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信頼は一日にして成らず ~信頼度を高めるための行動スタンス~

創業当時のHPをオープンした2010年4月からスタートしたこのブログ。

かれこれ継続期間が15年2か月となりました。そして本日の投稿がちょうど1800回目!!

基本的に、月10本程度、自分の思いや考えをアウトプットするということで、今まで継続してきましたが、これだけの年月になるとそれなりに頑張ってきたなと・・・

『継続は力なり』ということで、これからもまずは2000本を目指して頑張りたいと思います。

さて、本日のテーマなのですが、すべてとは言いませんが、コンサルティングサポートをさせてもらっている幼稚園、保育園、こども園にて、私が訪問したときに、キャリア別の研修時間をとることがあります。フレッシュクラス、中堅クラス、リーダークラス、幹部クラスなどなど。

明日訪問する幼稚園では、今シーズンは継続的に幹部・リーダークラスの研修を行ってきました。

『リーダーシップで大切となる要素は何か?』

皆さんそれぞれ思うことはあるでしょうが、私なりにその要素として定義していることは2つ。

『影響力と信頼感』

相手やまわりにプラスの影響を与えるエネルギーやパワーや人間性を持ち備えていること。そして、それを更に加速させていくために、まわりの人たちから信頼感を高いレベルで得ていること。その大前提が成立していて、相手との関係が構築された上で、各種のスキルやテクニックが効果的に作用していく。

焦ってしまう人は、スキルやテクニックに走りがちですが、私としてはその前に・・・

『相手との関係構築にフォーカスすべき』とお伝えしています。

さて、そんな話の中で、『相手との信頼関係づくり』『信頼を得るためのポイント』について自分が研修や講義でお伝えしていることを話せたらと思います。

まわりからの信頼のレベルが高い組織やチームをつくるということですが、組織やチームも個の集まりですから、まずは個人個人が信頼を得られる人材に成長していく必要がありますよね。

自分なりには、信頼を積み上げていく大前提となる2つの要素は・・・

①能力と専門性 ②人間性と人間力(人柄)

だと思っています。

まずは、相手のニーズを満たすことができるスキルや技術をその人が身に付けることが必要かと思います。いわゆるその人に”専門性”があることが信頼を得る必要条件ではないでしょうか。

それに加えて、その人の人間性や人間力がある一定レベル以上であることも重要な要素だと考えています。いわゆる「人柄の良さ」も必要ですよね。

自分の経験則ですが、いくら能力や専門性が高くても、相手に対して横柄な態度だったり、相手に対して無礼な態度が多い人は信頼されません。

その逆に、人柄だけよくても、そこに相手が求めていることを提供できる能力がなければ、最終的には信頼されず・・・「あの人、人柄だけはいいんだけど・・・」という評価になっていく。

だから、上記①②はセットで成立するものだと思っています。

それに加えて、『信頼は一日にして成らず』ということで、日々のその人の言動や行動の積み重ねがあって、そこに信頼というものが生まれてくるものです。

日々の言動や行動は、その人が大切にしている自分のスタンスやあり方がカタチ化されると考えています。

では、信頼を積み上げる上での大切なスタンスとは何なのか??

自分としては、以下のポイントを信頼につながるスタンスとしてお伝えしています。

【信頼度を高めるための行動スタンス】

 ①率先垂範・・・自ら手本となり率先して行動する(主体性を持つ)

 ②言行一致・有言実行・・・口先だけの人間にはならない

 ③約束厳守・・・約束や宣言したことに対して絶対に甘えないこと

 ④相手本意・・・自分中心ではなく相手のニーズや思いを大切にすること

 ⑤自己責任・自責思考・・・他人や環境のせいにして現実逃避しないこと

 ⑥期待超越・・・相手の期待を上回るような結果と成果を追求すること

 ⑦感謝と敬意・・・まわりの人に支えられて自分が存在していることを意識する

上記の行動スタンスを大切にしてそれを日々の行動につなげている人であれば信頼度が高い人生を送れているのかなと思いますね。

幹部やリーダクラスの人達には、このようなスタンスをチームで共有してそのような行動を日々当たり前にできるチームをつくっていくことが大切だし、それがリーダーとしてのチームマネジメントでもあるとお伝えしています。

逆に、それらの行動スタンスとは真逆の行動をとっている人やチームは、信頼を日々すり減らす生活をしているんだろうなと。

誰かに指示されなければ動かない人
口は達者だけど行動が伴わない人
いつも約束したことを守ってくれない人
自己愛が強すぎていつも何かの犠牲者という姿勢の人
他人や環境のせいにしてまったく責任をとろうとしない人
指示されたこともちゃんとできない人、やろうとしない人
”ありがとうございます””いつもお世話になっています”がちゃんと言えない人
 など

このブログでも何度か登場している喜多川泰さんの著書『OneWorld ~みんなが誰かを幸せにしているこの世界~』の中に

『自分の居場所を大切にしている人は信頼される』

というフレーズがあるのですが、この一文は自分が好きなフレーズです。

『信頼を積みあげていく結果として、自分の居場所が与えられる』

というふうに解釈することもできると思いますが、まさに共感します。

自分の居場所がなくて寂しいな孤独だな・・・というような状況にならないように自分の専門性や能力を磨いていくこと、それに加えて人間性に磨きをかけていくことそして、信頼につながる行動を心がけて実践していくこと・・・

日々充実させたいならば、それが重要だと思いますね。つまり・・・

『信頼を積み上げていく行為とは、自分を大切にする行為そのもの』

ではないでしょうか。自分はそう考えています。

相手やまわりの人たちからの信頼度が高まらない状況の人は、上記の行動スタンスのどこかがマイナススタンスになっているという視点で、自己チェックされると良いのかなと思います。おそらくそうやって自己分析してみると、思い当たる何かがでてくると思いますよ。

今日は、『信頼』について簡単に自分なりの見解を整理させてもらいました。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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