未来への願望&渇望の強さが人をつなぐジョインター? ~人は人に必ず影響を受けている~
- 2025.10.14
- MESSAGEPERSONAL COACHING
外の風景もだいぶ秋らしい雰囲気になってきました。
そんな時期は、朝家を出るときの服装も迷いますよね。自分も真夏はポロシャツスタイルで仕事をしていますが、そろそろジャケットスタイルへ移行しようかどうか日々迷う感じ。
今日は、『人が成長する上でどんな環境やプロセスが大切なのか?』というテーマでメッセージを書きたいと思います。
プライベート、ビジネス両面でも、人生の岐路やキャリアステージの岐路で悩んでいる人達からの相談にのることが多いですが、そんなときに1つのメッセージとして必ず送っているフレーズは・・・
『何をやるかも大切だけれど、誰とやるかのほうがもっと大切』
ということ。
なぜならば、『人は人に必ず影響されているから!!』
良い刺激や前向きなエネルギーを日々受け取ることができる。
然るべき叱咤激励を与えてくれる。
正しい方向がどっちかというヒントを身近に感じとる時間を与えてくれる。
そんな人が自分の近くにいる環境とまったくいない環境・・・その環境の質は大きく違う。
つまり、自分自身にとって、ポジティブに感じられる時間をもたらしてくれる人が、何かにひたむきに取り組む時間、そしてそれを継続して磨き込んでいく時間をもたらす原動力になっていくからですよね。
『誰とやるべきかの誰とは?=自分自身が未来に向かう原動力になってくれる人』
と捉えることができるのかもしれない。
自分の生き方や働き方のモデルになるような人=『師(憧れ)』
自分にとっての”師”や”憧れている人”は一人だけである必要もないわけで、あらゆる分野における”師”がいてもいい。そういう方々からの助言や忠告であれば素直に前向きに捉えることができますからね。
自分の居場所を求めて、社会の中でふらふら浮遊している感じの人たちが存在しますが、それはすなわち、自分の生き方や働き方のお手本となるようなモデルやベンチマークが見つかっていないからかもしれませんね。もっと手前の段階で言えば、自分がこう生きたい、こんな働き方をしたいということを真剣に考えたことがないのかもしれません・・・
自分がこんな生き方をしたい、この仕事でこんな未来をつくりたい・・・
そんな未来への強い願望と渇望が人と人をつなぐジョインターになっている。
そういうシーンやご縁結びをまじかに体感してきました。
たまに、『誰とやるか』の解釈をすこし勘違いして捉えている人がいると感じるときがあるので、あえてお伝えしたいのですが、”誰と”と”やるか”とこの文節を分けて考えたときに、どちらが大切かというとそれは・・・
『やるか(行動すること&挑戦すること)のほうが大切』
自分の師に出会えた、憧れに出会えた・・・それだけで成長することはありません。自分の願望や渇望が突然達成されることもありません。その人からの良い刺激を原動力として、自分がやらないと(行動しないと)成長はしないということ。
自分が目指したい人物やベンチマークすべき人物に出会えたとしても、ただ憧れているだけ、指をくわえてすごいな~と思っているだけ・・・それでは、昨日の自分と先週の自分と先月の自分と昨年の自分と変わらないわけで。言い方を変えれば、誰かに憧れ過ぎてもよくないのかなと・・・だって、少なくともその人と自分は違う人物だから、まったく同じようにはなれないわけですからね。
自分を成長させてくれる師と思えるような人、憧れの人と出会って、その人の出会いを活かして成長していける人の前提となる条件は
『未来への願望&渇望の強さ』だと思いますね。
それがとても弱い段階で、もしくは何も渇望がない状態で、憧れには出会えない。師も登場しないでしょう。その願望と渇望の強さが挑戦すること、行動することのパワーをその人にもたらしている。
『自分がこうなりたい、これを成し遂げたいという強い願望や渇望が心の底にある人のアンテナは高いレベルで振動していますから、そのプロセスで更にその方向に対して良い刺激を与えてくれる人を引き付ける』
まさに、それが必然的な出会いを生み出しているのではないでしょうか。
自分にとっての居場所が見つからず、さまよっている状態、なんだかうまくいかない自分に嫌気がさしてしまう感じの人もある一定数存在しているわけですが、そんな人は、世間で評価されている人に対して否定することで自己肯定&防衛をするという本末転倒な実態になり、そんな不安定マインドだから、何をしてもモチベーション維持ができず継続できない。まさに悪のスパイラル状態。
そんな状態の中で、本当に必要な憧れや師が見つかることはないと思うのです。
『私は、運が悪く、まわりに憧れの存在や師と思えるような人がいないんですよ・・・』
そんなメッセージをたまにくれる方がいるんですが、そんな人に私が思うことは、
『自分自身の未来への願望&渇望が弱いからだろうな』
ということ。もしくは、悪のスパイラルの中でネガティブフィルターがかかっているので、出会ってはいるに、取りこぼしているんだろうなということ。出会うためのアンテナが振動せず、引っ込んでしまっているので、引き付けるパワーがほぼ壊滅状態なんだろうなということ。運がないのではなく、生きていく上での覇気がないんだろうなということ。
『未来への願望&渇望の強さ』
⇒ 師や憧れとの出会い(引き寄せ)
⇒ プラスの原動力&エネルギー
⇒ 成長促進
そんな流れになっているのではないでしょうか。
そうやって考えると、うまくいく人、成長が加速していく人の原点となる共通因子は・・・
『未来への願望&渇望の強さ』ということ。
これを夢と言ったり、目標と言ったり、ビジョンと言ったり・・・
この強さこそ、人間としてのエンジンの大きさそのものなのかなと思いますね。
大きなエンジンを手に入れて、それを更に磨いたり、大きくしていく上で必要なのが何人かの師や憧れやベンチマークすべき人達との出会いなのかなと。その出会いや交流の中で、エンジンをより良くメンテナンスしながら、未来に向かう挑戦スピードを加速させていく人が、願望や渇望の達成確率が高い人。
ということなのかなと。
今日は、『人が成長する上でどんな環境やプロセスが大切なのか?』というテーマに対して、成長が加速するプロセスとして自分が大きなポイントだと思うことをお伝えしてみました。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。