”できる人”の共通項シリーズ ~仕事の質は、準備の質で決まる~
- 2025.12.24
- MESSAGEPERSONAL COACHING

今日はクリスマスイブ。
午前中は、小学校に夫婦で足を運んできました。終業式で娘が小学校の合唱団の1人として、全校生徒の前で合唱を披露するということで。合唱団に所属しているメンバーの保護者は見学OKだったので。
素晴らしい歌声が体育館に響いていましたね。
今夜はこれから楽しいクリスマスパーティー、そして明日は我が家は家族で外食の予定。
さて今日は、久しぶりに”できる人”の共通項シリーズを書きたいと思います。
ビジネスでも普段の生活面でも、『準備力』があるかないかで成果が大きく分かれている。
一般的に仕事ができる人は、ちゃんと準備ができている人。逆に仕事ができない人は準備が苦手な人。
そんなふうに感じています。
『仕事の質は、準備の質で決まる』
よく新卒社員やフレッシュクラスの方々を対象にした研修会や講演会でお伝えしているフレーズ。
経験値が少ない人は、これから何が起こるかというイメージや想定力が足りないので、それが故に準備する力が不足している。これは、社会人になりたての人やキャリアが浅い人が必ず通る道ですよね。
『仕事で成長&成熟していく=想定力&準備力が高まること』
そんな定義が成立しているのかなと思います。
人間は、想定外のことが突然発生するとバタバタしますよね。逆に想定済みのことであれば頭の中や物理的な準備が整っているので、バタバタはせず冷静に対応できる。
私は若い頃、『悲観的に準備して、楽観的に行動せよ』というフレーズで教わりました。
悲観的に準備するという意味は、どんなことが起こっても対応できる準備を怠らないという意味であり、その準備がしっかりできていれば、不安なく前向きに行動できるはずだということ。
でも、常に不安が付きまとう状態、ネガティブにモノゴトを考えてしまう状態の人がいるのも確か。そういう人は、十分な準備ができていないのではないか・・・そんな自分の準備不足状態を自覚しているので、それが態度となって漏れ出してしまう。
もちろん、完璧で完全な準備はできないかもしれませんが、そのレベルにどこまで近づけたかどうか、もしくはそこまでの追求度は人によって大きく差があるなと感じます。
経験値が積みあがっていくことで、確かに想定力は高まりますから、それと連動して準備力は高まっていくとは思うのですが、そうなると、キャリアが浅い人は全員準備力がないのか?という疑問が生じるのですが、必ずしもそうでないのが現実でしょう。
そこで、お伝えしたことは・・・
『準備は”想像力”がなければうまくできない』
ということ。自分がここで使う想像力とは・・・
①未来や先を読む力
②他者の気持ちや状況を理解する力
これらの力がその差を生む源泉になっているのかなと思っています。
①は想定力とも言えますかね。そして、②が仕事ができる人、できない人の差を大きく生んでいるのも現場で強く感じています。
仕事の原点が、相手に喜んでもらうこと(満足していただくこと)だとしたら、そのために相手本意の準備ができているか否かでその評価が異なっていきますよね。
相手が何を今望んでいるのか?
相手のニーズ察知をした上でどんな準備が必要になるのか?
そこに思いを巡らせながら時間を過ごしている人は、常なる準備ができている人。でも、自分本意で相手に敬意を払わず時間を過ごしている人は、いざというときにポイントがずれてしまう。
だって、他者の気持ちや状況を理解することが大切な準備であるという自覚がないから。
『期待超越(きたいちょうえつ)』
これは、私がよく研修や講演やコンサルティング現場で使っているフレーズなのですが、オーダーされた以上のことを提供していく習慣づけと準備を当たり前にできる人にならないと信頼度が上がっていかないということですよね。
その基準を仕事の当たり前にできている人は、その他大勢の人より準備に時間をかけているし、当然、準備の質も高まっていくはずです。
そして、相手が喜んでくれるイメージが鮮明にできる準備ができているので、不安なく前向きに行動もできる。それは相手にとってポジティブな印象を与える。そういった好循環サイクルが続いていく。
『期待超越につながる準備ができているか?』
自分に常に問いかけていくことが、仕事ができる人に成長していけるか、そうでないのかの分かれ道なのかもしれませんね。
今日は久しぶりに”できる人”の共通項シリーズを書いてみました。
『仕事の質は、準備の質で決まる』
できる人は、あらゆる意味で準備する力が高い人なんだと思います。
一応、これまで書いてきた”できる人”の共通項シリーズを以下にリンクさせていただきます。お時間のある方はぜひご覧ください。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。





