『相手が抱えている背景』への考慮ができる人とできない人 ~相手の背景は目で見えない~
- 2026.04.07
- MESSAGEPERSONAL COACHING

新年度がスタートして、入園式、入学式、入社式・・・
人生の節目を迎えている人達が多いかと思います。
我が家の子ども達も新6年生、新4年生に進級して、新しいクラスと担任の先生発表に一喜一憂・・・
新しい環境でのスタートで少し慣れていない分、緊張感が高まっている人達も多いことでしょう。そうやって、人の心はその人が抱えている背景の変化によって少なからず揺り動くもの。
今日のテーマは・・・『相手が抱えている背景』
人間は生きていれば抱えている状況や背景は日々、一瞬一瞬で変わりますよね。自分自身もそうですし、自分のまわりにいる人達も同じように背景が変化します。そこで思うのは・・・
『相手の抱えている背景を考慮できる人もいれば、ぜんぜん考慮できない人もいる』
ということ。
例えば、誰かに電話をかけるとき、Aさんは必ず『今、お時間大丈夫ですか?』とひと言付け加える人、しかしBさんはいきなり、自分の伝えたいことを一方的に話し出す人・・・
Aさんは、相手が『できれば手短にお願いしたい』と返答すれば、相手が現在忙しい状況であることを察知して、用件を的確に簡潔に話すように努める人。
Bさんは、相手が内心『忙しいから早くしてほしいな・・・』と思っていても、自分の話したいこと、つまり相手にとってはあまり重要でないことをだらだらとマイペースでいつまでも話し続ける。挙句の果てに相手に『すみません、今ちょっと時間がないので』と言われても、そんな相手の背景に対して考慮することもなくまだだらだら話そうとする・・・
もちろん、Aさんは相手の抱えている背景を考慮できる人であり、Bさんは考慮できない人の典型例ではないでしょうか。皆さんも普段の生活や仕事時間の中で、AさんタイプやBさんタイプに遭遇することもあり、もちろん、AさんとBさんに対する印象や評価のギャップを感じているはず。
私は、このような日常生活のちょっとした差が、その他の場面でも差がつく大切な資質なのかなと思っています。そして、今までの経験則や出会ってきた人達の傾向を踏まえて言えることは・・・
Aさんタイプには仕事ができる人が多く、Bさんタイプには仕事ができない人が多い。
Aさんはまわりからの評判も良好、残念ながらBさんは裏で批判されたり、ネガティブな評価をされている可能性あり。
残念ながら・・・
「相手の背景や状況というものは、明確に目で見えるものではない」
だからこそ、その人の様子や雰囲気から想像してみたり、常に相手の様子を観察してみたり、相手にちゃんと聞いて確認してみたりことによって、ようやく見えてくる(把握できる)。
つまり、『想像・観察・確認』をすることで、相手の背景を知ろうとすることが大切!!
Aさんのように、そこを見よう、知ろうと努めている人には好感がもてます。 しかし、Bさんのように、そこにお構いなしという人にはあまり好感はもてませんよね。
そして、これは以前、遭遇した人の例ですが・・・
自分のまわりの人たちには、『顧客思考』『顧客視点』が大事だといつも言っているのですが、実は自分自身の日々の行動がBさんタイプなので、こちらとしては矛盾を感じてしまうし、心の中では「あなたに言われたくないよ・・・」なんて思っている自分がいました。
その人が語る、『顧客思考』『顧客視点』という言葉は、自分の心にまったく響いてこない。
まあ、本人は多くの人に自分のメッセージが響いているだろうと思っているのでしょうが、現実はそうではない。
まあ、AさんになれるときとBさんになってしまうときがその人の置かれた状況によって変化してしまう人も多いと感じています。
人々を観察しながら思うのは、心や時間に余裕があるときは相手の背景に考慮できるのに、余裕がなくなればなくなるほど、自分自身に精一杯になって相手の背景をわかろうとする思考から、自分が大変なのを相手がわかってくれないという思考に移り変わっていくパターンが多いかなと。
上記は自分自身も含めて、人間誰しもそのような傾向はあるなと思いますね。常に自分が大変なのをアピールするクセがついている人がいますが、そういう人は常に心や時間に余裕がなく、その人自身が常に満たされていない人なんだろうとも思います。
『矢印が常に外に向いている人で、矢印を自分に向けることがあまりできていない人』
とも言えます。
そういえば・・・過去にこのブログで書いた記事を思い出したので以下にリンクさせていただきます。お時間あるかたはぜひクリックしてお読みください。
ここに書いてある内容を引用すれば、まさに、そこに登場した点でしか物事を捉えていない人は、相手の背景が見えていない人であり、もっと的確な言い方をすれば、見ようとすらしていない人なんだと思います。だから、こちらも腹が立ってしまったんですよね~
相手の背景や気持ちを考慮できる人は、そこで述べた線や面を理解して仕事を遂行できる人であり、それが人としての成熟度だと思います。
電話1つとっても、役所の窓口業務1つとっても、人によってその対応力に大きな差があります。そのポイントになる1つは、今日のテーマである
『相手が抱えている背景』に対して敬意を払って対応しているか否か
だと思いますね。
これは、コンサルティングの現場でもよくお伝えしていることですし、講演などの際にもテーマによってはよくお伝えしています。
なんだかうまくいかないときって、『相手が抱えている背景』への考慮がいつの間にか疎かになってしまっているときなのかもしませんよね。そこで・・・
『その人への敬意が不足しているところがあるのではないか?』
と自問自答してみると、うまくいかない理由への気づきにつながる可能性が高まるでしょう。
ルーティン的な業務の慣れ合いによる考慮不足、自分に余裕がない状況に陥っているときに起こりやすい考慮不足、立場や立ち位置のギャップによる考慮不足、そんな要因から発生していることが多いかもしれませんよね。
自分も含めて、日々、一瞬一瞬変化する相手の状況や背景を見ようと努める姿勢は大切にしたいものですね。人間の心は常に揺れ動いていますので。それは常に状況や背景が変わるということでもある。
今日は、新年度スタート時に抱える背景が変化するという人達が多いタイミングということで日々感じていることを整理してみました。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
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