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『育ってきた環境設定や状況』が差を生んでいる? ~適応障害とレジリエンスの関係~

今日から1泊2日の関西出張。

日本海側に近い場所なので、今夜からの寒波&雪が少々心配・・・

令和10年度から「認定こども園(幼保連携型)」に運営移行する保育園へのコンサルティング訪問。

『今年度の新人の先生が体調不良で休む機会が増えていて、それが継続的になっている・・・』

園長先生&幹部の先生からそんな相談がありましたので、私なりの経験値からの見解をお伝えしました。

『適応障害の可能性も頭に入れながら様子を見ていく必要あり』

昔はそんな言葉をあまり使うこともなかったのですが、今はコンサルティング現場でちょこちょこ登場することが増えたフレーズですかね。

『適応障害』

簡単に言えば、ある環境から生じるストレスによって心身に異常をきたす病気。』

それと比較して『うつ病』という言葉もよく聞くようになりましたが、うつ病は「脳の病」で適応障害は「心の病」という部分が異なるようですね。

うつ病は、その特定のストレスから解放されたとしても、症状がすぐには回復しない傾向があるそうですが、適応障害は、ストレスから解放されると症状が回復するという特徴があるそうです。そして、適応障害が発症した人は、5年後には40%の人がうつ病に移行してしまうというデータもあるそうです。

あくまでも個人的見解ではありますが、最近では多くのケースが適応障害の段階で、なんらかの問題行動ややる気の減退につながって退職という結果になっているのではないかと思うのです。実際に弊社のコンサルティング先の園でもそのような事例はちょこちょこ発生中。

脳のレベルまででなく、心のレベルの段階でリングアウトしてしまう人達が多いそして、そこから思うのは、そこでリングアウトしてしまうような人ってたとえ職場や職種や環境が変わったとしても、ある程度高い確率で同じような現象を繰り返すんじゃないかな~と思ってしまうのです。

どこに行っても、最初わからないことをしていく段階や、初めての人達とチームを組んで自分の居場所を確立していく段階が必ずあります。

その段階においては誰でもそれなりの心理的&肉体的ストレスはかかるわけで『ギャップの穴うめや自分の居場所づくりを繰り返していく日々=社会(環境)適応』

だとは思うのですが、そのプロセスにおけるストレス耐性が不足している人ほど、日々不安定になっていく。やはり・・・

『就職するまでのプロセスでその人が何を体験・体感・習得してきたか、そして、それをどのように受け止めることができているか』

そのような部分の違いで、社会人としてのストレス耐性は大きく異なるのかなと思いますね。

いわゆる、その人の・・・

『育ってきた環境設定や状況』が差を生んでいる

ということ。

こればかりは、遡って相手の歴史を変えることは不可能ですから、こんな時代のリクルートも注意して人材セレクションしていくことがとても重要になってきています。

でも、正直なところ、採用段階では良さそうに思った人が以外と早々のリングアウトしてしまうようなケースも増えているし、そういうパターンがけっこう多いと感じる。実際、一緒に働いてみないと人の本質的なところまではわからないということも多いにあるでしょう。

そんな、現実を目の当たりにして再確認していることは、

『レジリエンス(忍耐力)の大切さ』

社会適応、環境適応力がある人って、レジリエンスが高い人だと思っています。それは、非認知能力のカテゴリーの中でも上位にランクされている生きる力として重要なもの。

詳細については以前このブログでも書いたものがあるのでそちらは以下をクリックしてご覧ください。

 

GWがスタートして、11連休を満喫している人もいれば、そうでない人も・・・私は、基本的にカレンダー通りのGWを過ごしています。ここ数日は九州出張やらGAFCの活動やらで少しバタバタ
2014-04-28 23:14

 

逆境に直面したときに、その人の反応や行動は人それぞれですが、やはり、若い年代においていろいろなプチ逆境体験を積み重ねて、乗り越えてきた人間が社会にでても同じように乗り越えていける人になるのは当然のことかなと思いますね。

逆境に目を背けてきた人、そうならないように人の影に隠れて生きてきた人、誰かに押し付けてきた人、誰かにやってもらい過ぎた人・・・

あげればきりがないですが、そんな環境設定と状況の中で時間を過ごしてきた人は社会適応力が高い人になりにくいと思いますね。もちろん、それに伴ったまわりの大人や親からのマインドセットやサポートコーチングも両輪として大切。

そんなことを書いていて、あらためて大切だなとふと思い出したフレーズは・・・

20160601

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。

唯一生き残るのは、変化に適応できる者である」 By ダーウィン

社会人をスタートしてまもない人、もしくは転職などをしてちょっとした苦しさやストレスや逆境を感じている人は多いかもしれませんが、そこから逃げずにギャップの穴埋めを自分なりに前向きに進めていくと、自分の価値ある居場所が段階的に与えられる。

『逆境力=変化力=適応力=自分の居場所を作り出す力』

なのかもしれません。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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弊社CLPの先生向け勉強会である  VALUE UP CLUB 『新人研修会』 2026年度の開催が決定しましたのでご案内させていただきます。 2026年4月から社会人デ
2026-01-16 11:12
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