過去を否定するのは簡単なこと。 でもそれは、結局は自分を否定するということ。
- 2026.03.31
- MESSAGEPERSONAL COACHING

今日で3月が終わりますね。
そんな時期は、コンサルティングサポート先のお客様の経営方針発表会やら歓送迎会に同席、ご招待される機会が多くなるわけですが、3月でその職場を去り、4月から新しい環境で頑張っていく人もいます。
自分自身もだいぶ前のことにはなりますが、前職の船井総合研究所を退職して、サラリーマンを卒業して独立&起業という新しい環境へのチャレンジをしたわけで。
20代の頃は、徹夜の連続・・・
よく朝方、眠い目をこすりながら写真のような朝焼けの景色を会社から見ていたものです。
当時、私が主催していた幼稚園トップ対象の勉強会会員に書いた手紙が手元に残っていたので、ご紹介しちゃいます。(18年前のこと)
【次世代幼稚園革新研究会の皆さまへのメッセージ(2008年12月)】
お世話になっております。船井総研の雑賀です。
1年の月日の流れは早いもので、もうすぐで今年も終わりですね。
皆様にとって、皆様の園にとってどのような年だったのでしょうか。
それぞれ違うと思いますが、変化して成長できた年でしたでしょうか。
私にとっては、非常に有意義な年だったとともに自分の今後の人生についても思いを巡らした1年となりました。お伝えしているとは思いますが、私は12月末にて「株式会社船井総合研究所」を退職します。
新卒として船井総研に入社していつのまにか10年の月日が過ぎ去っていました。
本当にこの10年は自分の人生にとって圧縮付加(船井用語)できた10年だったと振り返ることができます。
先日、20名入社した同期で残っている5名の中の一人と久しぶりに食事をしながらいろいろと話す機会がありました。
一番苦労をともにした同期なので、一緒に苦労をした新人時代の話を自然としていました。
来る日も来る日も仕事の終わりが見えず、次から次へ厳しい先輩から仕事が山のように与えられる日々・・・その当時は、めちゃくちゃハードな日々でほとんど徹夜の毎日で、体力的にも精神的にもかなり追い込まれた状態で必死に目の前の仕事と向き合っていたことを思い出します。
でも最終的な二人の答えとして・・・「ありがたかったよな!!」と
感謝の気持ちになったのです。
私と彼はそこを乗り越えたからこそ今の自分たちがあることを実感できているからなのでしょう。そして、どんな仕事にも全力で取り組む仕事の姿勢を学ぶことができたからなのでしょう。
今、そこまで自分を追い込んで仕事ができるかといえばなかなか難しいのかもしれません。本当に先が見えないから必死で目の前のことに取り組むしかない環境を与えていただいたことに感謝しています。でもそこには互いに成長したいという強い思い、早く一人前になりたいといった成長意欲があったからこそ乗り越えられたのだと思います。そして、「素直」「プラス発想」「勉強好き」という黄金の成功法則を教えていただいた船井総研に感謝しております。
入社して2年目から幼稚園の方々とのお付き合いが始まりました。これは、私が仙台事務所に転勤になった直属の先輩が幼稚園のコンサルティングを立ち上げた方で、その先輩のサポートメンバーになったことが最初のきっかけでした。その2年後に先輩が退職することになり、私が引き継ぐことになったのです。それから全国各地の様々な幼稚園の方々とお仕事をさせていただきました。
『幼稚園の経営コンサルタント??・・・何ができるの? そんな必要があるの?』
なんて若いころはいろいろなつらいことも味わいました。正直、悔しいので必死に頑張りました。
コンサルタントとして幼稚園をサポートできたことで、素晴らしい学びを得ることができたと思っています。そして、素敵な園長先生たちとの出会いによって更に私は成長させていただきました。
いろいろな角度や立場で相談に乗ったり、夢や思いを聞かせていただいたりする機会が多くもてたこと、本当にありがたく思っています。自分もこの人生の先輩たちのように未来に向けて思いを形にできたら素敵だな・・・と思うようになりました。
特に次世代幼稚園革新研究会の皆様には個人的な思い入れが強く、素晴らしい園が集まっていただいたなと実感しております。本当にそれぞれの場所で、地域文化が革新していくような発信拠点として発展していってほしいと願っています。
船井総研のコンサルタントは卒業しますが、自分の可能性を信じて世のため人のためになるような仕事を一歩ずつ創り上げていきたいと思っております。未来創造業に邁進していきます。そして新人時代のように再び自分を追い込んで、棘の道にチャレンジ精神で挑みたいと思います。本当に皆様とともに勉強させていただいたことに感謝しております。来年も皆様にとって素敵な年となりますように・・・
末筆となりますが皆様の園が今後ますますご発展されることを祈念しております。
長年ありがとうございました。
という手紙を2008年12月に書きました。
「あの頃があったから今の自分がある」
今本当に強く思っていることです。
これは、本当に新人の頃、同期のメンバーと撮影した写真。
過去を否定するのは簡単なこと。
でもそれは、結局は自分を否定するということ。
そして、過去を今から変えることは不可能なこと。
だからこそ、自分の過去を振り返ったときに、
自分を肯定できるように、後悔しないように『今頑張ること』
そして、『それを継続できる自分であること』
そんな指針と行動が大切なんだと思います。
そんな生き方の延長線に、
「自尊心」「自己肯定感」が育つのではないでしょうか。
そして、素敵な人生が訪れるのではないでしょうか。
もちろん、当時は、そんな理屈なんてわからず目の前のことに振り回されながら必死にもがきながら踏ん張るのに精一杯でした。自分の頭を整理する余裕なんて正直ありませんでした。
でも、今はちゃんとあの頃に自分が生きた時間に意味を見出すことができる。
「あの頃、頑張っておいてよかったな~」と・・・
年度替わりの季節となり、人生の転換点を迎えている人達もいるタイミングということで、だいぶ昔ですが、自分自身が転換点を迎えたときに、自分を支えていただいた人たちにむけて書いた手紙をご紹介させてもらいました。
『あの頃があったから、今の自分がある』
と思える時間を過ごせているかどうか?人それぞれなのかもしれませんが、少なくとも自分は確実にそう思っています。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。

