成長速度に差がでるスタンスチェック!!~聞いているふり=成長したくない態度~
- 2026.06.10
- MESSAGEPERSONAL COACHING

関東地方も梅雨入りをしましたが、そこまで毎日雨という感じではないですかね。
先生と生徒、監督やコーチと選手、上司や先輩と後輩・・・
そんな関係性の中で、何かの指示や指導やアドバイスをする側とされる側になるわけですが、指示や指導やアドバイスというのは、そもそも相手の成長や学びにつながる意図があって、発信されているケースが多いと思います。
その指示や指導やアドバイスに対する生徒や選手や後輩の受け取り方は千差万別であり、人によって大きな差があることを、仕事やプライベートの現場で常に感じています。
週末は、小学4年生のサッカーチームのコーチとして活動している時間が多いわけですが、子どもたちに練習や試合のタイミングで指導をしたり、アドバイスをしているとき、その受け取り方のスタンスはそれぞれ大きく異なる。
私としては、その受け取り方とその後のスタンスの差が成長速度の差につながっている大きな要因だとも考えているので、あえて、どんなスタンスの違いがあるかを整理してみたいと思います。
【成長速度に差がでるスタンスチェック】
先生やコーチや先輩の指導・アドバイスに対して・・・
①すぐに行動をしてできてしまう人
②主体的にやろうと即行動する人(できるかできないかは別)
③まわりの様子を見ながら、どうするか考えている人
④返事はいいがポイントの理解ができていない人
⑤行動しない人(自分のやりたいことしかしない人)
⑥そもそも聞いていない人(聞いているふりをしているだけの人)
まあ、自分の中では上記の6スタンスに分類することができますかね。
①②のスタンスは、いわゆる「素直さ」がベースになっているので、成長速度が速い人の共通スタンスでしょうね。指摘されたこと、指示されたこと、指導されたこと、アドバイスされたことを受容した上で、まずやってみる、行動につなげてみる姿勢が身についている。これは伸びる人の特徴とも言えるでしょう。
③のスタンスは、基本的にあまり自分に自信がない人、失敗や人と違うことに恐怖心を抱きやすい人、まわりからの評価や見られ方を気にする人に共通するスタンスです。慎重派という言い方もできると思いますが、誰かがやってくれるのを待っているスタンスともとれる。このスタンスは世の中の割合的にはけっこうボリュームゾーンなのかなと感じています。③のスタンスの人がとても多いなと感じている自分がいます。
④のスタンスもちらほら存在するわけですが、基本的には、人の話を真剣に聞くとか傾聴するスタンスが身についていないと言えます。だから、適当でモノゴトの捉え方が浅いタイプという認識をもたれやすい。でも当の本人は、返事がいいから自分の印象は良いだろうとプチ勘違いをしている・・・
返事の頻度も多ければよいというわけではないし、人が真剣に話しているのに、軽い感じの「ハイ」「ハイ」を連発していると逆に印象が悪くなることを理解できていない残念な感じ。そんなスタンスを感じた場合、私はちゃんと理解できているか本人に確認をするようにしています。
すると、指摘されている、指導されている、アドバイスされている重要なポイントをちゃんと理解できていない、取り違えていることも多い。つまり、自分の言葉で説明ができない。それは理解できていないという証拠。もちろんそういう人は、その指導やアドバイスを自分の成長につなげることはできないので、成長速度が遅くなるわけです。
⑤⑥のスタンスですが、私の中では『最も成長できない人のスタンス』だと思っているもの。私がよくお伝えしている成長の資質のナンバー1である「素直さ」の逆に存在するスタンスだからに他なりません。
身の程しらずで自分のポジショニングを過大評価している人ほど、指示されたことや指導&アドバイスされたことよりも、自分の考え方ややり方を優先する傾向が強くなります。「聞く耳持たず」のスタンスで自分の考えに固執したり、執着している人を数多く見てきましたが、残念ながらそういう人は本当に成長しません。
「自分のできることなんてたかが知れている」
「だからまわりの多くの人からたくさん教えてもらおう」
そんな正しい自己スタンスを理解している人であれば、⑤⑥のスタンスにならないですから。
そして、一番成長しない人のスタンスが・・・
「人の話をちゃんと聞けない、聞こうとしない」
どこか上の空で、違うことを考えている、そんな態度がこちらに伝わってきてしまう人。だいたい話している人の目や顔をちゃんと視線が向いていない。その人のことを思って真剣に指導したり、アドバイスしている人にとったら、やはりそのような態度は腹が立つわけです。もし、そのようなスタンスを繰り返しているようであれば、やがて、誰もその人に真剣な指導やアドバイスなんてしてくれなくなるでしょう。
残念な人ほど、「あの先生やあの監督やあの先輩は私に優しくなった・・・」という勘違いをする。実は、もうあなたはまわりの人たちにとって期待できない存在になっている、呆れられているというのが現実なのに。そんな勘違いをしている人も世の中にはけっこういるなと感じています。
『聞いているふり=成長したくない態度』
私はそう思っていますし、子どもたちにもそう伝えています。自分自身が一番損するスタンスとも伝えています。だって、自分が成長するきっかけとなる情報やアドバイスを自分自身でシャットダウンしているわけですから。
同じ場面やシーンでも、先生やコーチや先輩の指導・アドバイスに対して受け取り側のスタンスが大きく異なると感じているので、今日は自分なりに整理してみました。
そのスタンスの繰り返しと時間の積み重ねの中で、人は成長速度に大きな差異が生まれていると強く感じます。皆さんも自分のスタンス、相手のスタンスについてチェックする指標にしてみていただければと思います。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
