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うまくいかない人のパターン?? ~『固定観念・思い込み』『慢心・過信』『独りよがり』~

今日で6月も終わり。ちょうど2025年も半分が過ぎてしまいました。

それにしても、梅雨だというのにほとんど雨も降らず真夏のような日が続いています。

昨日、息子のサッカーの大会があり、コーチとしてはもちろん選手たちの熱中症には気を付けていたのですが、メンバーの一人が、試合中に体調がしんどいとの申告があり、即座に交代・・・

交代後、ベンチで休んでいるときに更に体調悪化、軽い痙攣が発生して、ちょっとした記憶障害も・・・大会本部と相談の結果、救急車を呼んで応急措置をした後、病院へ搬送。

病院での診断結果は軽い熱中症。しばらく安静にした後、回復して問診を受けて問題がなかったので、その日に自宅に戻れましたが、正直びっくりしました。申告直前まではぜんぜん元気にピッチで動き回っていたので・・・

これからも更に暑くなるとの予想がありますので、本当に注意していかなければと思います。

さて今日のテーマは『うまくいかない人のパターン』

このブログではどちらかというとうまくいく人や成功する人のパターンなどをお伝えしていることのほうが多いかと思いますが、今日はその逆。

経営コンサルタントやパーソナルコーチという職業柄、何かがうまくいかないで悩んでいたり、困っていたりする人からの相談にのる機会は多いわけですが、悩みや困りごとのレベルもかなり差異があるのが現実。初期段階のレベルもあれば、その悩みや困りごとを少し放置していたことが原因で、かなり窮地に立たされるようなレベルに悪化している状況にも遭遇します。

そのような窮地レベルに追い込まれてしまう人たちと接する中で、私がなんとなく共通因子として感じるキーワードをあえてあげるとするならば・・・

『固定観念・思い込み』『慢心・過信』『独りよがり』

これらのワードが共通ワードとして思い浮かびますかね。

『固定観念・思い込み』が強すぎる人はあまりうまくいっていない人が多いかなと。

まわりの人や周囲の環境、状況に左右されず、本人が持っている考え方を変えずにずっと持ち続けることに固執してしまっている人達。

世の中にはけっこうそういう人がいるなと思います。自分もある部分ではそういう一面はあるかもしれません。

職業柄、あらゆる分野のあらゆる立場の人たちと話す機会が多いほうですが、しばらく会話をしていればなんとなく、そのレベルは察知できますね。正直、『固定観念』が強すぎる人には、何をアドバイスしてもほぼ効果ないなと思ってしまいます。

でも・・・だって・・・難しい・・・できない・・・それは違う・・・

そんなフレーズが頻繁に登場してきます。

固定観念が強い人の共通傾向として感じるのはこんな感じ

・柔軟性が不足している
・思考と視野が狭い(同じところで同じ人達とずっと時間を過ごしている)
・変わることに対する恐れを持っている
・物事を客観的に見ることが苦手
・考えることから逃げている(PDCAサイクルが機能していない)
・人のせいにしたり、環境のせいにしたりして自分は正しいアピールをしたがる

あげればもっとありますが、概ねこんな感じかなと思います。

固定という言葉通り、”そのまま変わらない”という方向性を選択する傾向が強すぎるとうまくいかないということなんだと思いますね。だって、まわりは常に変化し続けているので。

『慢心』とか『過信』に気付かないまま時間を過ごしてしまうとうまくいかないでしょう。

『自分のポジショニングを誤認している人が慢心や過信に陥りやすい』

そして、そのポジショニングの誤認を根源的原因になっているものは

『情報不足』

物事を知っている幅と深さには人それぞれ大きな隔たりがあるものですよね。人間や組織のレベルにも当然、幅や深さが存在しています。

その中で今の自分や組織がどのレベルに位置づけられるかを見極める!!

これが、自分のポジション把握。

しかし、これを正確に行うことはとても難しいことなのだと思っています。だって、いろいろなレベルの幅と深さを完璧に知っている人なんていないですよね。

だからこそ何が重要なのか??

”世の中のいろいろなレベルを知ろうと努力し続けること”

ではないでしょうか。そのためには、情報の量と質を担保するための行動が必須となるでしょう。量も質も不足していると置かれている状況を誤認して、自分の慢心や過信に気付かなくなる。

~ノミの実験・ノミの法則~
1メートル飛ぶことができるノミを、30センチの高さのフタがついているビンの中に入れて、しばらくほうっておくと、そのノミは30センチの高さまでしか飛べなくなってしまう。しばらくして、そのビンのフタをはずしてあげても、本来は1メートル飛ぶ力を持っていたノミは、30センチしか飛べなくなってしまう。という実験法則。

この実験では、1メートルというレベルを持っていたノミが、30センチという低いレベルの環境設定を与えられた時、30センチという実力で十分だと誤認してしまいそれで自己満足してしまう・・・

まさにこれを ”慢心・過信”と言うのではないでしょうか。

そして、最後のフレーズは、『独りよがり』

うまくいく人ほど、すべてを自分でやろうとせず、まわりに優秀な人達を集めて課題をクリアしていく人が多いかなと。その逆に、うまくいかない人ほど、自分ですべてやろうとする。

つまり、『人に頼るのが下手な人はうまくいかない』ということですよね。

自分が苦手なことまで、なんとか自力でやることが美学みたいな人がいますが、第三者として客観的にその人を見ていて感じることは・・・

『無意味なプライドの誇示』

そんなマインドが邪魔をして、自分自身が人に頼ってしまうことをネガティブに捉えてしまう人が存在します。自分以上に信頼できる人がいないという思い込みや固定観念がそうさせているのかもしれません。でも、そういう人って、孤立化していくんですよね~

『独りよがりの継続⇒孤立化』

そんな公式がある程度成立しているような気がします。

何が言いたいかというと、『人間は一人ですべてできない』という絶対的な事実

うまくいかない人って孤立化傾向があるということ。

ビジネスやプライベートなどあらゆる領域で関わる人たちと支え合える良好な関係構築ができたほうがうまくいく確率が高くなると思いますし、誰とつながるかをちゃんと見極めて、その人にちゃんと頼れる人が賢い人だと思いますし、うまくいくのかなと思います。

今日は、『うまくいかない人のパターン』ということで、自分の経験則やお会いしてきた方々などから思い当たる見解を整理してみました。

『固定観念・思い込み』『慢心・過信』『独りよがり』

私も含めて、皆さんもこのキーフレーズに陥ることのないように意識されるとよいのではないでしょうか。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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