自分の機嫌は自分でコントロールしたい ~人の機嫌は良くも悪くもまわりに伝播する~
- 2026.10.28
- MESSAGE園トータルサポートCONSULTING

『人の機嫌は良くも悪くもまわりに伝播する。』
コンサルティングの現場に日々感じていることです。
「上司や先輩の機嫌を気にしながらいつも顔色をうかがっている若手社員」
「トップの機嫌を気にしながらご機嫌とりに疲労困憊になっている幹部社員」
そんな実態を目の当たりにしたり、そんな人たちからお悩み相談にのることも多いからかもしれません。
最近のコンサルティング現場で、こども園の先生からこんな話がありました。
「○○先生は、日によってイライラしているときがわかりやすいので、そんな日は、若い先生たちはあまり近づかないようにしているし、余計な質問などはしないようにしているんですよ・・・」
○○先生は、いわゆる主任・マネージャークラスの先生。
この類の話は、現場でコンサルティングをしていると若い先生からけっこう多く聞く話でもあります。
「今日は園長先生の機嫌が悪いから・・・」
そんな話が、現場の先生の中では伝言ゲームのように伝わっていくことも少なくないようです。定期的に訪問しているコンサルティング先の雰囲気がいつもと違う・・・トップもしくは幹部クラスのご機嫌が悪いのかな?なんて予想してしまうこともしばしば。
そんなことから個人的に思うことは・・・
『不機嫌は立派な環境破壊である』ということ。
もちろん人間だから、イライラすることもあるでしょうし、体調や気分がすぐれない日もあると思います。しかし、組織のトップやリーダーという立場の人間は、それをまわりの部下や後輩たちに悟られてしまうようでは、まずいですよね。
特に、そのイライラの原因が部下や後輩とはまったく関係ないことである場合は、更にまわりからの評判を下げることになるでしょう。部下や後輩たちは、いわゆる”とばっちり”を受けているだけですからね。
『ご機嫌ななめのとばっちり』
これを体感したことのある人はけっこう多いのではないでしょうか?皆さんも経験ありませんか?
別に自分のせいではなく、その人が違う理由でイライラしていたり、不機嫌だったりする状態のところにたまたま自分が居合わせたことで、なんだか運悪くとばっちりを受けてしまう。
あと、それに関連して気になっていることは、
「イライラしたり、不満があったりするときに、それがやたらと表情や態度にでてしまう人がいること」
悪気はないのかもしれませんが、まわりにマイナスでネガティブな印象を与えていますし、相手を嫌な気分にしていることは事実ですよね。これに関しては、トップ&リーダーに関係なくすべての人に当てはまることです。
先日訪問したコンサルティング先では、そんな若い先生数人が、ある特定のA先輩の態度やモノの言い方に恐怖感や嫌悪感を抱いていて、A先輩が来年も在籍しているなら私たちは退職を希望したい。そんな話が園長先生にあって、困っていました。
なんだかいつも不機嫌な人たちは、
『自分の感情に自分で振り回されている状態』 とも捉えることができます。
自分一人の感情や気持ちをうまくコントロールしたり、調整したりできない人間が、組織やチームの統率やマネジメントをしっかりできるか?
クラスの担任として子どもや保護者とうまくやっていくことができるか?
難しいでしょうね。
人間はいろいろな意味で自分が安定していないと、あらゆる場面でのパフォーマンスを高めることはできないと思います。
生きていれば、理不尽なこともありますし、納得できないことも起こりますし、イメージどおりに進まないこともあります。そんなときでも、自分の感情や気持ちをうまくコントロールして、常に安定度の高い前向きな状態を維持できるか否かが、人としての成熟度を測る1つのバロメーターになっていると思います。
苦しいときや想定外のことが起こったときにどれだけ安定して冷静で正しい判断ができるかで、まわりからの信頼度が変わってくることでしょう。
そして、なんだか不機嫌な人に遭遇して、とばっちりを受けたときに、その波動に巻き込まれないようにすることも、人としての賢さだと思いますね。
各人の成熟度が低い組織の傾向は、ある人の不機嫌が、ある人の不機嫌を誘発してそれが、連鎖して、組織全体に不機嫌&ストレスが蔓延していきます。
その結果として、マイナスでネガティブな波動を各人が常に浴びることになり、パフォーマンスが低下して、もちろん業績も下がっていきます。
そんなことにならないように、各人のハートを良い状態にして、安定度を高めポジティブな波動を蔓延させることが、トップ&リーダーの大きな役割の1つですよね。
私は、そんな状態を作り出すための力を『環境プロデュース力』と表現しています。
私としては、トップ&リーダーにとって、必須で最も重要な力だと考えています。
少なくとも、自分の感情をコントロールできず、そこに自分が振り回されているようでは良い環境をプロデュースすることはできないと思います。
①自分の機嫌は自分でコントロールすること
②不機嫌の連鎖に巻き込まれないこと
③ポジティブな波動を自ら発信していくこと
この①②③が実現できているとき、人はまわりに振り回されず、自分で自分をコントロールできている状態と言えるでしょう。
つまり、それが 『安定している状態の実現』
これを維持できている時間が多い人こそ、自分の力を上手にアウトプットできている時間が多い人であり、まわりに良い影響を与えている人だと思います。
その逆に、なんだか機嫌が悪くて、だから不機嫌の連鎖にも巻き込まれて、だから、ネガティブな波動を発信し続ける・・・
自分も含めてですが、そんな人にならないように注意しないといけませんよね。
本日は、 『人の機嫌は良くも悪くもまわりに伝播する』と日々感じていることについて自分の見解を整理してみました。
不機嫌は何もいいことありません。何も得るものがありません。
いつも上機嫌の人が得をすると思います。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
