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逃げぐせ人生があなたの魅力も信頼も奪っていく ~まわりまわって自分が損をする生き方~

最近、小学3年生のサッカーコーチとしての活動している時間の中で、自分にとって不都合なことが発生するとそこから逃げてしまう、ごまかそうとする・・・そんなスタンスの子どもが数人いることが気になっています。

『矢印の方向が自分向きではなく、いつも逆向き』

相手のせいにしたり、メンバーのせいにしたり、環境のせいにしたりする傾向が強い。

例えば、ちょっと相手とぶつかってしばらく痛がっている。こちらとしてはある程度の経験値で状況を見ればわかるので、そんなにいつまでも痛いわけではない状況であることもわかっていながら・・・

『痛いなら休んでいいよ・・・』

と声掛けをして、その子の判断に委ねてみるわけですが、もう痛さがあるわけでもないのに、痛いふりをしてしばらく休んでいる。まわりの人たちにこれまで構ってもらってきた癖がそうさせるのでしょう。そして、自分の好きな練習メニューになるとしれ~と何もこちらに言わず練習復帰する。そんな状況を体感しながら思うことは・・・

『そのマインドやスタンスのままだとまわりまわって自分が損することにつながる』

ということをこの段階でちゃんと教えないと彼の人間的成長促進につながっていかないということ。

そうやってサッカーへの取り組み姿勢を通じてでも、今の社会の傾向が見えてきますね。

経営コンサルタントとして、いろいろな組織のサポートをする中でも、同じような傾向の人たちに接することや、そんな人たちのことで悩んでいるトップからの相談にのる機会も多いですね。

そんな気持ちを踏まえながら、今日は以前、自分が書いたメッセージをご紹介

 

【逃げぐせ人生があなたの魅力も信頼も奪っていく】

そこにいるのは、最終的な逃げ道を用意しながら

頑張っているふりをしている自分ではないか?

逃げ道へと進む理由を、都合よく正当化しようとしている自分ではないか?

自分のことは棚に上げて、相手やまわりのせいにするための理屈を

一生懸命探そうとしている自分ではないか?

 

ことがうまく進まないことや、自分の思うようにできないことを、

自分以外のモノやコトや人のせいにするのは簡単かもしれない。

しかし、本当にそれでいいのだろうか??

簡単な道(まわりのせいにすること)、困難な道(自分の責任だと思うこと)

があるとしたら、

困難な道を選択できる人間が早く成長するとはよく言われること。

 

何かを成し遂げた人は、必ず人生のどこかのステージで、

大きな壁を自分の力で乗り越える道を選択し、

苦しみながら、もがきながら、悩みながら、その壁をクリアした経験を持ち、

その経験こそが、自分の成長原資だったと認識している。

 

自己責任性を見失っているとき、

目の前の壁から目をそむけようとしているとき、

それはあなたが成長から遠ざかっているとき

自分への甘え、まわりへの甘えに対して常に自問自答しよう。

 

現実逃避、責任放棄という逃げ癖が

もともと備わっているあなたの魅力をどんどん奪っていく。

そして大切な仲間と信頼を奪っていく。

 

やはり、何かトラブルが起こった時、想定外の問題が発生した時に、その人がとる行動やスタンスを見れば、なんとなくその人がどんな人なのかは察知できるということですよね。

人は常に観察されていますから、当然誰でも弱い部分はありますが、だからこそ今の自分を乗り越えて強くなって成長していくために逃げずに向き合う回数を増やしていくことが大事なんだと思います。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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