AIの未来と人間との関係性 ~コントロール可能と不能~
海外ドラマにハマっている人も多いかと思いますが、
ようやく、以前から見ていた『パーソン・オブ・インタレスト』
の最終章を見ていて、もうすぐで完結へ・・・
実際には2年以上前に完結しているドラマのですが、
自分としてはここまで時間がかかってしまいました
それにしても、最近、アマゾンプライムなどあらゆるメディアコンテンツが
充実していて昔よりも簡単に映画を観たり、音楽を聞いたりできますよね~
そんな時代進化の中で、
よくとりあげられるのが「人口知能(AI)」
『パーソン・オブ・インタレスト』もAIがメインテーマのドラマ
もともとテロ行為を事前に認知するシステムとして開発されたAIが
実際には、日々の犯罪も事前に予知することができるというところから
そこに関わる人間たちが善悪の立場で振り回されていく内容といったら
よいでしょうか。
そのマシンを使って、未然に凶悪犯罪を防いでいくという善良なチームと
その後に異なるサマリタンというシステムが開発されて、そちらを所有する
チームとAI同士の敵対関係が発生・・・それをどう解決していくかという内容
まあ、概要はともかく、人間が開発したAIが自らの意志を持って進化して
行く過程で起きうる良い可能性と悪い可能性の両軸が指摘されている
と思いますね
そして、そのAIをどういう思考を持った人間たちが取り扱うかで、
その力の活かし方が、社会にとってプラスにもマイナスにもなりうるという
ことがよくわかります
街中にあるモニターが、常に人々を監視していて、分析している世の中
このドラマのようなレベリングではないでしょうが、近い将来そんな世の中
になっていくのでしょうか
個人情報保護なんてあったもんじゃないですよね~
そして、一番感じたことは、「人間の強さと弱さ」
今でもそうだと思いますが、
自分の直感を信じるのか?
それともAIが何万通りのパターンから分析した結果を信じるのか?
それが同じ方向や判断だったらよいのですが、その見解が分かれたときは
どうするのか?
これは、今後あらゆる仕事の場面で現実化していくのかもしれませんね
このブログで何回かご紹介している、海洋冒険家の白石康次郎さんは、
世界一周を単独でやっているヨットの中で、これから進むエリアの天気を正確
に判断することがレースの勝敗を左右するし、もっとシビアなのはそれが生死
を分ける判断になるかもしれないという状況のとき・・・・
自分が平常心で機嫌が良好なときは、コンピューターによるデータ分析
の判断よりも、自分の直感を信じて航路などの判断をするそうです。
しかし、平常心が維持できていないな~と自分が少しでも感じたときには、
データを信じて判断をするそうです
それは、私たちが日常でする判断のレベルとは比べものにならない
自分の命がかかっている判断なわけです。
おそらく、上記が1つの答えかなと自分の中では整理しています。
ということは、なるべく自分にとってベストの状態を把握してそれを
維持できる時間を増やすことが大切だと思いますね
今は、ドラマの世界ではありますが、AIを信頼してうまく付き合って、自分の生活を
より良くしていったり、困っているときに解決してくれたり・・・
そんなAIとの関係性も将来的にはスタンダートな感じに
なっていくのかもしれませんね
そうであったとしても、人間としての強さや能力は維持していかないと
ドラマで言う悪い可能性の未来が待っているのかもしれません
気を付けていきたいものです
少なくとも、コントロールしている側として、
人間が存在していないといけませんよね
とりあえず、映画や本を読んだりしてインプットしたときは
そこに込められている何らかのメッセージや意味を自分なりに考えてみることに
しているので、ここで少し整理してみました
今日は、これから幼稚園の先生たち対象の研修講師の仕事に行ってきます。