くらい経過すると、できない理由とかやらなくてもよい理由を考え出す』

そうです。だから・・・

『5秒以内に即判断・即行動』

これが、作業興奮を活かすポイント。だらだら行動保留をしていればしているほど、やる気がでない方向に自分自身を導いてしまう人が多いということでしょう。

でもこれって頭で理屈としてはわかっているけれど、なかなかできない人も多いのが現実。

そこで、ポイントとしてお伝えしているのが、まさにフレーズの中にある”作業”

私なりの定義としては”作業”とは考えなくてもできる行動ややり方なんですよね。つまり、簡単にできる単純作業からスタートする。もしくはそのような単純にできる作業を事前に用意しておいて、とりあえずそれをまずやってみる。

多少の思い切りやフックが必要だとは思いますが、難しくて頭をフル回転しなければいけないような難題に取り組むよりも、行動移行へのハードルはだいぶ下がるでしょう。

『とりあえずやるか・・・』

そんな軽い気持ちでスタートできる要素を探して、抽出できるかもやる気スイッチを入れるための能力の1つということになります。

それは、『チャンクダウン能力』・『因数分解力』という言葉で説明しています。

自分が抱えている仕事や業務ややるべきことを、大きな塊としてとらえているから、なんだか巨大な壁のように感じてしまうわけです。そんな巨大な壁の前に立ちすくんで、できない理由探しや言い訳探しをしている人がけっこう多いですかね。

上記の人と違って、やる気スイッチを入れるコツを知っている人は、それらをカテゴリー分けしたり、分野分けしたり、目次化したり、項目化したり。つまり・・・

『塊をほぐしていって、優しくて簡単な作業へと分解していくこと』

それがある程度できれば、”巨大な壁は小さな階段になる”わけです。

その状況を自分で作りだすことで、『とりあえずやるか・・・』という気分になりやすくなりますよね。だから、やる気がでないのは、まわりの人や与えられた仕事が原因なのではないということ。

優秀な人ほど、『難しそうに思えることを、かみ砕いて簡単な要素や因数に整理整頓する力』を持っているということなんだと思います。

『作業興奮』

言葉としてそれをインプットしたけれど、どうもアクションにつながりにくい人がいるときのアドバイスとしてお伝えしていることを今日はメッセージ化してみました。

巨大な壁の前で立ちすくんで、時間がどんどん経過していくのはもったいないので、まずは、チャンクダウン&因数分解をして壁を小さな階段にほぐしてあげると、作業興奮への準備が整うということになりますので、皆さんもちょっと意識して上手に準備してみてはいかがでしょうか。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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2025-04-03 17:42
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