成長を正しく認識するための2軸視点 ~絶対軸と相対軸から自分の今を見極める~
- 2026.06.26
- PERSONAL COACHINGMESSAGE講演&研修

今日の日本対スウェーデン戦。
いろいろな意味で難しい試合でしたね。順位のことも頭に入れながら、負けない試合をする必要がある。
互いにそんな思いの中で・・・まあとにかく決勝トーナメントに行くことが大前提でしょうから、結果オーライでしょうね。さあ次のブラジル戦からが本当の勝負に突入。日本代表の試合をあと数試合は応援したいので、勝ってほしいですね~
我が息子は、『なんで学校は休みにならないんだ!!』と憤慨しながら学校に行き、なるべく情報閉鎖して帰ってきてからテレビ観戦しようとする作戦だったのですが、途中で担任の先生に情報をリークされ、またまた憤慨しながら帰ってきました。
このご時世、情報を完全にシャットダウンするのはかなり難しいようです・・・
さて、講演会や研修会などで、『成長』というワードに紐付けてお話をする機会は多いかなと思います。いくつかのキーポイントになる部分を話す中の1つにはなるのですが・・・
『絶対軸と相対軸』
というポイントでお話することがあります。
絶対軸とは?
昨日、1週間前、1か月前、半年前、1年前、5年前・・・
つまり、過去の自分と比較したときに、成長している部分がどこにあるのか?という視点。
スポーツの世界などでは、練習やトレーニングを積み重ねる中で、体力がついたとか、持久力がついたとか、筋肉量が多くなったとか・・・
社会人、ビジネスマンなどでは、各種業務の経験値や経験量を積み重ねることで、以前よりも効率的にできるようになった、報告・連絡・相談がうまくできるようになった、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力が上がった、マネジメント能力が高まったとか・・・
もちろん、絶対軸での経時的進化を評価していくこととか認識していくことは大切ですが、それだけではちょっと捉え方が足りてないなと思う方に遭遇することもしばしばあります。
人間は一人では生きていないですし、まわりには同じ競技をしていて、同じポジションで競争しているライバルがいることもあります。個人競技も団体競技においても、競争環境が必ず存在する。社会人としても常にまわりと比較されて、あの人は仕事ができるできないという評価をなんとなくされているのが現実。
『人は必ずその他の人と比較されて生きている』
これは紛れもない事実。良くも悪くもその他の人たちと比べられている。それが日常。
だから、そこで大切な視点が『相対軸』
相対軸とは?
自分のまわりにいる人たちやその競技を行っている多くの人たち、同じ会社に所属している人たちと比較したときに・・・
自分は今どのくらいの位置にいるのか?
自分の能力やスキルはどのくらいのレベルなのか?
マーケティングの世界では、『ポジショニング』という言葉がありますが、相対軸を持つということは、『自分のポジショニングを正しく理解する』ということ。
個人的には、常に相対軸のアンテナを張って、自分のポジショニングを勘違いしないようにすることはとても大事なことだと捉えています。
Aさん『自分は確実に成長できているから大丈夫だ・・・』
Bさん『自分は成長はできているけれど、まわりの人と比べたら成長スピードが遅いかも・・・』
Aさんは絶対軸だけでの捉え方、Bさんはそこに相対軸を付け加えた捉え方。
その捉え方の違いが日々のAさんとBさんの時間の使い方、過ごし方に影響を与えていく。
Aさんは、今までの狭い環境から大きな環境でたくさんの人たちと比較される環境に身を置いたとき、本当の自分のポジションに気づく機会が与えれる。そこで沸き上がる感情は・・・
『自分が甘かったかも・・・』
『自己満足していただけだった・・・』
『狭い視点の中で勘違いしていた・・・』
そうやって反省をして、次の成長につないでいける人ならばよいのですが、また違う感情で現実逃避する人たちもいます。なんだか言い訳をして、現実を受け入れようとしない人たち。自己反省ではなく、相手や環境のせいにしてはぐらかす人たち。
残念ながら、自分のポジショニングの誤認にうすうす気づいていても、それをちゃんと受け入れることができない人も多いなと感じる。
『無意味なプライドが正しい成長の邪魔をしている』
そんなふうに思います。
私が今まで出会ってきた人たちの中で、本当に優秀で素晴らしく尊敬できるなと感じる人たちの共通項は・・・
『謙虚な姿勢を持ち、相手に対する敬意を感じる人』
このスタンスはまさに、相対軸を大切にしている人のスタンスなんだと思うんですよね。
自分の身の程をちゃんとわきまえている人とでもいいましょうか、自分より素晴らしい人、優れている人が世の中にはたくさんいるということが前提になったスタンスなんだと思います。
だから謙虚さや敬意を払うことが自然にできている。
絶対軸だけの偏った視点の人たちのたどり着くゴールらしきものは・・・
『自己満足』(あの人、自己満足だよね~)
『自惚れ(うぬぼれ)』(あの人、ちょっと自惚れているよね~)
もちろんご本人はそんなことは思ってもいないのですが、客観的な視点のまわりの人たちからはそうやって思われているパターンが多いのではないでしょうか。
上記フレーズの類義語を拾ってみると・・・
『思い上がり』『自己陶酔』『ナルシズム』
それは、自分のポジショニングをちゃんと見極められていないからこそ起こる現象。
ということで、成長を正しく認識するための2軸視点の話をさせていただきました。
『絶対軸と相対軸から自分の今を見極める』
それが、自己満足、自惚れ、勘違いに陥らないための大切なポイントだと思います。相対軸をより正確に把握していくためには、より多くの人たちとの出会いを大切にすること、そしてより広い世界、環境に身を置く機会を増やすことも大切でしょう。
『極小環境の狭い絶対軸だけがものさしになっている人は、あらゆることの誤認や勘違いが増えてしまう』
それは、間違いないことのように思いますし、そのような方に遭遇すると強く思うことでもあります。何事もバランスを意識することが重要だと思いますね。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
