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体のスイッチでパフォーマンスを上げる!!~人間は奥深い~

20151014

ラグビー日本代表がワールドカップから凱旋帰国しましたね

目標のベスト8進出は達成できませんでしたが、ワールドカップの舞台で
3勝という結果は、誰もが称賛する素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
同じ日本人として誇らしく感じました

そんな中で特に注目を集めたのは『五郎丸歩選手』
キックの直前に見せる、この”拝みポーズ”が有名になりましたよね~

少し調べてみると、当時、このようなスタイルを取り入れてキックをしていた
イングランド代表の名選手であるジョニー・ウィルキンソン選手から
特別指導を受けたことをきっかけに、このポーズを取り入れるようになったそうですね。

日本代表のメンタルコーチとともに思考錯誤しながら、
このポーズの完成系に至ったそうです。

最近の個人的な学びからすぐにこれを見て、
 『体のスイッチ』という言葉が頭に・・・

五郎丸選手は、
『自分にマッチした体のスイッチを利用して脳のパフォーマンスを瞬間的に高める工夫』
をキックの前に取り入れることによって、その成功率をMAXまで高める努力をしている選手。

と捉えることができます。

キックまでの一連の動作を見ていると、集中力が高まっていくと同時に、
体の力が脱力して、一番良い状態で、キックのインパクトにつなげている
ように感じます。

集中力を高めながらの脱力(リラックス)状態に持っていくこと

あらゆるパフォーマンスを高める上で一番重要な要素なんだろうな~
と個人的には解釈しています

特にスポーツの世界では、このように、体のスイッチを上手に活かして、自分自身の
集中力やパフォーマンスを高める一連の動作を
 『ルーティン』と呼んでいますよね。

『ルーティン』という言葉で思い浮かぶ選手は・・・

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イチロー選手や羽生選手は、『ルーティン』を取り入れていることで有名です。
羽生選手などを見ていると、演技の直前になると、何か自分へ向けて言葉を
かけているようなシーンが見られます。これはまさしく『言葉のスイッチ』の活用でしょう。
『体&言葉のスイッチ』をうまく活用して、自分のパフォーマンスを上げている・・・

このように本当の一流選手は、自分のパフォーマンスを上げるための工夫を
あらゆる可能性から探りだして、実際に取り入れることで、結果をだしている選手
なんだと思います。

スキルや技術や知識だけでは超一流にはなれず、
そこに自分にマッチした心理的なアプローチを強化したり付加することで
高いレベルのパフォーマンスを維持できる仕組みを持っている選手こそ
本当の超一流
ということではないかなと思いますね~

そう思って、自分なりの何か『ルーティン』的なものがあるだろうか?と
考えてみたのですが・・・

ちょっと思い当たるのが、自分のクセなんだと思うのですが、
何かに夢中になったり集中したりしている時に、無意識に舌が出てしまうのです。
これは、何度も奥さんに指摘されていること。

”ベローン”とだらしなく出すわけではないのですが、”ぺろっ”という感じで

まあこういう機会だから少しリサーチしてみようと思ったら、
あの伝説のスーパースターも、そういえば舌を出すイメージがあるんですよね~
こんな感じで・・・

201510143

そう、マイケル・ジョーダン選手って、プレー中にけっこう舌を出している
シーンが多いのです

そして、少々リサーチをしてみるとこんな記事を発見・・・

舌を出すという行為は、筋肉や精神の”力み”を抜くもっとも効果的な方法であることが
近年になりわかってきました。緊張で身体が凝り固まってしまいそうな場面では、
舌を出してプレーすることで冷静にプレーにゴールを決められる。
ジョーダンは練習や経験を通じ、その感覚を得てきました。
つまりは、直感的に医学的根拠のある
「能力をフルに発揮するテクニック」を身につけていたのです。

これこそ、スーパースターである由縁なのかもしれません。
直感的に、自分にとって能力があがるコツをわかってしまう・・・

そして更にこんな記事を発見・・・

”舌研究”の第一人者、歯科医師の宗廣素徳【むねひろもとのり】氏は、
舌を出すことのメリットは決して運動だけにとどまらず、勉強や仕事にも
大いに効果を発揮すると述べています。

「舌を出し、身体のムダな力を抜いてニュートラルな状態にしてこそ、
精神と肉体の集中があり、ベストな状態を生み出す」と説明するとともに、
逆に歯を食いしばることは、自分の力を出し切れない状況を招くとも説明しています。
仕事において集中力を発揮したい場面などでは、舌を出して動かすことで、
緊張が適度にほぐれ、能力をフルに発揮しやすくなるのです。

ちなみに宗廣氏は、舌の正しい位置は「舌の先を前歯の付け根辺りにある
スポットと呼ばれる丸い膨らみに当て、舌全体を口蓋【こうがい】にぴったりと、
吸盤のように密着させた状態」であり、その位置に固定させることで
身体ストレスの減少、集中力の向上、快眠、健康増進、表情筋の若返りなどの
効果が期待できると述べています。
ほんの少しの舌への意識が、仕事の成果を大きく変えるのです。

なんと
自分のわけのわからないと思っていたクセは、実は直感的に自分のパフォーマンスを
高める工夫をしていたということなんでしょうか

何か集中しているときは、上記にある舌の正しい位置にほとんど近いカタチで
舌を配置している自分が存在します。

もちろん、無意識におそらく幼小の頃からそうなっていて、大人になった今でも
いつもクセでやってしまうことなのですが・・・それは自分のとってのルーティンだった??
おそらく、いや確実にそうなんだと思います
だとしたら、それを直感かつ無意識でやっていた自分に感謝できるような気がします

まあとにかく、上記の超一流選手がやっていることや自分がクセだと思っていたけれど
実はそれが、自分のパフォーマンスアップテクニック?だったというケースも含めて、
  人間って奥深いし、もっともっと探究することで、日々のあらゆるパフォーマンスを
高める可能性はまだまたたくさんあるように思いましたね

もっともっと勉強したくなりましたね~ 

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