うまくいく人は運を引き寄せる習慣がある? ~運は待っているだけでは良くならない~
- 2025.06.02
- MESSAGEPERSONAL COACHING
皆さん、人間には運の良い人と運が悪い人がちゃんと存在すると思いますか?
運が良いとか悪いを信じる人もいれば、まったく論理的ではないとそのような話を全面否定する人もいる。
自分は、今までたくさんの方々と会ってきた経験値からしても、運が良い人と悪い人がいると考えています。そして、人生でうまくいっている人の多くは、自ら運を引き寄せるような習慣とか行動傾向があると考えています。
自分もできれば、人生があまり楽しくなくなってしまうので、運が悪くなってしまうような人生は避けたいなという感覚をいつも持ちながら生活している人間のほうだと思います。
『運の良い人と運が悪い人の差はどこから発生しているのか?』
ということについては、自分自身も興味がありますし、経営コンサルタントやパーソナルコーチという仕事をしている中で、うまくいっていない人をうまくいくように軌道修正サポートをしていくことも役割の1つなので、ある程度、自分なりの見解を整理しておきたいと思います。
自分の中での学びと経験則を照らし合わせてみると、その運の良い悪いを生み出しているポイントはいくつかあって、今日はそのポイントをお伝えできればと思います。
ポイント①
『運の良い人は、人とのご縁を大切にする運の悪い人は、人とのご縁を大切にしない』
自分にもよく言い聞かせていることではあるのですが・・・
『たくさんの人達と会って、話して、たくさんの刺激をお互いにシェアしていくプロセスで良い運気を交換し合っていく機会を増やしていくこと。』
それが運を引き上げるとても大切なポイントだということ。
お互いにそういう感覚や価値観が近い人達との接点量を意図的に増やしていくこともそれにプラスαで大切な要素かなと思います。
だから、なんだか最近、運が良くないな・・・というときこそ、家に閉じこもっていないで、外に出て、運が良い人やうまくいっている人に意図的に会って、そのエネルギーを吸収させていただく。という行動を起こすことが大切かと思います。
運が悪い、上手くいかないと悩んでいる友人がいたら外に連れ出して、たくさんの人達と会う機会をプロデュースしてあげるとよいと思いますよ。
ポイント②
『運の良い人は、すぐにやる。運の悪い人は先延ばしにする』
これは、脳科学の勉強会でも教わったことなのですが、
フローが制限されてしまう最大の習慣は?=『先延ばし』
だそうです。(フローとは良い状態が継続すること)
先延ばしを英語では「Procrastination」を表現するのですが、その表記を分解するとPro(積極的に)crastination(明日にする)となるらしいですね。
今やるべきこと、やれること、すぐに終わることを明日でいいか・・・と先延ばししているとき、それは自分の運を下げる行為そのものということ。
『先延ばしグセが、あなたの運気をどんどん下げていく』
ということなので、自分ももちろん完璧にとはいきませんが、なるべくできること、やるべきことを、先延ばししないように日々気を付けて生活しているつもりです。自分の目の前で、誰かが何かを先延ばしにしているシーンを見かけると、余計なお世話かもしれませんが、その人の運気が下がっていくイメージを持って見てしまいます。
コンサルティング現場では、チームマネジメントの指導をする場面もあるのですが、チーム全体に”先延ばしグセ”があるチームですと、当然運気が下がりますので、そこから改善していくことも多いですね。まあそんなチームのリーダーが先延ばしグセがあるパターンが多いので、その人が変わらないと全体も大きくは変わらないというのが現実。
先延ばし癖の行動や行為はわかりやすいので相手にそういう人だと認識されて、ネガティブ評価にもつながりやすい。数秒でできるLINEの返信、3分でできるメールの返信、5分で終わる食器洗い、10分で終わる洗濯物をたたむ、15分で終わる部屋の掃除・・・などなど
全員とはいいませんが、成功している人とかまわりからの評価が高い人の多くが、リアクションが早かったり、初期対応がスピーディーだったりという共通傾向はあると思います。
ポイント③
『運の良い人は、大局的にモノゴトを見る。運の悪い人は、小さい部分に固執する』
”木を見て森を見ず”と表現がありますが、視点や思考のスケールの違いが人の運に影響を与えているということは言えると思います。
なんだか運が悪い人って、小さなことや細かいことに心を奪われ過ぎていて全体像を見通せていないことが、日々の生活の中で多いように感じます。だから、日々の生活や仕事の中に、ちょっとした窮屈感が堪えず発生してしまう。自分としては、窮屈で余裕がないところには、運はやってきにくいと捉えています。窮屈で余裕がないところには、精神的なイライラや感情的な衝突が発生しやすいとも思うので、そういうシーンが増えると、うまくいくこともうまくいかなくなってしまうのでしょう。
逆に運の良い人って、一つ一つのスポット的な視点や成果だけにこだわらないで、全体思考そして中長期的な視野でモノゴトを捉えることができる。だから、そこにはちょっとした余裕や柔軟な雰囲気が存在する。そういうところに運は引き寄せられるのではないかと捉えています。
ポイント④
『運の良い人は、チャンスを拾おうと常にアンテナを立てている。運の悪い人は、チャンスを拾うという感覚がほとんどない』
実は、このポイント④が一番の差を生み出している要素かなと思っています。日々の中で、どこかにチャンスが転がっていないかとアンテナを常に立ててアクションを起こしている人と、ただ惰性で何も意識しないで生活しているだけ人がいるとしたら、確実に前者のほうに、運は引き寄せられていくということ。
自分の中での4C理論というのがありまして、
「チャンス」を「チョイス」して「チャレンジ」すれば「チェンジ」する!!
まさに、このようなマインドセットができている人とそうでない人では運の良さ悪さに差がついていくということ。チャンスの瞬間を見逃さずに、そのチャンスを活かす方法を選択し、そこに向けてチャレンジしたものが、良い方向に変革できるということでしょう。
でも・・・
★自分チャンのスを見つけようとしていない人。
⇒最初からあきらめているか、自分の可能性を信じていない人、人生楽しもうとしていない人。
★チャンスをチャンスと捉えられず、見過ごしている人。
⇒いろいろなことにアンテナを張っていない人
★チャンスとわかっていても、自分に自信がなかったり、やったことがないことに憶病になってチョイスできないか、悩んでいる時間が長い人。
⇒石橋をたたいているだけで渡ろうとしない人
★チョイスしたことに満足して、その後にチャレンジや努力を怠っている人。
⇒石橋を渡っているつもりで進んでないこと気付いていない人
そのような人は、最終的に良い方向への自己変革(チェンジ)ができない(成長しない)人になってしまうということ。だからうまくいかない・・・
自分の経験則からみても、人生がうまくいっていると言われる人や優秀なトップほど、この一連のプロセスのスピードが早い人です。その場その場で即断即決して、しかも判断がほぼ間違っていないのです。でも、そんな人たちも昔は・・・たくさん失敗していることが多いのも事実です。つまり・・・
『トライ&エラーの連続を人よりも短い時間に圧縮して生きてきたからこそその結果として、判断のスピードがあがり、しかもそれが正しい判断に近づいて行く』
ということですね。その究極の状態が、どちらが正しいかは”直感”でわかる領域に到達することなのでしょう。これこそ、うまくいくための運を引き寄せる習慣ではないでしょうか。そして、『運も実力のうち』と言われる所以なのではないでしょうか。
自分なりの解釈を付け加えると・・・
チャンスは、勝手に見つかるのではなく、自分で見つけていくもの
チョイスは、責任と覚悟を決めるということ
チャレンジは、自分の可能性を信じ続けて継続すること
チェンジは、頑張った自分へのご褒美
じゃないかな~と思いながら、日々「4C」を頭の片隅に置いておくようにしています。
チャンスは勝手に落ちてくるのではななく、自分で見つけていくもの。つまり・・・
『運は待っているだけでは引き寄せられず、自ら動いて引き寄せていくことが大事』
ということですよね。
今日は、運の良い人と運が悪い人がちゃんと存在するということ。職業柄、そんなアドバイスをさせていただくことも多いので、自分なりの見解をお伝えさせていただきました。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。