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働き方改革とワークライフバランス ~ミクロとマクロと人生のステージで考える~

先日、コンサルティング先の認定こども園の園長先生からの電話。

来年度の人事を全体に発表したところ、その人事内容に強く不満を持った先生から急な退職の申し入れがあった・・・という内容。このタイミングでの退職申し入れはもちろん想定外ですから、次への対応とこのようになった要因などを意見交換。

ご本人は、『愚痴になるけれど・・・』とおっしゃっていましたが、トップにとって想定していなかったこと、よかれと思って決断したことがそれとは逆の反応になっしまった状況の中で少なからずショックを受けているわけです。

この時期になると、そんな類の相談も増えるタイミングではあります。

『働き方改革』

近年よく耳にするフレーズですし、まあ世の中的にも注目されている概念。

一般的によく議論さているケースは、その組織や企業内における、既存のビジネススタイルに対して、時短や効率化をベースに改革をしていこう・・・

それにともなって、『ワークライフバランス』という考え方が登場してきて、仕事と生活(プライベート)の調整を大切にしましょうというスタンスが世の中に浸透してきました。

個人的には、ミクロとマクロの働き方改革があると思っていて・・・

『ミクロというのは、既存の組織内の風土改革や仕組み改革を通じて働き方をより良く変化させていこうというもの』

『マクロというのは、自分自身の働き方をより大きく捉えて、今の組織内で変えられる限界があると判断したら、転職するとか、独立するとか、そういうレベルで働き方をより良く変化させていこうというもの』

そんなふうに考えています。

普通、日々はミクロ的な部分を自分のできる範囲で調整したり、組織全体で難しかったらチーム単位レベルでの小さな改革にトライしてみたり・・・そんな感じが多いのではないでしょうか。

しかし、上記は大きな働き方改革にはすぐにつながらないことが多く、根本的、本質的には問題解決に至らず、その場その場の対処にしか過ぎない実情も多く、そんな現場からの相談も少なくはない。

そんな現実の中で、ふとマクロの働き方改革にも思考が広がっていく人もいると思うのですが、それはそれで、自分のイメージした理想的な改革につながるかどうかはやってみないとわからないことが多いので、なかなかそのレベルでの改革までは実際に動けない人が多いのかなとも思います。

給与、時間、人間関係、仕事内容・・・あらゆる面でのシミュレーションが必要になりますからね。また、独身なのか結婚しているのか、子どもがいるのかという人生のステージのタイミングでも判断は当然変わるでしょう。

先日ある会社の中堅クラスの方の相談にのっていたのですが、会社の中でベテランの人たちに「会社を変えたいので一緒に社長に改革案を提言しにいってくれませんか?」と相談したら、俺たちは、それで嫌われて
会社を辞めるようなことになったら、転職できる年齢でもないし、ましてや家族を支えられる保証がなくなってしまう。そんなリスクのあることはできない・・・我慢して定年までやるしかない・・・

と言われてショックを受けていたことが思い起こされます。

ベテランの人たちの意見についていろいろな捉え方はあると思いますが、ある意味、とても正直な本音なんだと思うんです。

日々疑問や不満に感じていてもマクロどころか、ミクロの働き方改革にも行動を起こすことができない人達もいるということです。これも現実ですよね。

自分は33歳で独立して起業しましたが、もともと決めていたプランだとはいえ、会社の中でそれなりの待遇やポストもいただいていたので、まわりの多くの人達から、「なんで??もったいない・・・」というような
お声かけもいただきました。

もちろん、いろいろなシミュレーションをして、ある程度準備期間も設けてマクロな働き方改革を遂行したわけですが、正直なところ、そのタイミングで結婚をしていて、子どももいたら、それを決断できたかというと、わかりません。

逆に、そこで結婚をしていないという状況が、決断を後押ししたという部分も大きかったですね。このタイミングで結婚していないということは、マクロな働き方改革をすべきということだな!!と自分を納得させる材料になっていたと思います。

そして、それから十数年が経過した今、確実にその決断は正しかったと思う自分がいます。もちろん、そのままその環境に身を置いた十数年後の自分との比較はできませんけどね・・・

20代は寝る暇もなく相当時間的にハードに働いていました。もちろんそんなステージも成長するためには絶対に必要なことだと思っていましたが、それが40歳になっても50歳になっても続いていくのはちょっと違うかなとも考えている自分がいましたね。

今は、正直なところ月~金まで毎日働いているスタイルとは言えないので時間的には当時の4分の1程度しか働いていないかもしれません。

まあ、大切にしたいなと昔から思っていたことは・・・

『その環境の流れに依存するのではなく、自分の働き方や生き方の未来イメージは常に意識して日々の生活や仕事をしていきたい』

ということでしょうか。

たまに、自分のイメージを逸脱した現状の組織体制に嘆く人はいますが、一番よろしくないな~と思うのは、内輪で文句を言っているだけで、自分のイメージに近づくための提言はぜんぜんしようとしない、もしくはできない人。

だったら影で文句を言うべきではないし、そこまで嫌ならその環境から抜け出す決断をしたらいいと思いますね。ただの責任回避をしているだけなように思えます。

今、自分のまわりには、いろいろなスタイルで働いている方々がいますが、今の自分のスタイルに覚悟と責任とプライドを持って取り組めているかどうかが一番重要なのではないでしょうか。

そのスタイルは他人や世間一般と比較することではなく、自分の心と頭の中にある大切にしていることや優先順位との比較になるべきですよね。

そこで自分自身がしっくりきていれば、給与がどうこう、時間がどうこうというのはあまりでてこないような気がします。(もちろん最低限のレベルはあると思いますが)

仕事を通じていろいろな方々と接する機会は多いですが、話していてその人が、今の自分の働き方に対して覚悟と責任とプライドを持っているか否かはなんとなく察知することができます。それは、その人の中で求めている優先順位が明確であり、それがある程度満たされている状態ということなのかもしれません。

ただ文句を言っているだけの人と、本当に現状からもっとよくしたいと思ってメッセージを発信している人の差はそこにあると思います。

すなわち、自分の働き方に対する優先順位を明確にするということも大切。それがないから、まわりと比較して振り回されてしまう・・・

まあ、日々、その人の中で『働き方改革』は少なからず意識されているものだと思いますが、それで人生が好転していく人もいれば、なんだかいつも燻っている人がいるな~と思っています。

ミクル&マクロの働き方改革を上手に真剣に人生の中でやっていくこと。それは、自分を大切にする行為、自分に嘘をつかない行為だとも思いますね。

自分も常にミクロとマクロの働き方をより良くできるように頭の中では考えるのですが、それがイメージ通りに進まないのも現実として受け入れています。働くことってそんな時間の繰り返しではないでしょうか。

今日はコンサルティング先の園長先生から相談内容を踏まえて、普段、考えていることを整理してみました。

お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

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