ワールドカップ2026 日本代表に敬意を表して ~数センチの世界で勝負が決まる~

6月11日に開幕をしてワールドカップもあっという間に決勝トーナメントステージに突入。
優勝を目指していた日本代表。
残念ながら、ベスト32にて敗退・・・
家族全員でテレビ観戦をして、前半の佐野選手の得点シーンでは、夜中なのに大声を出して飛び跳ねて喜んでしまいました。
前半は、おそらく日本代表のプラン通りの展開で進められている時間が多かった・・・
しかし、後半になるとブラジルも戦略変更をして、中央で崩すというよりも、少し遠目からロングボールを入れ込んだり、アーリーでクロスを選択したり、組織的に守る日本に対して、前半とは別のスタイル変更にして揺さぶりをかけてきた。
日本も怪我人が多く、試合の流れを変えられるような切り札となる選手を先発で使っているので、押し込まれる流れを変えられるような選手交代には至らず・・・
最後の最後、おもわず心の声があのシーンで・・・
『あっやっちゃった、やばい・・・』
そして、ブラジルにゴールを決められて、時間的にも万事休す。
まあ、田中碧選手のプレーはミスはミスかもしれませんが、責めることはできないでしょう。
そういったちょっとしたミスをちゃんとゴールに結びつけたブラジルのクオリティの高さを評価すべきかなと思います。サッカーをそれなりにやってきた人であればわかると思いますが、最後のマルティネッリ選手のシュートクオリティはかなり高い!!
左足でトラップしながら軽く体重移動しつつ、即座に右足でゴール右隅へのシュート。トラップの置き所がよいので、すぐにシュートモーションに入れる、だから富安選手の右足に阻まれることなくゴールへ吸い込まれた。トラップがあのポイントに置けなかったり、トラップからシュートまでのスピードがあれ以下だと、おそらく富安選手の足にシュートが当たっていた、もしくは彩艶選手の手に当たってはじかれていた・・・
数センチの世界で勝負が決まるということ。
世界のトップと言われる選手は、このクオリティで得点を積み重ねていくのでしょう。
自然とスムーズにやってのけてしまうので、簡単なように見てしまう人もいるかと思いますが、あれ相当レベル高いプレーだと個人的には感じて見ていました。それがブラジルの強さなんだろうなと。
意識してプレーしているというよりも、無意識に体がそう動いたという感覚。これもサッカーあるあるですが、調子がいいときのプレーってそうやってゾーンに入ることがあります。無意識に体が動くということは、それまでのトレーニングの積み重ねがあってこそだと思いますね。体が勝手に反応してしまうまで、体と頭のイメージにしみこませる必要があるので。
そして、最後のゴールシーンを冷静に表情を変えることなく見つめていたブラジルのアンチェロッティ監督。あとからの以下のようなコメントを残しています。
「もちろん心の中では祝った。でも、私は長年サッカーに携わってきて、勝利も敗北も経験してきた。時には、最大のチャンスでも謙虚さを保つことが、相手を尊重する最良の方法だ」
こういう人格者としてリスペクトされている監督が率いているからこそ、ブラジルは強くまとまることができたのかなとも思うわけで。
日本代表が優勝を目指すと公言をして挑んだ今回のワールドカップ。
まあ、正直決勝トーナメントの組み合わせの運の悪さというのは感じましたが、いずれにせよ優勝するにはブラジルにも勝たなければいけなかったわけで・・・
自分が感じたのは、間違いなく成長していて、強くなっていて世界の上位枠には確実に入ってきているが、トップ5レベルのチームにはまだまだ力及ばすなのかなと感じた大会となりました。
フランス、スペイン、イングランド、ブラジル、アルゼンチン
このあたりの世界トップ5とワールドカップでお互い全力を出すガチンコ対決をしたときに、押し込める時間はどうしても少なくなる。つまり守り重視になる。そんな相手に攻守フィフティーフィフティーで戦えるようになるのがこれからの伸びしろと期待であり、優勝するためのプラスαなのかなと思います。
前回のワールドカップ(2022)のブログで書いたことを以下にそのまま転記します。
『最後の最後に競ったときに紙一重の個人力が大きな差となって結果に反映されるということ。だからこそ、組織やチームのベースはやはり個人の力の差なんだなとも感じましたね。』
『日本人として本当の世界的スターレベルの人材が育つことが期待されますよね。海外リーグで活躍できる選手はだんだん増えてきていますが、メッシやエムバペのようなレベルの選手が日本人としてでてくることが、ベスト8やベスト4に進出していく上でのキーポイントになるのかなとも、今回のワールドカップの全体的な結果を見て感じました。』
4年後のワールドカップで、日本がブラジルに惜しくも敗戦した日に思うことは・・・
『4年前と全く同じこと』
つまり、『個の更なるレベルアップ』が期待されますよね。もちろん世界のトップリーグで活躍している選手はかなり増えてきましたが、トップオブトップとして、世界のベストイレブンに常に選ばれるような日本人選手が複数人登場してくれたら、まさにそこで優勝が現実的になるのかと。
でも、そこに着実に近づいていることは肌で感じられる、この4年間だったのかなと。
残念ながらベスト16には進めませんでしたが、勝ち進んでいく期待感は今までのワールドカップの中で一番あったと思います。そして多くの日本国民が熱く盛り上がる時間を与えてくれました。選手たちは胸を張って次に向かっていただければと思いますね。
日本代表は負けてしまいましたが、ワールドカップのストーリーはこれから佳境に入ります。
寝不足状態はこれから更に加速していくことが予想されますが、今回の日本との時差によるタイムスケジュールはそこまで体的にしんどくない印象はあります。
個人的には「イングランド」を優勝候補予想していますので、応援し続けたいと思います。
今日は完全なるサッカーブログとなりました。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
