経験、体験を通じた意味づけが何につながるのか? ~うまくいく人は自分の感覚や直感に従って行動する~
- 2026.11.04
- 園トータルサポートCONSULTINGMESSAGE

11月に突入して、秋から冬モードになりつつありますね。日によって気温差があるので、体調管理にも気を付けたほうがよさそうです。
先週、コンサルティングサポートで訪問した認定こども園では、月1回訪問させてもらっていますが、必ず午後の時間帯に30分間というショートタイムの教職員研修を行っています。もちろん全員は出席できないわけですが、その日に出席できる人はなるべく参加するというスタイル。
基本的に、毎回のテーマは私にゆだねられていて、先週のテーマは・・・
『学力の経済学』の著書で有名な教育経済学者の中室牧子さんがおっしゃっていたことからの引用となりますが、
将来的に伸びる子の最大ポイントは何か?
『自己決定力』
ということで、子どもたちの自己決定力を高めていくためのポイントは?という投げかけをして、少しグループディスカッションをしてもらいました。
そのベースとなるブログ記事は以下にリンクさせてもらうので、お時間ある方はぜひご一読ください。
この記事にも書きましたが、1つのアプローチポイントとしてお伝えしたことが・・・
『経験、体験を通じた意味づけのサポート』
その子が経験したこと、体験したことが、次の自分の考え方や判断のレベルをブラッシュアップするための教材になるという考え方。経験、体験から学ぶという姿勢を身に着けてもらうことが大切だと思っています。
このプロセスを経て得た知恵を『修慧(しゅうえ)』と言うそうです。
さて、前置きが長くなりましたが、今日は『意味づけ』ということについてお伝えしたいと思います。
以前、脳科学と心理学の専門家である西剛志さんと会話していたときに、『直感』の話題になりました。
「うまくいく人は自分の感覚や直感に従って行動する」
ということを教えていただいたのですが、そもそも直感を普段あまり意識的に考えていなかったと感じましたし、いつ何どきに自分の直感が働いているのだろうか・・・なんて思います。
西さんから教えてもらったのですが、直感をつかさどる脳の部分は「大脳基底核」というところらしく、その他の部分と大きく異なる特徴があると・・・
人間の脳細胞はだいたい20歳を過ぎたあたりから、増えることはなく残念ながら年々減少の一途をたどるわけですが、大脳基底核という部分に関しては脳細胞が増えることもあるという話。
つまり、やり方によっては、年齢に関係なく”直感力”を鍛えることができるということなんだと思います。そして、人間にとってそれだけ重要なものなんだろうな~とも思います。
それでは、「実際に”直感力”をどうやって鍛えたらよいのか??」
そして、会話の中から、私がぽろっと話したフレーズを西さんがピックアップしてその行為がまさに直感を鍛える行為であることを教えてくれました。
それがまさに・・・『意味付け』
自分の仕事柄、あらゆるビジネスに共通する成功ポイントをルール化したり、何気ない日常の中から大切なポイントを拾い上げてみたり・・・そんなことを、相手に伝えるために強く意識していることが、まさに”意味付け”という話をしたときに、それが実は直感を鍛える行為そのものなんだと教えてくれました。
実は、このブログですがCLPとしての情報発信ツールという位置づけの他に、自分自身に常なるアウトプットの環境を課すためのツールとしての位置づけもあります。
そこで大切にしていることが、単なる日々の出来事だけを発信するのではなく日々自分のまわりで起こる現象から学べる大切な要素が何かということをいちいち”意味付け”することだと思って、ちょっと大変ですが書き続けています。
だから、基本的に出来事だけを書いているブログ記事はほとんどないはずです。それは自分なりのこだわりでもあるのですが・・・
それが、直感を鍛える時間にもつながっているのであればなおさらプラスの時間だと感じます。でも、自分の直感がレベルアップしているのかどうか・・・ということはあまりわからない・・・なんとなく以前よりはレベルアップしているのかもしれません。そう信じたらいいでしょう。
「なぜ、ちょっと大変でも必ず”意味付け”するようにしているのか?」
情報に自分なりの”意味付け”をした状態で頭の引き出しに整理しておかないとただ見た、聞いただけの情報は人にわかりやすく伝達できる情報や知識や知見に転換されないからなんですよね。
ただ見た、聞いただけの情報は、イメージ的には部屋の中で散らかっている状態・・・
それをしっかり自分の引き出しに整理整頓する行為が”意味付け”であり、ある意味、自分にインプットされた情報や経験や体感を通じて感じたことに付加価値をつける行為が”意味付け”なんだと思うのです。
そして思うことは、生きていればいろいろな場面に遭遇して、いろいろな現象が自分のまわりで起こっているわけですが、まずはそこにアンテナを張っているかいないかも直感を鍛える大切な要素なんだろうなと。
同じ時間や同じ状況を体感していても、ぼーっとしている人とアンテナが鋭い人では、感じとる情報量がかなり違ってしまうと思いますね。更に、それをなるべく”プラスに意味づけ”することが大切ではないでしょうか。同じことを体感していても、その感じとり方は千差万別ですし、その人次第なところがありますよね。
日々目に入ってくる、聞こえてくる情報を、自分が使いこなすための付加価値につなげるポイントはそういう部分かな~と思って、このブログをそのツールとして活用させてもらっています。
そんな考え方がベースにありますので、子どもたちにも自分が経験したこと体験したことをそのままにせず、どんな意味があったのかと自分の中で整理する習慣をつけてほしいと思っています。同じ時間を過ごしていても、その質を高め、価値を高めるためのポイントはそういうところにある。そして、その積み重ねの時間がその人の直観力を高めていくのであれば更に良いことでしょう。
ということで、本日は、直感と意味付けの関連性について整理してみました。どんなことにもある程度の意味を見いだすクセ付けは大切だと思っています。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

