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幼稚園・保育園・こども園のイノベーションの方向とは? ~地域の教育総合コミュニティ施設化=枠組みをとっぱらう~

あっとい間に1月が終わろうとしています。

昨日は、あるプロジェクトメンバーの1人として打ち合わせに参加してきました。

以前も少しだけこのブログでお伝えしたことはあると思いますが、

動画コンテンツ&オンラインを活用した幼児教育プログラム(音読や英語など)の提供を行っていくプロジェクト。

テストプログラムのデモンストレーションを体感して思ったことは・・・

『教育とAIの関わり方』

当然、上記プログラム構築には少なからずAIの力を活用しているのですが、その進化スピードやクオリティーにはびっくりさせられるものがありますね!! 物語のストーリーや原稿に対してそのイメージを踏まえて作曲もしてくれますし、絵本のイラストもそのニュアンスをちゃんと掴んで世界観を表現してくれますし・・・とにかくうまくAIを活用していく時代になりましたよね。

幼児教育プログラムの提供に留まらず、大きな枠で言えば、園経営のサポートにも積極的に関わっていこうと考えているプロジェクトでもあるので、そこで私がメンバーインしているという背景があります。

園児数減少、後継者への引き継ぎ不安、組織強化やリクルート活動における悩みなど、弊社にもいろいろなご相談が寄せられています。あらためて、プロジェクトメンバーと昨日シェアしたことをお伝えできたらと思います。

この5年間の各施設数の推移は、上記のようになっています。

幼稚園も保育園もこれから減少し続けていく、そして、運営モデルのスタンダードが『認定こども園』に移り変わっていく。』

そんな業界の大変革期を迎えているわけです。

戦略とは「戦さと略す」と書きますが、つまりそれは、戦う前に勝っている状態を作りましょうということでもあります。そこで大切なことは、

『枠組みをとっぱらう』という発想

幼稚園だから、保育園だから、認定こども園だから・・・というのが枠組みに縛られた考え方。

その発想をとっぱらっていただくために、10年以上前に、私が提唱した未来コンセプトが・・・

『地域の教育総合コミュニティ施設化』

地域の子育て支援ニーズ、幼児教育ニーズは時代の流れとともに変化しています。家庭の在り方や働き方などを含めたライフスタイルに合わせてそのニーズが大きく変化し続けているからです。

・変化を捉えながら、地域の子育て支援ニーズが集約された場所づくりができているか?
・地域でニーズを満たすための機能がまだバラバラに存在しているのではないか?
・それぞれの機能との連携はどうか?
・連携が難しければ自園でその機能を付加していくことはできないか?

そうやって考えていくとまだまだたくさんの伸びしろや運営展開のアイデアがわいてくるはずです。幼稚園、保育園、こども園という単機能ではなく複合型の機能付加やエリア展開を具現化していくことで、他園よりもワンステージ上で勝負できる新しい運営体制づくりをしていく。

それこそまさに未来戦略のポイントとなります。

そんな伸びしろへの未来コンセプトが・・・

地域の教育総合コミュニティ施設への進化』

このような戦略で運営展開を進化させることができず、単機能で勝負を挑もうとしているところは残念ながら段階的に淘汰されていく時代となりました。

子ども、保護者、地域の人々との1つひとつの接点を大切にすること。そして、長期的につながり合い、価値を継続的に提供できる体制を作っていくこと。そこに集まる子ども、保護者、地域の人々が育ち合い、学び合う場所への進化を目指していくこと。

つまり『地域との良質な接点づくり』が大きなキーポイント。

だからこそ、園児募集活動について今までの概念を変えていく必要性があります。

0歳児、1歳児からの接点づくりではもう遅い?? 

園児募集活動の内容や考え方を変えないと、ワンステージ上には行けません。横並びの競争激化時代から一歩抜け出して競争環境を大きく変えていくための発想と実例ヒントは・・・

・産前&産後ケアプログラムの導入による、安心とリフレッシュタイムの提供
・園一体型(併設型)児童発達支援事業モデル
 (未来のスタンダードモデルづくり)

・地域子育てサロン構想による、子育てコミュニティ&ネットワークづくり
 (家族園化)

・園カフェ導入による、居心地の良い場所づくり
 (地域との接点拡大機能とブランディング)

・園児募集エリアの思い込みを変えるサテライト施設展開
 (商圏突破の実現)

・子ども達と地域をつなぐ『リアルキッザニア構想』
 (リアルなキャリア教育環境づくり)

・卒園児(小学生・中学生・高校生・大学生)との継続的関係づくり
 (生涯園児発想)

・一緒に子ども達の未来を作る、地域子育てボランティアチームプロデュース  など

そんな施策展開を進めていくコンサルティングサポートを弊社CLPはしているわけですが、特に地方に行けばいくほど、そのエリアにおいて、圧倒的一番シェアを確保していかないと生き残れない実態を肌で感じています。例えば、そのエリア内の3園でシェアしていた人数が1園で足りるようになってしまうので・・・

このような取り組みを段階的に自園の実情に合わせて具現化しながら、『地域との良質な接点を継続的に増やしてく』ことが、3か年経営計画や5か年経営計画のイメージの中で具体的に描けているのか?

なかなか具体的で効果的な経営計画を策定できるいる園があまりないのも実情かと・・・

そんな実情の中で、一歩抜き出るための園のトータルブランディングの重要なポイントだと考えてアドバイスをしている日々です。

このコンセプトのベースとなっている2つのマーケティングポイントがあります。

1つ目は、

『ロングタームでの関係性構築』

一般的なお伝え方をすると、消費者や利用者のニーズが多様化する中で、1点だけではなく線や面に広げてその受け皿を提供できるモデル構築とそれを消費者が欲しいベストタイミングを見極めて提供提案できる仕組みを構築することが業績アップには必要ということ。

そのためには、消費者や利用者との関係性がスポット的ではなく、長い期間継続していける仕掛けをつくらなければならないということですよね。

2つ目は、

『インテグレーション』

これは、統合、統一、融合、一体化などと訳しますが、1つ1つバラバラに取り組んでいたものを、統合したり、融合させたりすることで、更なるプラスαの価値創造につなげていくことが大切ということ。

ロングターム&インテグレーションをキーポイントとしていろいろなビジネスの現状を見直してみると、何かの兆しが見えてくる。

そして、幼稚園・保育園業界にそれを当てはめてみた結果として、自分なりにフレーズ化したのが、自分の著書にも書かせていただいた、

『家族園化』

『地域の教育総合コミュニティー施設化』

子どもたちが健全に成長していってもらうためには、子ども本人だけにアプローチしていても不十分実際には、その子を取り巻く最大の環境である家族環境、すなわち,ご両親へのアプローチも絶対に必要だろうと思って『家族園』というコンセプトを創りました。
 
「家族(親)が成長してくれないと、子どもだって成長しませんよ」

ということ。子どもと親・・・つまり1つではなく2つへのアプローチが必要ですよね。これも統合や融合と言っていいと思います。

『地域の教育総合コミュニティー施設化』というコンセプトのゴールは地域の老若男女がそこに集い、互いに刺激し合い、学び合える場所として機能していくこと。

それがある意味のゴールなのではないかと思っています。

だから、0歳からおおげさに言えば死ぬまで・・・これってまさにロングターム発想なのです。

少なくとも、今までの幼稚園が対象としてきた3歳~5歳までに限定したタームでは少子化という背景の中で、厳しくなっていくのは目に見えていることですからね。

『今までの思い込みを破壊して、枠組みを変えていく』

~フレームチェンジ&チャレンジ~

それが大切であり、生き残るためのチャレンジの方向性だと思います。

だから、私が園のトップの方々にこれから更に求められる力としてお伝えしているフレーズが

『環境プロデュース力』

自分の園を核施設として地域の中でどのような子育て支援環境&人々の成長や喜びにつながる環境を創造していくことができるか否か?

そこに向かうための未来構想を中長期の経営計画に落とし込むことができているか否か?

この実現度を段階的に高めていけるトップとそうでないトップの差が『環境プロデュース力の差』ということになるでしょう。

弊社CLPのコンサルティング先では、この未来戦略をベースに段階的な機能付加や展開を進めている園が多くなってきています。まさに・・・

弊社CLPは各エリアにおいて、良い意味での”イノベーション”を起こしてもらう火付け役、サポート役としてコンサルティング活動をしていくことが1つの使命でもあると考えています。

大変革期におけるイノベーションがこれから起きていく兆しを現場で強く感じています。

いろいろな人達との関わりの中で、未来に向けた価値あるイノベーションを実現していくために、良いクロスをしていけたらと思っています。

やはり、独りよがりでは難しいので、多くの人たちを引き付け、より良い方向に導ける場や環境を創造できるトップが成功していくのかなと強く思います。

1月も終わろうとしているタイミングで、少子化・競争激化時代に生き残る幼稚園・保育園の未来戦略 ついて、私が大切にしていることを簡単にお伝えしてみました。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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2026-01-16 11:12
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