教育目標浸透プロジェクトスタート!!~子どもたちに教え込むのではなく、自然に身につく環境を作る~
- 2026.06.22
- 園トータルサポートDESIGN&CREATIVECONSULTING

昨日のワールドカップ、日本VSチュニジア戦
日本代表の強さが際立った理想的な試合展開と勝利でしたね!!
逗子リトルSCの4年生メンバーとその家族で、会議室を借りてみんなでパブリックビューイング風に観戦してみました。普段、自宅で家族で観戦する雰囲気とは違い、楽しく盛り上がりましたね。
その前日は仕事で長崎にいまして・・・1泊2日の長崎出張。
数年前からコンサルティング契約をしている長崎県の認定こども園へのご訪問。
コンサルティングサポートのプロセスの中で、昨年は、あらためて教育目標を整理整頓してリニューアルしたのですが、当然その教育目標はまだ先生たちにも子どもたちにも浸透レベルが低い状態・・・
そこで、今シーズン新しくチャレンジするのが、
『教育目標浸透プロジェクト』
きっかけは、園長先生からの相談で、新しい教育目標(9項目)をまず認知してもらうために、『見える化』する必要があるので・・・
『各教室に掲示できるようなポスターを制作できませんか?』
そんな発信から、私のほうでちょっと気になったことは・・・
『教育目標を掲げることに価値はなく、それが子ども達の成長につながり、身についている状態になってこそ価値がある』
ということ。もちろんその最初のスタートとしての認知させる仕掛けは大切なのですが、どこの園にでもあるポスター掲示だけでは、上記の目的やポイントの実現には行きつかないだろうと。
よくあるシーンとしては、先生がそのフレーズを宣言して、それに続いて子どもたちがリピート発信するというスタイル。一見ポジティブなシーンには見えるけれども、そのフレーズを言えても、それを実行できるようになっていなければ本当の意味では成長はしていないわけで・・・
『挨拶ができる子になる』
それを大きな声で言えるけれども、実際に日常生活の中では、挨拶がちゃんとできない。そんな本末転倒な実態があったりする。
そんな思いも抱えながら、5年くらい前からビジネスパートナーとして仕事を手伝ってもらっているクリエイティブデザイナーの方にポスター制作の話をしたところ・・・
『それって、ポスター制作をしてもあまり意味ないのでは?』
『だって掲げているだけでは、子ども達に浸透しないし、それでできるようにはならない』
そんなリアクションをもらって、自分もはっと目が覚めた感じ。自分も業界のなんとなく当たり前の中で埋没していたことを反省。つまり・・・

教育目標を掲げて、あとは先生たちよろしく!!
まあ、極端な言い方かもしれませんが、そんな園も少なくないような気がします。そして、その結果として残念なことに実際には”絵にかいた餅”状態で、誰も見向きもしない存在になっている。
『教育目標が子ども達の日々の中で自然に認知されて、思い出されて、行動につながっていく。』
そんな環境づくりをしてく必要があるわけですが、それが属人的で職人的な要素に委ねられている。
そんな業界の歴史を感じるわけです。だから、現場では先生の力量によって子どもやクラスや学年の成長度合いに差がついている。それが実態。
もちろん、ロボットではないからその教育効果やスキルを通じた成長成果を一律にすることはできないと思いますが、属人的で職人的な部分を軽減していくことはこれからの教育現場にとって必要なことではないか。そういう思いをデザイナーと共有して・・・
『先生と子どもと保護者をつなぐコミュニケーションツールの必要性』
そんな1つの方向性が出されました。
子ども達に教育目標を浸透させて、子ども達の成長につなげていくための道具と仕組みを作ってあげること、『これなら私でもできるかもしれない』と思わせてあげること。
それも大切な園が行う教育環境整備ですよね。
そこにクリエイティブやデザインの力を多いに活用していく。これが弊社が大切にしている
『クロスの力(クロスパワー&エネルギー)』
園長先生1人ではできないこと、先生たちだけでも不十分なこと、そこに外部の専門家たちのスキルやアイデアという価値をつないでいく。これも、弊社CLPの大切な役割であり価値であると認識しています。
今回は、そのデザイナーさんにも現地同行していただいて、このプロジェクトのキックオフミーティングとキックオフ研修会をさせていただきました。
現地を視察する中で、乳児棟と幼児棟をつなぐ素敵な渡り廊下の空間があるのですが・・・

この渡り廊下は、必ず毎日子どもたちが行き来する空間。
この渡り廊下を空間デザインの力を活用して特別空間化して教育目標が自然と目に入る仕掛けをしていく。私とデザイナーさんとの空間デザインのイメージとしては、プロジェクションマッピングのような画像を活用することもアイデアとしてでています。子どもたちは止まっているものよりも動きのあるもののほうが印象に残りますからね。
もちろん教育目標を文言だけで見せても、子ども達には興味がわかないと思うので、キャラクター化やコミュニケーションツールとしてのシール化なども検討されています。(第1ステージ)
シールを活用した行動促進の仕組みなども具体的に進めていく予定。
そんなデザインの力とアイデアの力をうまく活用して・・・
『子どもたちに教え込むのではなく、自然に身につく環境を作る』
そんな未来コンセプトを現場の先生たちとシェアするための研修をさせていただきました。
『教育目標浸透プロジェクト』がこの園でスタートしようとしています。
第2ステージの構想としては、教育目標をナチュラルに子どもたちに浸透させていくための、オリジナル絵本の制作も検討していきます。更なる未来イメージとしては、その絵本が一般の本屋さんに並ぶことも夢見ています。当然、このプロジェクトを通じて、園のブランディングも同時進行で進めていくことも重要なので。
この活動の未来が子どもたちの楽しみと成長をつなぐ環境づくり、そして先生たちの属人的、職人的な環境デメリットを軽減したり、援助したりできるポジティブな影響につなげていくこと。そしてこちらの園の強固なブランド構築につながっていくこと。それを段階的に実現していくことが、コンサルティングを担っている弊社CLPの役割だと思ってお手伝いしていきます。
『常なる挑戦をし続けるチームづくり』
私が大切にしているコンサルティングコンセプトとも言えます。このご時世やはりそこに留まっていたら新しい価値を提供していけないわけですから、生き残れないわけで・・・
私にとっても、そのデザイナーさんにとっても新たな挑戦です。皆が新しい価値をつくるために力を合わせて挑戦していく。そこには共通の想いがあります。
『すべては子どもたちの未来のために』
このフレーズは、この園の運営理念。
すべてがそこにつながっているか?ずれてはいないか?
常に確認を怠らず、未来に向かうことが大事。そんなことを研修であらためてお伝えしました。
『教育目標浸透プロジェクト』の進捗状況もたまにこのブログでご報告できたらと思っています。
長崎での2日間、そしてサッカーチームのメンバーとワールドカップ観戦。心地よい、意義ある時間を過ごせたことに感謝。
お読みいただいた方の何かのヒントと未来のハッピーに少しでもつながれば幸いです。
